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錬金堂繁盛記  作者: 三津屋ケン
150/652

150 傷薬☆3

遅れました。

「ハイハイ、マスター。寄り道はココまでです。

 ロマンは置いといて『傷薬☆3』の続きですよ?」


 おっと、『毒手』に夢中になってしまってたな。

 本題に戻さねば。


「イズミ、☆2の素材ってどれくらいある?

『薬草』と『毒キノコ』だと」

「それぞれ100以上はありますよ。

 ちなみに☆3は10個くらいです」


 おおう、そんなに。☆3まであるんだな。


「☆2が10%、☆3が1%程度の割合でドロップするみたいですね。☆4はまだ未確認です」


 確率がさらに低いのか、別の取得条件があるかだな。

 まぁ、後だ。


「じゃあ、『薬草☆2』を5、『毒キノコ☆2』を1出してくれ。早速やってみよう」


挿絵(By みてみん)


 ザクザクザクザク。

 ゴーリゴリゴリゴリ。


 イズミがみじん切りにした素材を、俺が薬研ですり潰す。


 朝からずっと続けてる工程だ。

 それも先生のチェックを貰いながらだ。

 かなり洗練されてきた。


 それにコンビで調合してると妙に調子がいいのだ。

 不思議と。


『傷薬☆3』


 完成した。大成功だ。やったぜ!

 

「『調合』がLVアップしました。

 『器具操作』がLVアップしました。

 『連携』が取得可能になりました」


 一気にアナウンスが来たな。

 さすが☆3。熟練度もデカいのか。


 しかも新スキルが取得可能になってるぞ?


「『連携』? イズミはどうだ?」

「わたしも『料理』スキルのLVアップと同時に『連携』が取得可能になりました

 そっちもか。

 ふむ、取得してみるか。SPはあるしな。

『錬金術』取得に向けて貯めてたんだけどね。

 先は長そうだし、使ってもよかろう。


「取得した。イズミ、『鑑定』してくれ」


 消費SPは4だった。

 ステータスウィンドウを共有化する。


「わかりました。

 ……共同作業の結果や威力にボーナス。

とありますね」


 シンプルな説明だな。

 コンビ調合とかにボーナスがつくってコトか。

 常時発動のパッシブスキルぽいな。


 うん? 威力ってことは、戦闘にも関係あるのか?


「そうみたいですよ? わたしも取得しました」


 決断早い。

 まぁ、コレは取得しとくべきだろう。


「熟練度はデカイし新スキルまでゲットできた。

『傷薬☆3』美味しいな」

「そうですね。ガンガン作成しましょう」


挿絵(By みてみん)

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