ざわざわぷっつん
なんというか、とにかく眠い。
いきなり眠気が襲ってきた。
ナルコレプシーでは……と思ったが、きっと昨日よく寝てなかったせいだろう。
明日から期末試験なのだが……。
まぁいいさ。何とかなる……状況ではないけど、何とかなるだろう。
そんなどうしようもないことを考えながら、俺はベッドにもぐりこんだ。
なぜかうつ伏せで寝たい気分だったので、うつ伏せに寝た。
俺はつかの間まどろみ、そして眠りに落ちた。
……なんだ?
金縛りに遭っているような気がした。
動けないのだ。
頭にはテレビの砂嵐の映像が流れている。そしてザーっというノイズが聞こえる。
視覚でものを見ているという感覚はない。
ノイズに混じって、声が聞こえた。
低い声で、何か囁いている。
いや、囁いているのかどうかはハッキリとはわからない。
数多の蟲が、地を這っているような、ざわざわとした音だ。
その音が、時折低い音になったり高い音になったりしている。
俺には何か囁いているように思えた。
何て言ってるんだ?
……おまえじゃねぇよ
何がだ?
……おまえがだよ
意味が分からないな。
……わかってるはずだ
知らない。
……ぎりぎりまで行っては引き返し、ぎりぎりまで行っては連れ戻されて、繰り返すうちにだんだんおまえは薄れて、もうおまえはおまえじゃない
やめろ。
……まな板に乗っては戻り、乗せられては逃げる。誰かがさばかれていても、ただ立ち尽くして見ているだけだ
黙れ。消え失せろ。
……もう、やめちまえよ。その服はもうお前のもじゃないし、そこはお前のいる場所じゃない
もとから俺は、そうだったのか?
……さぁな
でもな、生憎まだやるべきことと、やりたいことがある。
……
頭が……痛い。脳が圧縮されているような感じだ。
やめろ!
やめろ……やめろ……!
やめろ!
やめ―……
………………。
どうも、蒼山でございます。
最近深夜の散歩にハマっております。
昼間は騒々しい通りでも、夜中になると静かになって、また違った一面を見ることができて楽しいです。
誰もいない道ぽつんと一台たっている自販機の蛍光灯の明かりを見たりすると、なんとなく切ないような、そんな感じがします。それが蒼山は好きなのです!!
……はい。もうワケがわかりませんね。そしてこの短編も全く意味が分かりません。
まぁ蒼山が見た夢を脚色して文章におこしただけですからね。夢に脚色するからおかしくなるんでしょうね。
……やっぱ小説書くときにメタル聴くのはダメなんでしょうかねぇ。