第三八章 「敵対海域」(3)
ノドコール国内基準表示時刻1月14日 午前5時25分 ノドコール中南部 ロギノール湾口近海 ローリダ共和国海軍潜水艦「アルゲロス」
食堂であり、事務室であり、そして会議室である。
恐らくは潜水艦「アルゲロス」の中で最も広いが、狭い部屋――士官室の中で、先刻に書類庫より開封され、広くはない卓上に投げ出された命令書を、顔色を失った男たちが囲んでいる……その様は、会議と呼ぶにはあまりにも殺風景に過ぎた。
ただ一人――上座に在る艦長、グルバス-ス-バ-カナスのみは、皺に覆われた丸顔を憮然とさせ、命令書の文面を幾度も、それも隅から隅までを読み込むのを続けている様に見えた。命令書の文面が参集した士官たちに回覧され、その結果として生まれた驚愕と戦慄の生んだ沈黙に、彼らが堪えつつある中でも、艦長は表情一つ変えてはいない。うちの艦長は、常に不機嫌だ。いかなる時も憮然としている――それのみが、彼の部下たちが「アルゲロス」の老いた指揮官に抱く印象であった。逆に言えば、この艦長が不機嫌でいる限り、この艦はなんとかなるのではないか?
「……それで、命令通り攻撃……するんですよね?」
と、若い声が聞いた。雷撃長のダリス-モ-ラ-ツナン中尉。艦長への確認というより、それは艦の最年少士官として、この場に座る全ての年長者に対する確認であるように、皆には聞こえた。
「……攻撃した後、本艦はどうなる?」
と、一人が聞き返す。エヴィア-リ-ロス副長であった。
「生還の見込みは立たないかもしれませんけど……おれは、覚悟してますよ。栄えある共和国海軍の士官なので……」
俯きがちに、中尉は言った。士官学校卒業からすぐ潜水艦学校に送られた中尉は23歳で、あと一週間で24歳になる。士官としての自覚と戦意こそ旺盛だが、共和国海軍で呼称するところの「航洋型大型潜航艇」、それが有する攻撃手段一切を制御させるには、彼はあまりに経験が足りない。その様な人材を平然とこの艦に寄越して――否、押し付けて来る潜水艦戦隊司令部の神経の程を、艦の士官たちは内心では疑っている。そしてツナン中尉の様に「覚悟をしている」と言い切るには、他の士官たちは本国に余りに多くを残し過ぎている。
「攻撃するしかないだろう? 恐らく……本部は何か考えているんだ。本艦が攻撃を全うして、この海域から脱出させる手立てを」
「じゃあ無線で聞いてみるか? この命令書に書いてない生還の手立てとやらを」
「無線封止を破る気か? 命令書に違反している」
不安が士官たちの口に言葉を産み、そして論争の入口が開かれる。建設的な議論ではない。意見を戦わせている間、アルゲロスを取り巻く不安の一切から自由でいられる。それを少なからぬ士官たちが望んでいた。口論が白熱し、その環から外れたロス副長とツナン雷撃長の目線が、艦の上座に自ずと動く……彼らの老練な艦長は、二人の視線からもその他の口論からも、相も変わらず超然とし、憮然としていた。
『発 共和国海軍潜水艦戦隊司令部
宛 潜水艦「アルゲロス」
現地時刻0114 0650を期して、作戦開始位置からロギノール湾口を遊弋せるニホン軍艦艇及び輸送艦その他船舶に対する襲撃を実施すべし。
ニホンの民間船及び民間施設への被害は、これを考慮に値せず。
本攻撃を期して、偉大なる祖国 共和国ローリダはノドコール共和国独立戦争に介入し、暴戻なるニホンとの戦闘状態に入るものなり。
諸艦、反攻の先鋒をつとむべし。
諸艦、スロリアの雪辱を晴らすべし。
本作戦終了まで、無線の使用は厳にこれを禁ず。
忠勇無双なる海軍将兵に、キズラサの神の加護あらんことを』
命令書の文面から目を離さないまま、カナス艦長は言った。
「……他の潜水艦も、こいつを読んでいるのかな」
「……?」
上座の老人の声に、誰もが耳を疑った。見れば憮然の角が取れ、困惑が老艦長の顔に浮かんでいる。
「他の潜水艦どころか、今頃共和国海軍全艦艇はおろか全世界の共和国陸空軍にも同様の命令が回覧っている筈です」と、ロス副長が言った。「共和国の存亡が掛かっているのと同じです。艦長」
