登場人物紹介~世界周遊~シリウ神聖国編~
タッド
身長177センチ位 オレンジ色の髪をショートカットにした髪型 38(38)歳
女神騎士団の兵士長。
上(枢機卿)からの指示で、エリオットを捕縛するべく神聖国最北端の街から出発してサルーンへと向かう。
しかしエリオットをサルーンから神聖国聖都へ連行し始めてすぐに凛に阻止された後、女神様こと里香の弟である凛を崇拝する様になって隊員全員で凛の領地へと移動した。
移動してからはミゲルを隊長とする警備の一員となり、屋敷と死滅の森や各領地を往復する事に。
アーウィン
身長180センチ位 肩までの長さの銀髪 顎髭を少し伸ばしている 37(37)歳
女神騎士団の現団長。
本人は今の自分よりも現教皇であるフィリップが昔の騎士団長をしていた時の方が強いと言っていたが、実はアーウィンの方が実力的には少し強かったりする。
しかし真面目過ぎるが故に頭の柔軟さに少し欠けた所がある為、総合的には昔のフィリップに軍配が上がるのだが、凛達と関わる様になってからは驚きに驚きの連続を重ねた事で少しずつ頭が解されていった。
実力は魔銀級上位で魔法の適性は上級。
アーウィンは光系上級魔法ジャッジメントを封じ込めた剣技『光星剣』を切り札とする、鮮やかな剣捌きを用いて凛に挑むもあっさりと完封させられてしまった為、更なる技を編み出そうとして密かに特訓を行っている。
因みに、初めて凛と対峙した時にその見た目で少女と言いそうになったのだが、男性の様な動きや騎士達を圧倒していた事もあった事で男性であって欲しいと願いも込めて言ってみた所、凛から特に否定されなかった為内心少しだけ安堵していたりする。
レイラ
身長166センチ位 背中までの長さに伸ばした金髪を一本に纏めた髪型 28(29)歳
女神騎士団副団長でアーウィンの部下をしており、そこそこ良い家庭で育ったクールビューティーなお姉さん。
物心ついた時に両親から剣術を教えられた事もあって、親やレイラ自身が自分よりも強い男性でないと異性として見れなくなった。
その為5年程前に女神騎士団に入ってからアーウィン以外に負けた事がなく、勝ったアーウィンも恋愛にそれほど関心がなかった事で互いに仕事場での上下関係として接していた。
しかし人の姿となった骸を見て一目惚れし、実力も自分よりも上だと分かったからかアタックを仕掛ける様になる。
フィリップ
(凛と出会った当時)身長169センチ位 細い白髪を短くした様な髪型 79(79)歳
シリウ神聖国現教皇。
50歳になるまで女神騎士団団長を務め、それから10年程女神教本山で枢機卿を経験してから教皇となる。
そして現在は(リルアース内で)かなりの高齢となり、相当衰弱していた事もあって残り2週間程の寿命しかなかった。
しかし凛と出会って黄金の林檎を食べさせて貰う様になってから段々と若返っていき、今では普通に訓練が出来るまでに回復する。
自身が昔女神騎士団団長をしている時に孤児院にいたアーウィンの可能性を見出だして育て上げた人物で、昔は戦闘狂な所があったのだが今は丸くなっただけでなく、どうやら茶目っ気まで生まれてしまった様だ。
リュファス
身長166センチ 銀髪のミディアムヘアー 15 (15)歳
元建設現場の作業員で転落死した事によりリルアースへ転生した。
転生した当初は異世界だと言う事でテンションが高かったのだが、身体能力は普通で光に適性がある事が分かっても魔力を上手く練れなかったり、身の回りで魔力の扱いに長けた者がいなかった為、冒険者になって成り上がろうとしていた。
しかし冒険者ギルドで調べた事により光に高い適性があると分かり、すぐに女神教本山に拉致られてしまった可哀想な人物。
その後、凛に保護されてからゲームが好きでネタもある程度分かるからかすぐにステラと意気投合するのだが、密かにリナリーから(アレックスとは違う意味で)ヘイトを蓄積させていたりする。
そして少しでも早く右手にクラウ・ソラス、左手にライトソードを同時に装備したいと夢見て、日々強くなろうとしている。
骸
身長178センチ位 ややボサボサ気味でくすんだ灰色の髪をミディアムに伸ばした髪型 532(39)歳
ドネグ湿原内にある洞窟の奥にいた、慎重な性格を持ったイクリプスドラゴン。
魔素点が地表から地下へと移ってしばらく経ってから魔銀級のデスドラゴンとして生まれ、その後どうにか生き延びて神輝金級中位のイクリプスドラゴンへと進化した。
それから少しずつ魔銀級中位のストリゴイのクリムゾン達やストリゴイカのスカーレット達、神輝金級のバンパイアロードのシャルルとバンパイアクイーンのシャルロットを配下にし、その後ある程度年数が経った所へ凛がやって来た為付いて行く事に。
自分の事を慕うシャルル達は性格が子供でクリムゾン達は忠実過ぎる事もあって、ぐいぐいと来られるレイラにしばらく戸惑った様子を見せるものの、意外と悪い気はしていなかったりする。