登場人物紹介~世界周遊~獣国マーレシス編~
再登場のエイミーを含め、出て来た順番で書いております。
朔夜
身長170センチ位 膝丈まで伸ばした黒髪ロング 爬虫類の特徴を持った金色の瞳 血の様に真っ赤な和服をスキルで着用 613(25)歳
死滅の森深層にいる、魔物の頂点の1体。
600年近く前に黒龍から深淵龍を経て邪神龍ティアマットへと進化した。
当時は強くなる為に必死だった事や血気盛んだった事もあって、段蔵以下数名の配下とで深層の一角に北海道位の広さの塒を設けた。
それからは塒でのんびりしつつ、偶にやって来る同じ系統の龍を配下にしてはやって来る者達を追い返す様になる。
翠がユグドラシルへ進化した事で不愉快と感じる様になり、消滅させようとして凛の領地へ向かう。
しかし食べ物に釣られた事や自分よりも凛の方が強い事もあって、段蔵以下共々凛の配下となった。
参入した時は凛に次いだ強さだったが2番目を美羽に譲り、今は3番目の位置を維持しながらアドバイザー的な役割を熟す、(年寄りではなく)皆のお姉さんの様なポジションにいる。
凛の配下の中で1番の大食いだが、摂った魔素を(長年使った事で応用を利かせた)物質変換・闇で魔石に変えてこっそりナビに渡して凛の強化に充てていたり、そのまま自分を強化したりする中々のチートキャラ。
白「聡明な所と言い、妾とキャラが被るのじゃー…。」
朔「妾は其方と違い、(段蔵以外の)他人に迷惑を掛けないのじゃがの。」
白「な、何の事か妾には分からないのじゃ。(動揺)」
段蔵
身長174センチ位 複数の黒い縦筋入りの灰色の髪を刈り上げた髪型 右目の上下に深い傷痕がある 黒目605(56)歳
朔夜の補佐の役目を行うナイスミドル。
真面目で寡黙な性格の持ち主で、命を救ってくれた朔夜をお嬢と呼んで慕っている。
年齢は朔夜よりも少し下だが、朔夜よりも大分遅れて黒龍、混沌龍を経て悪神龍アジ・ダハーカへと進化した事で、心身共に大分歳上となってしまった。
しかしそれでも少しずつ朔夜に追い付こうとしており、現在は神輝金級上位で凛達の中でもトップ20の強さを持っている。
寝る時と用を済ませる以外は大体朔夜の近くに控えており、ユグドラシルの影響でやって来た黒龍達を説得しては凛に緩和して貰い、そのまま仲間になって貰う役目も担っている。
シエル
身長155センチ位 背中までの長さで少し青みがかった水色の髪を軽く巻いた、ゆるふわセミロングの髪型 青い瞳で額に赤い宝石がある 159(15)歳
臆病で寂しがりな性格の持ち主でエルフの里近辺にある森に住んでおり、現在世界に1体しかいないカーバンクル。
数百年前まではシエル以外にもまだ数十体のカーバンクルがいたのだが、珍しさや可愛らしさもあって捕獲された後にペット等とされてきた。
しかし慣れない環境によるストレス等であまり長生きする事が出来ず、今はシエルだけとなってしまった。
シエルはずっと逃げる生活を送って来たのだが、エルフの里近辺の森で(下位竜であるジラントの)ジークフリートに助けられ、それからは森の中で共に過ごして来た。
菫が現れた時はもう駄目だと思ったのだが、結果的に菫から凛へ紹介して貰った事で今は凛の頭の上が定位置となっている。
そして人間の姿になった時に用意して貰ったニット帽が気に入ったのか、元の姿でも(耳に穴を開けた状態で)被っていたりする。
リアム
身長160センチ 肩上までの長さの金髪ミディアムヘアー 青い瞳 420(26)歳
ハイエルフの1人でエルフ族の里長であり、リーリアの祖父。
天然な所や年齢に対して子供っぽい性格の為か、たまに周りのエルフ達を驚かせる事も。
しかし礼儀を重んじているのか、毎朝創造神がいる(とされている)死滅の森中心部へ向け、五体投地の構えでお祈りを行っている。
