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俺のワガママボディがクラスの三大美少女を溜まり場に引き込んだ件について ~天使たちの溜まり場チャンネル配信開始!~  作者: 影木とふ「ベスつよ」②巻発売中!
2 天使たちの溜まり場チームの夏休み

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DAY 41 動画第4弾お魚昇天でモザイク動画だった日





「キタゾキタゾ! 我の大好物『寒天ゼリー』企画、満を持してここに参戦! お前等みんな混ぜて固めてやるー! フハハハ!」



 買い物を終え、マンションに帰宅。


 大型商業施設で食料品も色々買って来たので、まずは藤浪桃世さん熱望の動画企画、『映える夏の寒天ゼリー』企画。


 オープニングから天使の衣装を着た2号さんこと、藤浪桃世さんが大興奮状態。



「今回は『寒天ゼリーの夏のアレンジ』ですね。2号がぜひやりたいと、すごい圧をかけてきていた企画です。とても簡単なので、みなさんも作って見てくださいね。ふふ」


「材料はこれだな。スーパーで買った粉末寒天とお好みの映えるアイテム、今回は魚の形をしたグミ、これを投下する」


 3号さん、西崎華さんが2号さんの肩を押さえつつ説明。


 1号さん、伊江里クロワさんが手書きのホワイトボード片手に材料の説明。


 ホワイトボードとか寒天ゼリー用の型は百円ショップで買って来た。


 動画撮影は久しぶりだけど、相変わらずこの3人の天使ナースコスプレは映えるな。


 完成イメージも手書きで描いてあるが、寒天ゼリーの中を自由に泳ぐ魚のグミ、みたいなのを予定しているが……多分そうはならないだろうなぁ……。



「まずは鍋に水を適量入れ、粉末寒天を加え火を点けて数分かき混ぜます。良い感じになりましたら火を止めて、専用の容器に流し込むだけ。簡単です、ふふ」


「それだけ……? 今回は微塵切りは無いのか? 微塵にしたくてしたくて、腕が暴走して押さえられないんだが」


「ねぇよ。使うグミの選別でもしとけ」


 2号さん、藤浪さんが右腕をブルブルと震わせ始めたが、今回は包丁すら使いませんので、微塵はまたの機会にお願いします。


「ええー……魚のグミなんてどれも同じ顔じゃないかー……ってあれ、結構個性があるー! こいつ! こいつのアホ顔最高! こいつはリーダーで真ん中に配置決定だ!」


 3号さんに言われ、2号さんが渋々魚の形のグミの選別作業に入る。


 最初つまらなそうな顔をしていた2号さんだが、魚の顔に微妙な違いがあることに気付いたらしく、群れのリーダーとそのライバルチーム、みたいな選別をし始めた。


 ……遠目からは魚グミの顔に違いは見えないが……藤浪桃世さんの感性は独特だからなぁ……。


「お魚さんの選別、終わりました? 寒天を型に入れたので、あとはお魚さんグミを沈めて冷やして固まったら完成ですね。ふふ、楽しみです」




 数時間後、寒天ゼリーが完成。


 さて、冷蔵庫から取り出すシーンから動画撮影開始、と。



「出来ましたねー、ふふ、美味しそう……あれ? これは……」


「……空に向かってやる気のない魚たちが群れている……」


「あれ? あれれーおかしい! さっき我が頑張ってこいつらの見せ場を作ったのにー! どうしたお前等……さっきまであんなに元気だったじゃないかー! 泳げよ、ここがお前等の新たな世界なんだぞ……自由を手に入れたのに、どうして……」


 冷えて固まった寒天ゼリーを、ひっくり返してお皿に盛る。


 それを見た2号さん、藤浪さんが期待の目から驚愕の顔に変化し、肩をガッツリ落とす。


 当然重みで沈んでいた『お魚グミ』が天井付近にくるのだが、予想図では寒天ゼリーの中を自由に泳ぐ水中水族館、だが現実は、天井付近に固まって横たわる魚の群れ……。


 しかもちょっと熱で溶けかかっている。


「ステファン……! お前がみんなを率いなきゃいけないんだぞー! どうして敵の悪役ジョニーと熱い口づけなんてしているんだー! 和解からのBLなのかー!」


 2号さんがワナワナと震え、想像からほど遠い仕上がりに涙を流す。


 ステファン……? ジョニー? 


