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ゆるふわふぁんたじあ  作者: 天空桜
開国祭&ダンジョン編
582/594

567話

71階層 渓谷エリアにて


アイル達は転移魔方陣で71階層へ移動した。


移動先がクリスタル付近と言う事もあり、一行はセーフティエリア内にいるのだが、セーフティエリアの外は沢山の木々や雲海等、見晴らしの良い景色が広がっていた。


それと同時に、結構な勢いでその木々が揺れ、様々な方向から強い風が吹いているのも確認出来た。


「…外は風が強いのね。」


「…せやな。」


「ここまで来ておいてなんだけど、着替えをしに1度地上へ帰らない?」


「うちもその意見に賛成や。」


「「間違いなく乙女の危機ね(やな)!」」


現在、ココはミニスカートにスパッツ、サーシャは膝下までのスカートを、アイルとサティはミニスカートをそれぞれ履いている。


サティとアイルは、強風によって簡単にミニスカートが捲れるだけでなく、モニターを介し、自分の下着がホズミモール中に晒されてしまうと思った様だ。


スカートの前後を手で押さえながら、微妙な顔で話し合いを始める。


「乙女ねぇ…。」


「「…何か?」」


「何でもありません!」


そんなアイル達のやり取りを聞いたベックは、呆れた表情で何を今更…と言った感じで呟くと、2人から凄まれ、必死に否定してこの場を逃れようとする。

しかしそれからアイル達による追及が始まってしまい、イーノック達はベックがたじたじになる様子を、苦笑いだったり、呆れたりしながら見ていた。


それと、今回はアイル達が早めに気付いたから良かったものの、ベックは狂戦士の間違いではないか…とも口に出すつもりでいた為、ある意味では救われたとも言える。




それから5分程経っても、アイル達のベックに対する追及は終わらなかった。

見兼ねたココは助け船を出し、自分が風操作の障壁(バリア)を張って風の影響を受けなくする旨の提案を行う。


アイルとサーシャはその意見に食い付き、軽くココとやり取りを終え、何やら2人だけで盛り上がり始めた。

その隙にベックはアイル達の所から抜け出し、ココの元に向かった後、助けてくれた事への感謝の意を伝える。


ココは満更でもない様子でそれを聞いていると、いつの間にかアイル達の話し合いは終わっていた様だ。

アイル達はセーフティエリアの端にて、早く先へ進もうとベック達にせっついた。


ベックとココは互いに顔を見合せて笑い、彼女達と合流する事に。


因みに、凛や紅葉等はココを大切にしたり可愛がったりし、ココも凛や紅葉を主として慕うものの、対等な立場で接してくれたのはベックが初めてだったりする。

その為、ココは現在、ベックに対して仄かに恋心を抱くのだが、ベックとサティが何だかんだで仲が良いのを知っており、色々と踏み込めずにいる。




アイル達はココの障壁に守られた状態で進み始め、向かって来た魔物達の相手をする事に。


73階層までは、風神龍ヴァーユや雷神龍インドラ、黒神龍ヴリトラ、フレースヴェルグ、ジズ、アルミラージ、ゴールデンベアー、カマソッソが、


74階層からは、ヘラクレスとアトラス、スフィンクス、セイバードラゴン、段蔵と同じ悪神龍アジ・ダハーカに加え、混沌龍(カオスドラゴン)から光寄りに進化したズメイが、


77階層からは、ジャバウォック、スレイプニル、ベルセルク、ウルフヘジン、パズズ、アンズーが姿を現した。




アイル達は軽い傾斜の山を登り続ける様な感覚で先を進み、時折崖に近い場所で戦闘を行う事もあった。


こちら側は強風の影響で魔法が逸れたり、威力が削がれたりしている中、魔物達は風に対する影響を全く受けないらしい。

強風の中でも普段通りに攻撃が行え、攻撃方法によっては反対に威力が増したりしていた。


アイルは余計に攻撃を仕掛ける、或いは威力を少し過剰(オーバーキル)気味にしながら当てる等して魔物達を倒していく。


今回初めて出現したズメイは首が3つあるドラゴンで、守護神龍とも呼ばれている。

ズメイは首によって炎と光属性を使い分けたり、或いは全ての首を用い、2つの属性が混ざった『聖炎』と言うブレスを吐いたりしていた。


そして、ベルセルク、ウルフヘジンの2体は、階層に合わせてなのか、神輝金級上位の強さに引き上げられていた。

更に、その2体に加え、スレイプニル、パズズ、アンズーの3体の魔物は天歩スキルが付与されているらしく、崖から落ちる等のアクシデントは勿論なくなり、立体的な戦闘も仕掛けて来る様になる。


これにココが興味を示し、ウズウズとした様子を浮かべながら戦闘をやりたそうにしていた為、サティ、それと戦闘中のアイルが2人がかりでココを必死に宥める事に。




それと、アイル達が75階層に到達してすぐ、メ○ルキングの様な見た目をしたリアスライム、リアキングスライムの存在に気付く。


しかし、アイル達は集団で移動を行っていた事に加え、リアキングスライムは見た目に反してかなり素早かった。

更に、周りにいる魔物達がリアキングスライムを庇い、リアキングスライム自身もかなりの硬さを持っているのもあって、遠くから遠距離攻撃を仕掛けても倒すまでには至らなかった。


そうしている内に時間切れとなり、移動の為に消失した事で、アイル達はかなり悔しそうにしていた。


アイル達は移動を始めてから、2時間弱程でボス部屋に到着するのだった。

ココは身長が低い事をコンプレックスとしていますが、胸はアイルよりもあったりします←ぁ


サーシャ>>サティ>ココ>アイル


的な感じでw

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