アルル
身長167センチ位 灰色がかった髪色で肩よりも少し上位の長さの髪型 灰色の瞳で少しつり目 4(25)歳
アウズンブラの代表になった女性で、(一族揃ってと言うのもあるが)臆病な性格の持ち主。
アウズンブラ自体が神輝金級の中で弱い部類に当たる為、ほとんどの者達が生まれてはすぐに食べられてしまうと言う悲しい魔物だったりする。
雫に牛乳としての価値を見出だされて凛の配下になり、少しずつではあるが武器(仲間を含めて主に鈍器)の扱いに長け、牛乳を搾り終わった後等で死滅の森へ向かい仲間を増やしていたりする。
ジークフリート
身長178センチ位 銀髪でミディアムヘアーの髪型 88(20)歳
天使達が住む集落でエルマに可愛がられていたジラント。
集落にいた時(今もだが)エルマにべったりだった為、エルマの事を姉の様に慕っている。
その為見た目とは真逆のおねショタに近い関係となっていて、今はエルマ達が働いている喫茶店のウェイターをやっている。
因みに、本人はエルマとイルマにだけにしか意識が向いていない為全く気にしていないのだが、結構な頻度で女性から口説かれている。
アイシャ・ヴァレリー
身長170センチ位 背中までの長さの茶髪で縦ロールの髪型 全身のあちこちに装身具を着けていて深紅色のドレスを着ている 茶色の瞳 21(19)歳
ダライド帝国ヴァレリー公爵家長女で、アイシャの上に2人の兄がいる。
ヴァレリー家当主はアレックスではなく兄達にアイシャを嫁がせたかったのだが、アイシャが産まれた時には既に婚約者が決まっていた為アレックスに嫁いで貰う形となった。
対するアレックスは生まれた時から前世の記憶があり、男同士でつるむ方が楽しいと言う事もあって、生まれてすぐに婚約者決まったと言うのを面倒がってしまう。
だからなのか、アイシャが4歳でアレックスが5歳の時に初めて会い、アレックスから突き離す様な接し方をされていた。
因みに、アイシャはパトリシアと同様にアレックスに一目惚れをするのだが、アレックスに冷たくあしらわれた事で反対に火が点いた様だ。
それからは事ある毎にアレックスの元を訪れては気に入られようとする一方で、実はアレックスは化粧をする女性が苦手だったりする為か、反対に引いた目で見られていたりする。
強気な性格の持ち主でかなりの人族至上主義者だった為、最初ステラの事を相当下に見ていたのだが、朔夜に一喝された後に藍火と友達になってからは考えを改める様になる。
コレオ・ブンドール
身長175センチ位 太った体格で少し伸びた金髪をテッカテカの(不自然な)オールバックにしている 黒目 57(57)歳
ブンドール侯爵家当主で、ハゲを自分から出た脂汗で変に誤魔化した髪型をしている。
いつも取り巻きのカスメール子爵とウーバウ男爵と一緒に悪事を働く。
ブンドールは帝都とサルーンの間にジラルドと言う都市を作り、今でも増築・管理を行う為に奴隷達を増やしては酷使している。
サルーンに来たのは興味本意からだったが、私兵の1人が紅葉を口説こうとした事から決闘へと発展し、完敗した事で帝都へ連行される事に。
翔
身長が177センチ位 金、青、緑のグラデーションの髪色でショートヘアーの髪型 緑色の瞳 16(32)歳
美羽が死滅の森散策で連れて来たフレースヴェルグで、さっぱりした性格の持ち主。
美羽達を一目見て敵わないと分かり、すぐに敵意をなくした事で美羽と念話で話を行って配下となる。
元々飛ぶ事が好きで死滅の森上空を飛んでいる機会が多かったのだが、凛の配下となって翡翠から加護を得た事で益々空を飛ぶ様になる。
その為凛の領地から遥か上空で巡回をしては急降下して魔物の間引きを行い、魔物がいない時は運動場で拳闘士としての指南役を担っている。
