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俺のワガママボディがクラスの三大美少女を溜まり場に引き込んだ件について ~天使たちの溜まり場チャンネル配信開始!~  作者: 影木とふ「ベスつよ」②巻発売中!
2 天使たちの溜まり場チームの夏休み

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DAY 48 夏の夜の花火で三人を抱いた日





『これより花火が打ち上がります。皆さま川方向をご覧ください』


  

 射的の景品でゲットした巨大な犬のぬいぐるみを女性三人が交代で抱いていたら、お祭り会場にアナウンスが入った。


 どうやら花火大会が始まる模様。


 周囲の人から歓声が上がり、携帯端末を構え始める。


 今日は天気も良いし、みんなそれ目的で来たんだろうなぁ。



「き、来ました……! 友人と一緒にお祭り会場で見る花火……! これぞ青春、これぞ花火デート……!」


 水色の浴衣を着た西崎華さんが大興奮。


「浴衣着てー、お祭り会場で花火見るの初めてかもー! そっかー、これが花火デートなのかー」


 黄色い浴衣の藤浪桃世さんも携帯端末を構え、川方向を見る。


「……おい、向こう行こう。あっちの誰もいない暗がりで花火見ようぜ」


 赤い浴衣を着た伊江里クロワさんが、慌ててキョロキョロと周囲をサーチ。


 公園の端っこにあるちょっとした林を指し、俺を引っ張って行こうとする。


「え、ちょ、クロワ、ここでも花火は見えるんじゃ……」


 あ、そうか、ここだと混雑してるし、落ち着いて見れないってことか。



 ドーン! ドドーン!



 花火が打ち上がり始めた。


 耳に響く大きな音、そしてお腹に響く震動、これぞ現地で見る花火の醍醐味。


 俺と伊江里クロワさんは混雑した場所から公園のちょっとした林方向へ移動し、静かな場所から花火を見ることに。


「あれ、二人はいいの?」


「……別にいいだろ。私は人ごみとかうるせぇとこ苦手なんだよ」


 西崎華さんと藤浪桃世さんに声をかけずに移動したので、俺と伊江里クロワさんの二人きり。


 周囲にあまり人はおらず、静かに花火を楽しめそう。


「…………」


 まぁ少し花火を楽しんだら、二人のところに戻ろう。


「…………おい、あれ」


 隣にいる伊江里クロワさんがあまり花火を見ずに、周囲をチラチラと気にしている。


「え? ……ってうわっ、抱き合っている人が結構いる……」


 伊江里クロワさんが近くの木を指したので見ると、若い男女が抱き合っている。


 よくよく見ると周囲の木の影に結構人がいて、男女が熱い抱擁だの……ちょ、それ以上のカップルもいるぞ……!


「い、移動しようクロワ、みなさんのお邪魔になるし……」


「あぁ? なんでだよ。……私たちも混ざれば……問題ないだろ」


 場所を変えようとしたが、伊江里クロワさんに睨まれ、がっつり腕をつかまれる。


 混ざる……? 


「…………早くしろ」


 伊江里クロワさんが、じーっと俺を見てくる。


「は、早く……何を……?」


「あれだよ、あれ。焦らすな早くしろ」


 意味が分からずワタワタしていたら、伊江里クロワさんが近くにいるガッツリと抱き合っている男女を指す。


「早くしろミャーマー、次が控えているんだからさー」


「そうです、順番待ちをしている人もいるんですよ! 早く私も夏の甘い思い出が欲しい……!」


 急に背後から聞き覚えのある声が聞こえ、驚き振り返ると藤浪桃世さんと西崎華さんが仁王立ちで並んでいた。


「……チッ! 気付くの速ぇんだよ……! つかお前が遅すぎだっつーの、さっさと抱け!」


 伊江里クロワさんが大きく舌打ちをし、俺にがっつりと抱きついてくる。


 え、ちょ……!