「うちの軍最高司令部と政府に、こんな大それたこと隠し通せると、貴公は思うか?」
「は……?」
「言い方を変えよう。あのニホン人が、こんなバカげた作戦計画、察知できない筈がないだろうが」
「馬鹿げて……ますか艦長?」
聞くロス副長が、困惑を隠せないでいる。「……ひょっとして艦長は、この命令書が偽物だと仰りたいのですか?」
「敵を攻撃せよ。その後は知らん……そんな命令書がこの世にあってたまるか」
「ですが正規の様式ですし潜水艦戦隊司令部の押印もあります」
「海軍本部の押印がない」
「……」
「わしは叩き上げゆえ細々とした形式なぞ判らんが、これほど重要な命令を、潜水艦戦隊の一存で出してよいのかな?」
「ですがこれまで本艦に出された命令文も、全て潜水艦戦隊司令部発です」
「平時の偵察と監視は、我々潜水艦戦隊の職掌のひとつである。そうではないか副長?」
「は?」発言の意図を掴みかねた副長に、カナスの眦が険しくなる。
「だが、海軍本部に断りなく戦争を始める権限が潜水艦戦隊にあるとは、わしは長い海軍生活で聞いたことがない」
再び沈黙が生まれ、士官室に満ちた。先刻の沈黙が伴ってきた不安が晴れ、次には疑念に取って代わった。偽物の命令書?――そんなものを出したところで、誰に得があるのか?
「攻撃……しないのですか?」
と、ツナン雷撃長が聞いた。事の真偽は兎も角、命令書の体裁を取っている以上、軍人はそれに従わなければならないのではないか?……と若い士官は暗に聞いていた。
「安心しろ雷撃長。わしは腹を括った。雷撃はするさ」
「……!」
若い雷撃長の顔が、緊張に引き締まる。それを揶揄う様に、艦長は微笑った。
「命令通り、魚雷は撃つ。わしが決めた目標にな。だが……その後は知らん」
カナスの眼が、艦内時計に向いた。作戦開始時刻たる0650まで、一時間を切っていた。未だ解散は命じない。時計から目を離さぬまま、艦長は艦内送受話器を取り上げる。
『――こちら水測』
「わしだ」
『――艦長どうぞ」
「カフィロ、近くにオヤシオはいるか?」
『――先刻、およそ五分前に一隻、本艦の直上を北へ通過して行きました。あと一隻がおそらく5リーク先を周回中。僚艦の監視をしているのではないかと……相変わらず静かです。曳航探知器も出しているようです』
「潜伏海域を察知された気配はないか?」
『――断言はできませんが……暴露ていないと思います。ただ……』
「ただ?」
『――時折妙な、蠅が飛ぶような音がします。潜水艦とは違うやつが複数海中を巡航……いや周辺の海域を徘徊している様です』
「そいつは潜航艇か?」
『――潜航艇というより、魚雷に似ています……にしては速度が遅いと思います。常時3ノークも出ていないのではないかと』
「噂に聞く航走式機雷かも」と、通話を聴いていたロス副長が言った。ニホン海軍は潜水艦の外、無人の小型潜航艇を敵潜水艦や機雷の探知に広く活用している――それはごく近年になって、ローリダ海軍士官の間で共有されつつある知識のひとつだ。対潜仕様のやつは、状況に応じて敵潜水艦を狙う自走機雷にもなり得る……ともロス副長もまた聞いている。
「ご苦労、引き続き監視を頼む」
『――了解、艦長』
送受話器を戻し、カナスは腰を上げた。会議を切り上げる――その合図でもあった。
「さて諸君、そろそろ時間だ。開封から心の準備は十分に与えられなかったが、共和国海軍軍人として腹を括り、この命令を実行するとしようか」
「ハッ!」
内心はともかく、部下は艦長に応じた。席を立ちつつ、カナスは思い当たる――そうだ、作戦開始……このような重大な作戦開始時刻まで、我々は命令の真偽を図るどころか、身辺の整理についても十分な時間を、開封を命令された時刻から与えられてはいない。このような開戦命令、言い換えれば生還の見込みが立たない危険な任務に臨むにあたり、皆で最後の食事をしたり、独りで遺書を書いたりする時間――言い換えれば心の準備をする時間が、我々に与えられて然るべきではないのか?
