第一章 第2話修行なんだけど妖力の扱い方難しすぎる!
そうして夕ご飯を作りに台所に移動したんだけど、
(なんか台所の窓の外になにかいる、まあ、夜ご飯作らなきゃだから無視するけど、)
「おじいちゃん〜!今日の夜ご飯の材料少し足りないのと明日の分とかもないから買いに行ってきてくれない〜?」
数秒後
「わかったぞ〜」
「...よし、玉藻前さんちょっといい?」
「なんだい?」
「なんか窓の外にでかいナニかがいる気がするんだけど、」
そういいながらレーナは台所にある窓の外を指さした
「あ〜、うーんと、まあ、気にしなくていいよ、害はないと思うし、多分、」
「多分って付け足したよね!?ねぇ、普通に怖いんだけど、」
「いや大丈夫大丈夫、あいつはレーナに危害を加えるようなやつじゃないから!多分!」
「その他分って付け足すのをやめたら信憑性増すと思うよ!?」
「私にもあいつの考えてることわかんないからさ〜、まあ、多分、見守ってるだけだと思うよ?」
「....不審者ってことですか?、退治しに行こうかな、」
「...退治できるならしてもいいんじゃない?少なくとも私なら挑まないけどね」
「玉藻前さんでも勝てないんですか?」
「う〜ん、勝てないというよりかは後々面倒くさそうだから挑まないって感じかなぁ」
(それに相手も私も本気で顕現した場合勝負の分は私のほうが悪いからね、それに辺り一帯更地になるだろうし、レーナに怒られそう)
「そうなんですね、じゃあ私が挑んでも負けますかね、」
「いや、今の状態のあいつなら勝てる可能性はあるよ」
(一部しか顕現してないから妖力も〇〇もそんなに使えないだろうし)
「....私なんとなく見当ついたかもしれません、」
「....へぇ、誰だと思う?」
「私に最初から憑いていたナニカ何じゃないかなって」
「大体合ってるね、まあ、挑むなら挑んでみるといいよ負けても勝ってもあいつは特に何もしないだろうし、っと、そろそろおじいちゃんが帰って来るみたいだから私はレーナの部屋で待ってるよ」
「うん、わかった、教えてくれてありがとうね」
「お〜い、帰ってきたぞ〜、って、また一人で話しておったのか?」
「うーん、」
(おじいちゃんに玉藻前さんの存在をちゃんと説明しようかな、ずっと心配させちゃうのもあれだし、)
「おじいちゃん、夜ご飯の時に話があります」
「?わかった」
「それじゃあスープを作るからおじいちゃんは待ってていいよ」
「わかった、儂、新聞読んで待っとるからできたら呼んでくれ」
「は〜い」
(今日のスープは野菜メインで作ろうかな、)
1時間後
「おじいちゃん〜そろそろ完成するよ〜」
「わかった〜」
そうして夜ご飯にて
「おじいちゃん、私最近玉藻前っていう人が憑いてるの、」
「憑いている、つまりはその玉藻前とやらがレーナに力を貸してくれているのか?」
「いや、それとは別に私に憑いているのがいるらしくて、」
「その別に憑いているのがレーナに力を貸してくれているのか?」
「うん、そうらしいんだけど、私はまだ会ったことがなくて、だから近々会おうと思ってるの」
「そうか、くれぐれも関係を悪化させないように頑張るんじゃぞ」
「はい、だから一人で話しているときは玉藻前さんと話してると思ってる方が良いかも」
「わかった、まあ、儂は孫がなにもないところで一人で会話してるわけじゃなくて安心したわい、」
「ごめんね、心配かけちゃって、」
「いいんじゃ、いいんじゃ、儂は少しお節介なところもあるからのぉ、気をつけないといかんなぁ、」
そうして夜ご飯も食べ終わって片付けもして玉藻前さんとも話して一日を終えたのだが、
翌日
(なんか妖力の量が増えてる、)
「量だけじゃなくて質も上がってるみたいだね、今の私と同等ぐらいはあるんじゃないかな」
「玉藻前さんと一緒って、どれだけなんですか、」
「まあ、前と同じ弾幕を放ったら威力は10倍以上になってると思うけどね」
「10倍、想像しただけで道場が吹き飛ぶのが目に見えますね、」
「多分纏った時の身体強化も向上してると思うから力加減には気をつけるんだよ?」
「はい、それと玉藻前さん、一つお願いがあって、」
「なんだい?」
「私を組手で鍛えてほしいんです!」
「....手加減できるかわからないよ?」
「そっちのほうが遠慮なくできるので助かります!」
「.....はぁ、本気でやるつもりなんだね、わかったよ、いいよ、ただし多少の怪我は覚悟しておきなよ?」
「もちろんです!」
そうして組手が始まろうとしていた
「じゃあこの石が床に落ちたら組手開始です!」
「わかったよ」
レーナが石を投げた瞬間両者ともに構えを取り準備体制が完了した数秒後、石は床に接触した
「はっ!」
先に仕掛けたのはレーナ、一瞬で距離を詰め魔力と妖力の身体強化を乗せた蹴りが炸裂しようとしていたが、
「まだ身体強化に体が振り回されてるみたいだね、」
そう言いながら玉藻前は相手の強烈な蹴りを片手で流し、そのうえでレーナに対して純粋な妖力を乗せた掌底を放っていた
「そちらこそ、武術の心得は私よりもないかもしれませんね!」
そう言いながら掌底の先を見越していたかのように片手で防御態勢を取りながらもう片方の手で重心を移動させ再度蹴りを放とうとしていた
「私、足技の対処は慣れてるからそんなに警戒してないんだよね」