面倒見が良く、主に子供から慕われている。
レオン・マクガイル
身長186センチ位 金髪でライオンの鬣の様な髪型 金色の瞳 38(38)歳
獣国マーレシス現獣王。
豪快な性格の持ち主だが2つ歳上の妻であるタリアに頭が上がらず、後で凛が創造神の弟だと知って少し慎重になっていく。
タリアとの間にレオパルド、レオネル、サラ、シーラの二男二女の子供達がいる。
獣王になる前からリアム達と仲が良かったのだが、ガルシアが獣王の時にエルフ達を売却目的で里を襲った事もあって、(獣王としての詫びも込め)頻度は大分下がったものの里へ訪れる事も。
タリア・マクガイル
身長166センチ位 背中までの金髪セミロング 金色の瞳 40(39)歳
レオンと同じく獅子の獣人で獣国マーレシス現王妃。
家族に厳しい所があるが、それ以上に優しい母と言った性格の持ち主。
レオンが度々暴走する為、その都度後処理をしている苦労人でもある。
しかし凛と出会った事で朔夜と仲良くなり、それが元で朔夜と同じデザインの鉄扇を得ただけでなく、レオンの性格が少し慎重になると言った感じになった為、実は凛達に1番感謝しているのは彼女なのかも知れない。
垰
慎重156センチ位 背中までの長さの茶髪をおさげにした髪型 茶色の瞳 7(17)歳
凛の配下となったランドドラゴン。
名付けと人化スキルを行った事で眼鏡の似合う真面目な図書委員長と言った風貌となり、雫が悪ノリして領地開拓の作業中は学校の赤いジャージの様な物を着る事が当たり前となった。
しかし周りからの反応が良い事で本人も満更ではなくなり、仕事以外の時もジャージの様な物を着用する様になる。
梓の事を可愛がり、梓も同系統の龍だからと垰に懐いている事もあって、年の離れた姉妹の様に見えたりする。
それが理由で2人は一緒の部屋となるのだが、梓の事を羨ましがった瞳からたまに不満を言われる事も。
アイル
身長159センチ位 水色でショートの髪型 水色の瞳 16(16)歳
元鉄級冒険者で帝国のスクルドと言う街にある冒険者パーティー『草原の風』の一員だった。
しかし紅葉とブンドール侯爵との決闘当日に乱暴された後、ブンドール侯爵が飼っている(と本人は思っている)トロールキングにサーシャとココと一緒に食べられた事で亡くなってしまう。
その後、紅葉の死霊魔術でサーシャとココと一緒に甦り、元々扱えていた水に加え、先に食べられて亡くなった炎の魔法使いと紅葉の影響で光と無以外の5属性の魔法を扱える様になる。
甦ってからはサーシャ達や草原の風のメンバーを含めたリーダー的なポジションとなり、持ち前の明るさもあって皆と一緒に強くなって行く。
サーシャ
身長164センチ位 黄色い髪色を背中より少し上に伸ばしたミディアムの髪型 黒目 23(23)歳
アイルと同じタイミングで亡くなった人妻の女性で、おっちょこちょいな性格な上に何でもない所で転ぶ等のドジな性格の持ち主。
本来であればアイルではなくサーシャがリーダーとなる筈だったのだが、周りからの意見で断念せざるを得なくなる。
しかし夫婦揃って優しい性格な為、アイル達の中でお兄さんお姉さんとして頼られる所も。
ココ
身長138センチ位 藍色に近い青い髪色で、背中より少し上に伸ばしたミディアムの髪型 15(14)歳
アイルと同じタイミングで亡くなった犬の獣人の女の子。
臆病な性格な上に幼い見た目の為か、兵士達の嗜虐心を刺激してしまう事に。
紅葉の手で甦った時はこれから先の事が心配で堪らなかったが、皆に歓迎された事で少しずつ明るくなっていく。
ガルシア
身長190センチ位 焦げ茶色の髪色のショートヘアー 茶色の瞳 48(48)歳
獣国マーレシスの前獣王。