「短すぎるな」呟いた艦長の懸念を他所に、命令を与えられ、持ち場に戻る士官たちの中に、活気が生まれ始めている。そこに――
「追い立てるためか……任務に」
「は……?」
独り言ちた艦長を、最後に士官室を出かけたロス副長が思わず顧みた。
「命令書を疑わせないために、こんな開封時間を設定したのかもしれないぞ」
「……!」
副長の愁眉が啓く。ただし死地に在って希望を見出した表情では、それは無かった。
「では他の艦は、黙ってこの命令に従うでしょうか?」
「従わざるを得んだろうよ?」
「艦長……」
「こうして議論を尽くした我々も命令通り、魚雷を撃つのだからな」
そのとき、カナスの嗅覚が、ドアを開けた士官室に浸透を始めた刺激臭に触れた。「墓場」と呼ばれる海域の何処か――電動機を停めた状態で着底したアルゲロス。長期に亘る潜伏で濁り始めた艦内の空気を、呼吸に支障無い様に馴らすべく、酸素発生剤が散布され始めていた。潜水艦という環境もまた、そこを根城とする男たちから思考の幅を奪おうとしていた。アルゲロスとその士官たちは辛うじて踏み止まっている。翻って他の艦はどうか?
「なんてこった……」
これから足早に発令所に戻り、全乗員に決死隊の如き命令を伝える――おそらくそれは、カナスの海軍人生の中で、最も自己嫌悪に満ちた瞬間になる筈であった。
ノドコール国内基準表示時刻1月14日 午前6時50分 ノドコール中南部 ロギノール湾南方海 海上自衛隊潜水艦 SS-599「せとしお」
ヘッドホン――その奥から広がる混濁した海の一隅に、何かが開き、そこに海流が吐き出される音が聞こえた。
「……!」
メインタンクブロー!――それが浮上の音だと察した時には、ZQQ-6水測システムを掌る管制端末の一隅、音源と自艦との相対方向を探るべく水測士の目が向かう。把握する前に、とっくにマイクは掴んでいた。
「艦長、排水音! ガーフィッシュが一隻、浮上を図る模様。方位035。距離8000!」
「ガーフィッシュ!? 間違いないか!」
「データベースのサンプルと合致します。ほぼガーフィッシュです!」
水測長 瀬名 久麗亜一等海曹の報告に、SS-599「せとしお」艦長 二等海佐 石突 弘時の眼もまた管制端末に向かった。水測システムと連接した戦術情報表示端末。更新された戦況表示に、三時間前に失探した敵潜水艦を示す指標がひとつ、海域『墓場』へ向首したばかりの「せとしお」、艦首の向かう斜め前に復活している。
「推進器の始動を確認……ヴィクター! ロメオ-ヴィクターです!」
「『墓場』に隠れていたか」
石突艦長は呟いた。「せとしお」の臨む歪な海底――「墓場」に、失探した「ロメオ-ヴィクター」が逃げ込んだことは勿論想定していた。沈船の遺骸と複雑な海底地形、更には変温層――それらの織り成す死と闇の世界の何処かに、追手を回避し身を潜めるに足る場所があることを、この海の先達たるロメオの潜水艦乗りが知らない筈が無かったのだ。だが現状、こうして再び所在を暴露した後のヴィクターの行動、言い換えれば次の一手が、彼には読めないでいた――こいつがいつも外洋でやるように、海上自衛隊の艦艇を付け狙うだけなのか?
