表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

始まり

   

     「キーンコーンカーンコン」


チャイムが鳴ってすぐに私は帰る準備をしていた。

今日はなんだか早く帰りたい気分だったから。


「海女音(あまね)じゃあ、あたしもう帰るから。部活あんまり無茶しないでね。」

「そんな心配しなくっても大丈夫なんだから。あたしが彩音(あやね)のお姉ちゃんなんだから。なんか反対みたいじゃん」

クスクス笑いながら海女音はそう言った。

その笑顔を見て私は安心して教室をでた。

今日は占いでいいことがあるって期待していたわたし達は朝からわくわくしながら子供みたいにずっと待っていた。

けれどわたしには何にも起きなかった。海女音はすごく楽しそうだった。双子なのに・・そりゃ双子だからといって起きる出来事が同じなわけがない。そんなの当たり前だ。

「インチキ」

そう小さく言った。

「彩音!待ってよ。」

後ろから幼馴染の竜馬(りゅうま)が走って近づいてきた。

「何よ。そんな慌てて。」

「隆瑛(りゅうえい)から伝言預かってんの。B駅で待ってろだって。」

「え~!なにそれ~。ってかなんで一々竜馬が直接言ってくんの。隆瑛メールすりゃいいのに。」

「本当だよ。直接言えだと。ほんと勝手な奴だよ。」

「なんか、隆瑛たちも双子なのに性格ぜんぜんちがうよねぇ。なんかわたし達みたい。」

「ハハハ・・そんなことないよ海女音と彩音はすっごく似てるよ。じゃ、俺そろそろ部活だから気をつけて帰りなよ。」

「わかった。えっと海女音と一緒に帰ってあげてね。部活ガンバ。」

「おう。んじゃ!お前もな。」

そう言って竜馬はもう一度教室に行った。

「お前もなってなによ・・・。」

そうわたしは思いながらB駅に向かった。









これからの急な展開をお楽しみに!

次回も見てくれたらうれしいです!

感想やアドバイスもお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