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俺のワガママボディがクラスの三大美少女を溜まり場に引き込んだ件について ~天使たちの溜まり場チャンネル配信開始!~  作者: 影木とふ「ベスつよ」②巻発売中!
2 天使たちの溜まり場チームの夏休み

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DAY 51 ついに海へ! 西崎華さんのお姉さん登場だった日





 夏休みも中盤を過ぎたあたり、俺たち『天使たちの溜まり場チーム』のメインイベントが始まった──



「カメラよし、モバイルバッテリーよし、ボスよし」


「ボッス!」


 家を出る前に忘れ物が無いか確認。


 今回は愛犬のボスも連れていくので、指さし点呼。




「美山くーん、お待たせしましたー。きゃあボスちゃーん!」


「今回はボスも一緒にすいません。助かります」


「ボッス!」


 早朝、西崎華さんが乗った、黒塗りのでかいワゴン車が俺のマンションの玄関に到着。


 料亭西崎の保養施設の予約が取れたので、今日からお泊り旅行。


 わざわざ西崎華さんの家で車を出してくれ、愛犬のボスちゃんもご一緒で大丈夫ですよ、と言ってくれた。


「ふふ、ボスちゃんも一人でお留守番は寂しいでしょうし、うちの施設はペットも大丈夫ですし、私としましてもこの海でのお泊りを利用してボスちゃんと仲良くなりたいですし……」


「ボッス!」


「うわっ、てめぇボス、なんでこっち来るんだよ」


 車の中には伊江里クロワさん、藤浪桃世さんもすでに乗っていて、二列目のシートにボスと乗ろうとしたら、愛犬が奥の三列目のシートに座っていた伊江里クロワさんに歓喜のダイブ。


「あああああ……どうして……どうしてこの中で一番不愛想なクロワに行くのボスちゃーん!」


 西崎華さんが、伊江里クロワさんに絡むボスを見て羨ましそうにしている。


「ボスって私も避けるんだよなー。もしかしてミャーマ、なんか余計なこと教え込んだー?」


 藤浪桃世さんが不審の目で俺を見てくるが、なんもしてませんって。


 つかこの愛犬、飼い主の俺より、なぜか伊江里クロワさんに懐いているんですよ……。


 運転手をしてくれている二十代前半と思われる女性に挨拶をし、保養所へ向けて車が動き出した。




「ふぅ~ん、君が噂の美山君かー。ウチの華、外面お嬢様だけど中身特殊性癖暴走系だから付き合うの大変でしょー、あっはははは!」


「あ、楓姉さん! 余計な事を言わないで下さいー!」


 街中を離れ、田園風景が広がる場所を走っていたら、運転手の女性がニヤニヤとバックミラー越しに俺を見てきた。


 助手席に座っている西崎華さんが慌てだしたが、楓姉さん……?


 肩ぐらいまでの髪で、染めているのか茶髪。大きなサングラスをかけているが、確かに西崎華さんにお顔立ちがそっくり。


「あ、いえ、華と一緒だと毎日がとても楽しいです。コスプレにも興味を持てましたし、知らなかった世界を教えてもらえた華には感謝しかないです」


「はぅっ……! 未来永劫私と一緒に楽しく過ごしたい……!」


「ぶっ……あっははははは! それって告白じゃーん! あんたらお似合いすぎ! そのままゴールインしちゃいな。あ、自己紹介が遅れたね。私は西崎楓、ちょーっと壊れ気味の妹、華の姉やってまーす。大学行ってるんだけど、夏休みは料亭の保養施設でアルバイトしてんのさー」


 やはり華のお姉さんでしたか。


 え、告白? 俺なんか変なこと言いましたかね……。


「楓さーん、彼氏いないんですかー! 絶対に十人ぐらいいそうー!」


「楓さん、運転ありがとうございます。休憩で道の駅とか、地元スーパーに寄ってくれると助かります」


「桃世ちゃんにクロワちゃん、久しぶりー。彼氏ー? いるわけないじゃーん、私もみんなみたく彼氏ほしー! 道の駅ねー、りょー。つか、これだけの特殊性癖持ちの美少女三人と同時に付き合う美山君ってマジすご! どんな体力と精神力してんの? あ、もしかして下半身がすごいとか? あっははは!」