「魚雷発射管開閉音。ヴィクターではない。方位012。距離20000」
「なに?」
瀬名水測長の落ち着いた声故に、艦長は一瞬報告の内容を疑った。平時から有事への順応が遅い自身を、心から呪う。戦術情報表示端末で音源の正体を知るのと、報告がさらに続くのと同時であった。
「音源……ガーフィッシュ。こいつもガーフィッシュです。艦番号、識別できません」
「敵潜であることがわかればいい」
推進音に耳を研ぎ澄ます水測長を宥める様に言い、石突艦長はマイクを取り上げた。「総員戦闘配置! 魚雷戦用意! 魚雷戦用意!」昼間を意味する白灯に転じた発令所と言わず、艦内に警報音が響いて伝播る。金槌を鼓膜に叩き付けるかのような警報――それらに促されたかのように、この海に潜伏が把握されているローリダ海軍の潜水艦が三隻、0650を期して一斉に再始動を始めた様に思える。吉兆では全くないことは、教育隊に入隊したての二等海士にも理解る。凶兆には当然備えが必要であった。
「発射管、魚雷戦用意よし」同じく発令所に詰める、赤川副長が報告した。彼女が睨む管制端末、表示された艦内配置図が「配置完了」の符号に埋められていく。ドミノが倒れる様な円滑さであった。
「瀬名、あのガーフィッシュの近辺に友軍はいるか?」
「お待ちください……一隻、「つくば」が追尾中です」
ヘッドホンを抑えつつキューを回し、瀬名水測長が答えた。海中から敵地に巡航誘導弾を叩き込み、ノドコール戦の火蓋を切った新鋭潜水艦「みかさ」級の一角。だがその動きは、敵の急変を前に緩慢で、あるいは浮付いているかのように石突艦長に思えた。
「射程圏内か?」
「いえ……離れてます。『つくば』増速開始……距離詰まる。いや、左回頭した。他のガーフィッシュを追尾しています」
「……!」思わず舌打ち――「電動機全速。そいつに近付け。ヴィクターの監視も継続」
「電動機全速!」赤川副長が復唱した。彼女が仕切る電子海図上で、海上の護衛艦もまた動き始めていた。しかし安心はできない。海自の潜水艦乗りからしても、水上艦の動きは常にまだるっこしく見えるのだ。
「了解! 監視を継続します」瀬名水測長が応じ、隣席の水測士に目配せした。若い海曹の顔が頷きつつ、緊張に青ざめている。「おやしお」型をして、水上水中を問わず目標の多数同時追尾と攻撃を可能にするZQQ-6水測システムは、その高性能を生かすために複数の水測士が必要になる。イージス護衛艦のフェイズドアレイレーダーに似ている。それでも、僚艦間の目標情報共有にはなお、水中ゆえに課題を抱えている。あるいは、「せとしお」がこの海域では新参であるが故に、情報共有に時差が生じているのかもしれない。
「ガーフィッシュ増速します! 10……14……15ノット! 推進音照合!……『ガ107』! デアメンドです!」
「本艦、デアメンド有効射程到達まであと5分」赤川副長だ。「艦長これは!……」
「襲撃運動だ!」石突艦長は言い切った。躊躇が許されないということもまた悟った――これは奇縁というべきだ。この戦闘海域ででまた、あの艦と巡り合うとは……しかし、誰を雷撃う積りだ?――思考しつつもマイクを握り、命令した。
「第一目標ガ107。弾種有線。高雷速。1番から2番発射管。装填次第データ入力」
『――全弾ですか? 艦長』
「構わん。全弾でいく!」
水雷長の誰何に断言で応じつつも、決断は次の段階に移行っている。
「第二目標ヴィクター。弾種誘導。中雷速3番。続けて装填とデータ入力」
雷撃つ――覚悟が決まる間、ヘッドホンに発射管からの報告が入るのを聞く。『――1番2番。装填よし。3番装填入ります』
「艦長!」瀬名水測長の声が上がった。「水測どうした?」
「ヴィクター、発射管に注水音! おそらく艦尾!」
「デアメンドは?」聞き返し、同時にまた思考が廻った――艦尾発射管? ヴィクターは何を指向っている?
