表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金堂繁盛記  作者: 三津屋ケン
116/653

116 やり過ぎた

10/3更新3つめです。


短いです。

挿絵(By みてみん)


 やり過ぎた。


 広場での『義務』のクライマックス。

 ひと声叫んでイズミはダウンしてしまった。


 グッタリと動けないイズミ。


 あわてて抱えて帰宅してきた。

 今はカンオケ部屋のベッドに寝かせている。

 ふだんの『義務』でも近い感じにはなる。

 大丈夫、だと思うのだが。


「わおん?」


 うん、そうだなシロ。やり過ぎは良くない。

 イズミの反応があんまり可愛いので、ついハッチャケてしまったのだ。


 完全に俺が悪い。


 これからは野外の『義務』は控えるべきだろう。

 イズミが動けなくなる。

 時間も余裕をもつべきか。つい後回しにしてしまうし。


 ……しかし。今夜のイズミは可愛かったな。


 あんな声を聞かされ、あんな表情を見せられては、俺もブレーキをかける自信が無い。

 じっさい『吸血』も普段やらない勢いでやってしまった。


 イズミの新しい顔をひたすら発掘してたというか。

 俺の仕掛ける悪戯にひとつひとつ反応してカワイイ顔を見せてくれるのだ。

 こんなのは初めてだよ。


 ログアウトが遅れてしまったな。

 ログインも後ろ倒しにせざるを得まい。


 もうちょい、この寝顔を見ておきたいのだが。残念。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