 藤浪桃世さんと伊江里クロワさんは、楓さんとすでに知り合いだったのか。


「ね、姉さんいきなり飛ばし過ぎです! みんな未成年なんですってば!」


 楓さんの発言に、西崎華さんが大慌て。


「ええー、隠し事無しのお付き合いしてるんでしょー? だったらいいじゃーん。ウチの華が『もうお嬢様学校は嫌です! 高校では男作って遊びたいんですー!』とか言い出して共学受けたからどうなるかと思ったら、もう男引っかけてきたしー、早すぎー。しかも三人で囲ってるとかどういうことー? あっはははは!」


「ちょ……! 色々端折り過ぎですってば姉さん!」



 その、なんというか、お二人は仲が良いんだなぁ……。


 楓さんってすっごいおおらか系?


 あと俺、誰とも付き合ってないですし童貞です。




「道の駅、到着ー。食材とかはもう向こうで用意してあるけど、食べたい物あったら買っていこうか。お姉さんおごっちゃうー!」


 広大な駐車場がある道の駅に到着。


 トイレ休憩と、地元の食材の買い出し。


 楓さんも言っていたが、施設のほうでご飯は全部用意してくれているらしい。


 飲み物を追加で買い、女性陣がトイレへ。



「そうそう、動画見たよー。すっごいバズってんじゃん。毎日あの三人をまとめるの、大変でしょー」


 車でボスと待っていたら、最初に楓さんが戻ってきた。


 おお、楓さんも見てくれていたのか。


 つか、妹さんを天使コスプレさせてますけど、問題ないんですかね……。

 

 三人をまとめる……? いやまとめていないし、大変とは思わないかなぁ。


「動画視聴、ありがとうございます。大変というよりは、毎日楽しい、ですね。自分はあの三人に誘われてダイエット計画に参加するまでは、一人でいることが多かったので。三人と知り合えたことで自分の世界が広がった、という感じで、それがもうとにかく毎日楽しいんです。朝みんなで走ることも、一緒にご飯を作って食べることも、ただ一緒にいるだけで、とても楽しいんです。もちろんトラブルも起きますけど、このメンバーなら絶対に解決出来ますし、あとを引くこともない。俺にとっては最高のチームメンバーですし、尊敬している三人です」


「ぶっ……あっはははは! そっかー、大変じゃなくて、毎日楽しい、かー」


 俺の答えに、楓さんがニヤァと笑う。


「いやぁ、三人同時に付き合ってるとか聞いてさ、どんなとんでもチャラ男くんが来るのかと思っていたのさー。そしたら全然違った。つか華がそんな男選ぶわけないし、会ってみて納得。ああ、これぞ華が選んだ男だ、って分かった。まぁまだ十代だし、このままの四人の『楽しい』関係性で行ってもいいと思うよ。でもいつか決断の時がくる。その時、あなたは誰を選ぶのかな。……なーんて、私も二十の小娘だし、説教とかだっさいわー。個人的には妹の華を推しとくー。華を落としたいんならなんでも言って、すっごい協力するよー。好きな下着の色とか……おっと戻ってきたー、じゃ、あとは海まで安全運転でノンストップー!」


 伊江里クロワさんに藤浪桃世さん、西崎華さんが車に戻ってくるのが見え、楓さんがドライバーモードに。


 三人同時に付き合っているとか、どこからそんな話になっているんですか。


 俺たちは四人で、『天使たちの溜まり場チャンネル』チームを組んでいるだけですって。


 

 ……今は『楽しい』の関係性でいい、でもいつか決断の時はくる……か。


 俺には……まだ想像がつかないなぁ……。































++++++++++++++



【以下定型文】



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         影木とふ




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