登場人物紹介 ~更なる世界の発展&意外な者達との再会編
アイザック・ベルガー
王国最大の貴族であるベルガー公爵家当主。
本編には出ていないが、バーナードの正室候補である姪を介してバーナードともそれなりに仲が良い。(ただし、その姪がお転婆だと言う事で相談や愚痴が主)
帝国のヴァレリー侯爵家程ではないがかなりの情報通であり、ホズミ商会関連商品の愛好家でもある。
それが元ですんなりとガイウスとも仲良くなり、自分の家にも(ホズミデパートで購入した高級なお酒を保管したいが為に)現代風のワインセラー等が設置出来ないかとの相談を行っていたりする。
スラ子
ウンディーネの配下。
一応水神龍リヴァイアサンではあるのだが、進化してほとんど強くなる事をしなくなり、ウンディーネに気に入られていると思い込んでいる少し頭の弱い子。
雫がウンディーネの所へ訪れた時はリヴァイアサンで、スラ子が凛達の元へ向かう3日程前にウンディーネからスライムの姿にさせられ、スライムの動きや伝えられた台詞をこなす為の練習を行っていた。
当然と言うか、元ネタをウンディーネに提供したのは里香で、ウンディーネも悪ノリする事がある為、スラ子は振り回されただけの被害者とも言える。
今はスライムの姿で固定されてしまい、(本人はライムから必死に逃げ回っているだけなのだが)ライムやウンディーネからは遊び相手だと勘違いされている。
ウンディーネ
水を司る大精霊。
スラ子の上司で、雫を生み出した親の様な存在。
里香、シロ、クロ、マクスウェルと話をしたり指示を受けている時はキリッとした表情をしているが、それ以外はにこにことしているおっとりお姉さん。
スラ子はリアクションが面白くて手元に置いており、事ある毎にあらあら、とかうふふ、等と言って発言をかわすスルー上級者でもある。
凛達が顕現してから神輝金級の魚の魔物がいなかった為に誘導しながら育て、訪れる少し前に無事確保出来た。
雫と同じくスイーツ好きで、雫と再会した時は真顔でスイーツをねだって来た為、(恥ずかしくて凛に伝える事はなかったが)珍しく雫が戦慄していたりする。
イフリート
炎を司る大精霊。
サラマンダーの上司で火燐の生みの親の様な存在。
普段はソルヴェー火山のサラマンダーがいた所とは別方向から潜った先にある最深部で、一帯を流れる溶岩の調整を行っている。
火燐の生みの親と言うだけあって非常に暑苦しい性格を持ち、大抵の事を力づくでゴリ押ししようとする。
シルフ
翡翠の生みの親の様な存在。
底なしに明るい性格で元気良く飛び回り、楽しそうな事を見付けると迷う事なく自ら突っ込んでいってはトラブルを引き起こす事もしばしば。
翡翠の方が子供の筈が、逆に翡翠から怒られて落ち込む姿を目撃されたりもする。
ノーム
楓の生みの親の様な存在。
かなりおとなしい性格の持ち主な上に言葉を発する事があまりなく、大抵の事を頷くか首を横に振るかで済ませようとする。
と思いきや、いつの間にか背後にいる事で周りの者を驚かせては楽しむ節がある為、実は楓よりも這い寄ってるのではないかとの噂が。
その為、雫が言っていた這い寄る何かとはノームの事を指しており、自分は神出鬼没等ではないと伝えたかったりする。