 ほぁああ……色々当たる……!


「てめぇ、マグロかよ。手を背中に回して抱き寄せるとかしろよ」


「え、は、はいっ……!」


 急に抱きつかれて驚いていたら、伊江里クロワさんが顔をぐいっと上げて睨んでくる。


 でもそれをやったら、今以上に色々と柔らかいものが当たるので大変マズイ状況になると思うのですが……ってクロワが激オコの顔……これはやるしかない……!


「し、失礼します……!」


「…………ん、そうだ、それでいい。やっと抱きやがったか、ったくよぉ、どんだけ待たせんだよ」


 伊江里クロワさんの背中に手を回し、さっき近くで見た抱き合うカップルと同じ格好になる。


 うう、初めて女性を抱いたけど、マジで色々当たって平常心を保つのが大変。


 よく分からないが、俺、今……伊江里クロワさんを抱いている……! 


 ありがとう、ありがとう日本の夏……!


「はい次私ー! クロワ長いー、一番手譲ってあげたんだから次の人に配慮しろよなー」


「ぁぁ? お前らもう帰れよ。邪魔すんな」


「クロワ? 勝手な単独行動を許したのですから……ふふふふふ……」


「…………チッ……分かったよ」


 女性三人が揉めだし、西崎華さんが怖い笑顔を見せだしたところで、伊江里クロワさんが俺からゆっくりと離れる。


「よっしゃー! ミャーマゲットー! 男の胸板キタキタキター! 抱かれ2号ー!」


 次の瞬間、藤浪桃世さんがダッシュで俺に抱きついてきて、俺の胸にぐいぐいと顔を擦ってくる。


 うう、連続で女性を抱くとか、俺って今人生の最高潮なのでは……


「はぁ……ついに来ました……夜の賑わうお祭り会場……花火が上がっているのに彼は私を見つめ、『花火なんかより、君に目を奪われてしまったんだ。責任、取ってくれるよね……』そう言い、強引に私を抱き寄せ浴衣の中に手を……!」


 最後は西崎華さん。


 恍惚の表情で長台詞を言い、獲物を見つけた顔でガツーンと俺に抱きついてくる。


 そして手を俺の浴衣の中に突っ込んできて、色々とまさぐり始め……って、ちょ、くすぐった……!


 セリフだと、男性が女性の浴衣の中に手を入れるとか言ってなかった……?


 しかし……やはり西崎華さんは身体が大変グラマラスなので、マジですんごい色々当たるぅ……!




「……チッ、結局3人同時かよ。いいか美山進太、今度は絶対に2人だけの時に抱けよな。でも今日はちょっとだけいい感じだったからスタンプな」


「ミャーマの鍛え上げられた筋肉に包まれるのマジ最高だったー! これはクセになるー、また抱いてもらおう、うん、はいスタンプー!」


「はぁ……夢が一つ叶いました……夏のお祭りの最中に彼に抱かれる……なんという甘い夏の思い出……! ああ、動画で撮っておくべきでした……そうすれば何度もリピート再生が出来ましたのに……! あ、もちろんスタンプありますよ!」


 女性3人がやっと冷静になってくれた。




 夏の思い出……うん、まさか俺がクラスの三大美少女である伊江里クロワさん、藤浪桃世さん、西崎華さんを同時に抱ける日が来るとは思わなかった……。


 マジで一生覚えているだろうな、今日という人生で最高の日を……。


 3人を抱いた感触が身体から離れん、いやこの記憶は一生離さんぞ……!



 女性陣が全員スタンプを押してくれ、それぞれ10個押してくれた。


 急に10個……1個ずつとかいうルールではないのか。


 そして初めて伊江里クロワさんからスタンプを押してもらえたぞ!


 一体どういうタイミングなのか、不明!

































++++++++++++++



【以下定型文】



作品を読んで興味を持ってくれた読者様! よろしければ下にある


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         影木とふ




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