レオンに敗れた事で獣王の座を譲るまでの4年間、好き勝手に振る舞っていた。
その中の1つとして、見た目の整っているリアム達エルフを奴隷商へ売る為に里を襲ったりしたのだが、リアムと元々仲の良かったレオン達に阻止される。
それが元でそれまで獣王に興味がなかったレオンが2年に1度開催される獣王祭に参加し、レオンに敗れて獣王でいる事が出来なくなってしまう。
しかし獣王の時に行っていた贅沢な暮らしを再び味わいたいと思い、宰相でアライグマの獣人であるラッセルと共謀してレオンを捕まえようとするも失敗に終わる。
今はラッセル達と共に漁を行う日々を送っている。
ポール
身長175センチ位 銀髪ショートヘアー 黒目 少しふくよかな体型 48(48)歳
商国ミョルソドの現代表と同時に商業ギルド総本部の代表でもある人物。
サルーンから流れて来た商店の商品を利用し、大儲けをしようとしてサルーンよりも上質な物が置いてあるとされる凛の領地へ入ろうとするも、アルファや凛に止められて詰所以外に入れずに終わった。
最初こそ凛との交渉を強気で攻めようとするが、凛達の数々の行いを部下から聞いて恐ろしくなり、サルーンにあるホズミ商会から商品を仕入れる事になった。
丞
身長188センチ位 茶髪で刈り上げた髪型 7(34)歳
紫水達が凛の領地の間引きを行った際に配下となったオークジェネラル。
丞の他にもゴブリンキング等の魔物達も一緒に配下となったのだが、丞が新人の教育係の代表となってそれを補助する役割となる。
丞達が新人を鍛え、新人が成長したらサルーンや新しい領地で指南役等にと言う形で拡散させる事に。
エイミー
身長157センチ位 背中までの茶髪をポニーテールに纏めた髪型 茶色の瞳 16(16)歳
カリナが奴隷商で購入した元奴隷の女の子。
カリナに購入されるまでは苦労続きだったのだが、カリナに購入された後に凛が完治してからは2人を敬う様になる。
真面目で明るい性格の持ち主の為かなりモテるのだが、(周りが凛に好意を寄せている為一歩引いてはいるものの)凛の事が好きで、抱き枕の様にぎゅっと抱いてみたいと言う願望を密かに持っていたりする。
セルシウス
身長165センチ位 青い髪色で背中までの長さのセミロング 水色の肌 青い瞳 1533(20)歳
1500年程前に里香達が侵略者達と戦っている時に参戦した、低級の氷の精霊の1体。
他の精霊は生まれ変わったり水の大精霊ウンディーネに回復して貰ったりしていたが、セルシウスは負けず嫌いな性格だった為か魔素点である霊峰エルミールで、回復と共に自身の強化に充てようとする。
そして500年程前に高位精霊となって打ち止めとなるが、その頃になると神輝金級の強さを持つ者が近くにいなくなっていた為、その後も休息と称してエルミールに留まっていた。
やがて凛達がエルミールに訪れた事を切欠に、1番強い凛に挑むも完敗。
凛が創造神の弟である事もあって配下となり、名前を貰って氷の大精霊となる。
戦う事が好きな為か色々な者と戦いたがる傾向にあるが、女性らしい部分を見せる事も。
瞳
身長168センチ位 紫がかった黒髪を腰まで伸ばしたロングヘアーで、(特に意味はないが)右目が髪で隠れている 黒目 4(28)歳
凛の配下になった元イービルアイで、ゲイザーを経てバックベアードへと進化した女性。
少し卑屈な所はあるが丁寧な性格の為、エイミーと同じ時期にVIP宿へ配属となる。
そして客同士でトラブルがあった際、他のゲイザー達と同様に麻痺の魔眼を用いて沈静化もして貰っている。
小さくて可愛い物が好きで、特に背中に翼が生えている梓がお気に入りなのだが、たまに梓を巡って垰とトラブルになったりも。
瞳は雫にのみベア子と呼ばれており、嫌々言いながらも色々と仕込まれていたりする。