「ガ107注水音! 複数と思われる」
「複数じゃわからん! 副長、デアメンドは何を狙ってる?」
「艦長、再度位置出します」
「……!?」
副長席からの操作で、管制表示端末の一枚が切り替わる。恐らくは最大速力で海中を奔るデアメンドの艦首の先、ロギノール港外で整然と仮泊する徴用船団が目に入った。敵ではないことに託けて、浸透を許していた。艦長の精悍なマスクから、血色が退いていく――そこに瀬名水測長の声が響く。
「ガ107魚雷発射!……3本! 貨物船団に向かいます! 雷速30!」
「艦長、本艦、デアメンド有効射程に入りました」
『――3番装填よし!』
「1番2番! 撃て!」
迷いはない。否、迷う余裕もない。
『――発射!』水雷長からの報告を、石突艦長は聞いた――凝視する戦況図の中、撃たれた18式魚雷が即座に戦況図の中で丸い指標と化し、指標はすぐに時速100キロを超えた。
「魚雷、正常に航走中。ワイヤー誘導異状なし」瀬名水測長が報告する。戦場と化した海中、猟犬がデアメンドの方向へ歪に旋回って追い縋る。その「せとしお」の攻撃を見計らったかのように――
「ヴィクター! 魚雷発射!……二本!」
「何処を狙ってる!?」呼応しての攻撃か?――焦燥が募る。
「それが……!」報告しようとして、言い淀むのを石突艦長は聞いた。
「後方!……いや下方! 本艦を指向していません!」
「別目標? 何処!?」赤川副長が絶句するのと同時に戦況図を一瞥し、そして石突艦長は表情を凍らせた。
「あいつまさか……!」
「海底!?……いや『墓場』!?」
「3番撃て!」
間髪入れず、石突艦長は怒鳴った。躊躇はできない。ヴィクターの意図が成功する前に、命中ってくれれば――
『――4番発射!』
「魚雷、ガ107探知距離まであと一分! カウントダウン入ります!」
ワイヤーで凡その目標位置まで誘導し、十分に接近した段階で弾頭部の音響画像センサーを起動させる。そのとき管制端末には、ガーフィッシュの艦影が明晰な輪郭を伴って暴露る。ソーナーがその輪郭に向かい魚雷の針路を修正する。目標は回避られない。必中を期した態勢であった。
しかし発令所に詰める全員にとって、最大の懸念はもはやヴィクター一隻の動向に移っていた。3番魚雷が命中するよりも早く、ヴィクターの陰惨な意図が成功してしまったならば――
「哨戒艦急行します! 囮投下!」水測士が報告した。
「馬鹿野郎!」石突艦長が思わず怒鳴り、全員の視線が集中する。その顔が、蒼白に染まっていた。怒りの発露――「無誘導魚雷に何を無駄な!」
「3番、ヴィクター命中まであと二分!」
そこに、瀬名水測長の冷たい報告が追い縋った。
「艦長、ヴィクターの魚雷、『墓場』に到達します!」




