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ゆるふわふぁんたじあ  作者: 天空桜
反撃の狼煙&死滅の森攻略編
534/594

520話

少し短いです。

「ちっ、『憤怒』の野郎。パーティー(戦いの宴)を邪魔しやがって、折角良い気分で楽しんでたってのに萎えちまったぜ。…さ、て。ひとまず…パーティーの再開といこうか。」


「「「………。」」」


『嫉妬』は『憤怒』を蹴り飛ばした後、移動しながら不愉快そうに呟く。

そして先程攻撃した事で吹き飛ばされたミゲル、ギルバート、クリフの3人と対峙し、先程とは一転してご機嫌な様子となる。


ミゲル達はそんな『嫉妬』と違って険しい表情を浮かべており、良く見ると結構ボロボロだったりする。




ルシファーは自分の言う事を聞く手駒としてジェフ達を任命したのだが、同じ任命でも相性の良し悪しや考え方で、大きく強さが異なっていた。

怠惰(アイリス)』は怠けていたりだらしない所か、卑屈な所はあるが真面目な上に細かい性格で、

色欲(リシアンサス)』は(うぶ)で一途、なのに意外と嫉妬深く、

強欲(エリック)』は魔法中心に戦っていたが、実は近接戦の方が有利に戦えるスキル構成だったりし、

憤怒(レナード)』はスキルに頼りたくなかったり、怒り過ぎて自分が呑まれるのはプライドが許さない…と言った感じで、いずれも任命された力を嫌々使っている様だった。


それに加え、欲望に負けて自我を失いたくないとの思い(エリックを除く)もあり、力を十全に発揮する事が出来なかったりする。


しかし『嫉妬』だけは違い、すぐに自身が持つ欲望を理解し、任命された意味を受け入れた事で、他の4人よりも圧倒的に強くなっていた。


「(スキルを何も使わない状態で勝つつもりが、ここまで力の差に開きがあったのか…参ったな。)」


ミゲルはへらへらと笑う『嫉妬』を見ながら、内心困った様にして呟いた。




「…ああ?何だ、爆発か?…って。んだよ、あそこで倒れてるのは『憤怒』の野郎じゃねぇか。だらしねぇな。それに、ほとんど(戦闘の)音がしねぇってこたぁ、俺以外全員やられちまったってかぁ?はっ!揃いも揃って使えねぇ奴らだぜ。」


『嫉妬』は後ろで起きた超・爆炎斬の爆発を見た後、辺りの気配を探る。

すると、ルシファー以外の反応が消えている事に気付き、吐き捨てる様にして告げた。


「何、皆が皆、お前みたいに真っ直ぐ生きられないってだけさ。」


「生きる…ねぇ。お前に殺されて死んじまった俺に相応しい言葉って事か。…反吐(へど)が出る位になぁぁああっ!!」


「くっ!!」


これをミゲルが拾い、『嫉妬』が顔を歪めて話した後、狂気を含ませた笑顔でミゲルに突っ込んで行った。

そして左右に持った短剣や足技による連撃をミゲルに繰り出し、ミゲルはそれらを防ぐ動きを取る。


「おらぁっ!」


「かはっ!」


「ミゲル!ちっ。」


「隊長!」


しかし、しばらくして蹴り飛ばされてしまい、ギルバートとクリフが参戦するも、弾かれたり斬られた後、再び『嫉妬』に挑むを繰り返していく。




5分後


バキィッ


「がっ!」

「ぐっ!」

「ぐぁぁ!!」


『嫉妬』が広範囲に蹴りを行い、ミゲル達を纏めて吹き飛ばした。

ミゲル達は3方向に分かれながら地面に叩き付けられ、起き上がろうとする。


しかし、上手く力が入らず、3人共そのまま気を失ってしまうのだった。

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