 ああ、リーダーとそのライバルの設定のお魚グミね。


 寒天ゼリーの熱でちょっと溶けて、お互いの口がくっついて固まっているな。


「そ、それではアレンジの仕上げとしまして、アイスクリームを添えて頂きましょうか」


 3号さんが落ち込む2号さんの背中をさすり、4つに切り分ける。


 アイスを添えると、雲から勢いよく飛び出した元気の無いお魚さんたち……って見栄えだが……まぁいいか。



「ステファン……ジョニー! お前たちは永遠に私の中で生き続ける……うん、アイスと絡めるとうまーい!」


 涙を流し、2号さんが責任を持ってくっついた2匹の部分を一口。


 笑顔で彼等を吸収していく。


「うん、美味いな。アイスが溶けて贅沢なソースみたいでいいぞ」


「ですね、見栄えは失敗しましたが、味は満点です」


 1号さん、伊江里クロワさんと、3号さん、西崎華さんもご満悦。


 俺にも切り分けてくれたのでいただくが、うん、美味い。


「美味いか幹部ー! そう、私たちは日々命をいただいているのだ! 栄養となったお魚さんのためにも、我らはもっと動画を撮らねばならぬ! 天使たちの溜まり場チームはまだまだ動画を撮り続けるぞー!」


 2号さんが急に熱くなり、一人黒い布をかぶり、カメラに対して後ろ向きで食べていた俺に抱きついてくる。


 うわ、ちょ……! 引っ張らないで……布が取れますって!


「……いい加減にしろ2号。幹部が嫌がっているだろ」


 横にいた1号さん、伊江里クロワさんがムスっとした顔で俺を引き寄せ、2号さんから離す。


 って、うわ……伊江里さんの胸にガッツリ顔を抱き寄せられたけど……今どういう絵になってるんだろう柔らかい……。


「フハハ……1号よ、主の目は節穴か……? 我が抱きついたときの幹部の顔、まるでステファンのように笑顔でまさに昇天寸前だったぞ! 絶対に喜んでいた!」


「ああ? こいつ、サングラスにマスクしてっから顔見えてねぇだろ。それに喜んでいるのは今だ。2号のまな板じゃあこいつは反応しねぇよ。見ろ、呼吸が荒い」


 2号さんと1号さんが言い争いに……え、俺の顔がステファンみたいだった?


 彼、溶けかけてたけど……? 


 まぁ確かに藤浪さんのお胸様の感触で、緩んだ顔にはなっていたかもしれない。マスクの下で。


「ふふふふふふ……あら、大きさ自慢ですか? あらら、それはそれは、では幹部さん、そぉれっと! ほら、1号なんて比較にならないでしょう……? ふふ」


 ちょ、3号さん、西崎華さんまでもがこの戦いに参戦してきたぞ……。


 ど、どうすんだよこれ、まとめ役がいねぇじゃねぇか! 


 しかも余裕の笑みだし。


 背中にたっぷりと伝わってくる重み……大きさでいえば……その…………3号さんの圧勝、です……。



「我はまな板じゃなーい! そりゃあ二人には勝てないけど、そこそこあるってのー!」






「……おわり。えーと、この動画、大丈夫だろうか……」


 その後、撮った動画を編集するが、後半のドタバタが色々際どい。


「何かに引っかっかるのか? モザイクかけときゃいいだろ」


 金髪ヤンキー女子、伊江里クロワさんが助言をくれたが、モザイクかぁ……余計エロっぽくならないかなぁ。





 その後、動画を公開したが、後半のモザイク処理部分に視聴者からの突っ込みが殺到。



『え、何? 魚昇天からの後半モザイク動画なんですけどー?』


『もしかして幹部昇天した?w』


『魚BLからの後半怒涛のモザイクw』


『まな板じゃなーい! エンド。何この驚異の胸囲格差w』

 

『π 3号 > 1号 ┃┃超えられない壁┃┃ 2号』



 ……なぜか天使たちに数式が出来上がった模様。




































++++++++++++++



【以下定型文】



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         影木とふ




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