そう言い放ちながら掌底を寸止し風圧だけで相手の体勢を崩して距離を取った玉藻前は今回の組手初の攻撃に回ろうとしていた
「わっ!、風圧だけでこれって、直接当たったらどれだけの威力なのか少し気になりますね、」
そう言いながらもレーナは楽しそうな笑みを浮かべながら再度構えを取る
「当たってみるかい?」
「...遠慮しておきます吹き飛んじゃいそうなので、」
「遠慮しなくてもいいんだよっ!」
そう言いながら今度は玉藻前から距離を詰めて掌底を放っていたが
「タイミングバッチリ、」
それをほとんど同じ威力に調整した拳をぶつけて相殺したレーナは笑顔で
「カウンターって食らったことありますか?」
と言いながら殴っていない方の拳を放った
「食らったことはあるけど大した威力じゃない事が多かったね!」
それを紙一重でかわしながら余裕の笑みで避けていたが次の瞬間笑みは崩れる
「じゃあ初めての重い一撃を食らってください!」
そう言いながらレーナは先程放った拳を地面に付ける形に手の形を変えてその手を機転に体勢は足を上にしながら下ろすような形になりその蹴りには先程玉藻前から学んだ純粋な妖力の精密な操作と纏わせる技術を使った事により威力は倍増したことにより蹴りの速度は音速に達していた
「流石にこれはっ」
「綺麗な蹴りね、思わず見惚れちゃう」
そう言いながら妖力を纏わせた手で受け止めている玉藻前を目にしたレーナは
「なんで受け止められるのよ、」
と言葉をこぼしていたが
「妖力の最大出力をちょっとだけ上げただけだよ」
「ちょっとでそれだけの強化倍率なら私は確実に負けますね、」
そう言いながら両者ともに膠着状態
「そんなことないわよ?あなたがまともに攻撃を当てられたらの話だけどね」
「そうですかっ!」
そう言いながらもレーナは拳を放つその拳もまた音速に達していたが
「早いね、でも威力がない」
そう言いながら手で受け止められその手を掴まれてレーナは投げられる
「投げ技なんてできるんですねっ!」
投げられたあとにすぐに体勢を立て直しすぐに攻撃に転じるがやはり攻撃はあと一歩のところで届かない
「当たらないね?」
「もういいです、そっちがその気なら、」
そう言いながら挑発されたレーナは氣力単体の身体強化に切り替えたのだがその純度は初代の一歩手前まで迫っていた
「懐かしいねぇ、いいわよ、かかってきなさい?」
そう言いながら玉藻前は再度構えを取る
(氣力使いと戦うのは何百年ぶりか、初めてあいつを舐めてかかった時以来かしらね、)
「はぁっ!」
瞬間レーナは足に気力を集中させ、爆発的なエネルギーを生み一瞬で間合いを詰めた
(っ、速いっ、)
先ほどとは別物の速さについていけず、組み手初の一度目の攻撃が入る
「いい速さの攻撃ね、でもやっぱり、威力が足りない、」
「そう言うと思いましたよっ!」
そう言いながらレーナは一瞬で体全体に氣力を纏わせ純粋な身体強化のみでゴリ押していく
「良い攻撃ねっ!速いしさっきよりも一撃一撃が重たい!」
そう言いながらも両手を駆使してレーナの足と手を含めた攻撃を受け流し受け止めるのが玉藻前なのだがその玉藻前でも見逃すほどに微細な氣力の積み重ねでできた気力の玉を今レーナは放とうとしていた
(あと5回で完成する、)
「あと5回で何が完成するんだい?」
「心が読めるんでしたね、いいです、そっちがその気なら、使えるもの全部使ってやりますよ、」
そう言いながらレーナは妖力・魔力・氣力のすべてを解放し身体強化や弾幕に力を回した
「いいねぇ、それでこそあいつの子孫ってものよ、」
刹那レーナは文字通り一瞬で玉藻前に一撃を入れた
「がっ、っと、さっきとは本当に別物ってわけね、なら、」
玉藻前は今回の組手初、レーナから距離を取り妖力の弾幕で攻撃を仕掛けたがレーナのほうが魔力・氣力・妖力による弾幕による密度は高く
「流石に押し負けるかなぁ、」
そう言いながらも弾幕戦は続いていくが徐々に玉藻前が押し負けていく
「そろそろ、」
そう言いながらレーナは弾幕を出しながら妖力を圧縮し放つ準備をしていく
「っ、」
そうしてそれが放たれた瞬間玉藻前もその存在に気づき瞬時に妖力を圧縮し放つそして相殺した
「なんでそれが相殺できるの?」
弾幕勝負は続く
「まあ妖力の扱っている歴が違うからねぇ」
「文字通りですね、それと膠着してきたので組みてもやめましょうか、」
「そうだね〜、私も疲れてきたし、」
「一旦お風呂に入ってきますね、」
「私も入っていいかい?」
「もちろん!」
妖力の修行中
「ほらもっと体に染み込ませるように!」
そういいながら玉藻前による修行は続いていた、玉藻前による修行の内容は常に体に妖力を纏わせながら弾幕を作りその中で型の練習をするというものだ
「普通にやることが多くて難しい、」
「それでこそ修行になるでしょう?」
そう言いながら簡単そうにレーナの修行を隣でこなしていく玉藻前
「コツは一斉にやるんじゃなくて一瞬だけ順番を決めるとやりやすいよ」
「...こうかな、」
そう言いながら普通の人間では気づかないほど一瞬だけタイミングを変えて纏わせたあとに弾幕を生み出してそれをキープしながら型の練習をしたら
「できました!」
「いい感じで徐々に誤差をなくしていっていずれ同時にできる用意なるのが目標ね!」
「はい!」
そうして今日の修行も終わっていくのであった




