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獣人の国・リューズビーリア

そこはいわゆる、ケモ耳の楽園

 そも、この世界において『継承者』とは、次期王の冠位を得る者を指す言葉―――そうシグマは聞いている。


 過去の記憶を持たない彼は、なぜその呼称が自身に向けられているのか未だ釈然としていない。が、それでもこの世界ではそうなのだろうと、昨日のうちにある程度納得はした。


 だからとて、彼は王のように振舞おうとは思っていない。


 それができるのは、誰もに認められた王にこそ許される特権だ。まだ王冠を被らないどころか、そもそも自分の存在すら知られていないのに、自由気ままに勝手に振舞えば数多の反感を買うことになる。


 そうなれば、行き着く果ては破滅以外にありえない。


 ハウルも言っていた。これまでの歴史の趨勢において、傍若無人に振舞った継承者の最後は、反旗を翻した自国民による叛逆であると。


 その終わり方はシグマにとっても望まないことでもあるし、なにより自分を信じて召喚した召喚主―――今から向かう国の統治者だという―――をも裏切ることでもある。


 その召喚主がどういった人物か、それすらもシグマは知り得ていないが……それでも自分を選んでくれたというのなら、せめてその期待には応えたいと思った。


 だから、今はおとなしく荒波を立てぬよう、継承者ではなく、ただ一人の人物として。


 そう行動していかなければならないと考えていた。


「……けどさ、……」


 煉瓦造りの道を歩く中、シグマはそれでも抑えられない不満をぼそりと漏らす。


「この扱いはあんまりだと思うんだ……」


 同じく横を歩いているハウルも、その呟きに同情するように軽く頷いた。


 シグマは俯き加減だった視線を憂鬱気に上げる―――視界には、晴れた陽の光に照らされて白く輝く、石材と煉瓦で組まれた建物の数々。およそ高層マンションのような高さの建物は存在せず、精々二階建ての一軒家ほどの高さの建物が、道両脇を埋めるように聳え建っている。


 おそらくこれらの建物は、どれもが住宅もしくは商店なのだろう。二階と思しき高さに取り付けられた窓からは夫人やその子供がこちらを眺め視ており、道行く商店の店先では品物を吟味していた客やそれを勧めていた店主までもが、何事かとこちらを見ている。


 すれ違う誰もがシグマたちに目を取られ、その歩みを止めていく。


 だがその注目は、断じて『継承者』という存在に目を取られたからではない。


 皆の注目の先にあるのはシグマ……の両手に括りつけられた麻縄。そして伸びた麻縄を持って、前方を兵士が歩いている。いや、前方だけではない。シグマとハウルの周囲を取り囲むように、捜索一隊の全員が並んで歩いていた。


 彼ら曰く、これは〝継承者の輸送〟であるらしい。


 だが、どこをどう見てもこれは〝犯罪者の市中引き回し〟では……? と、シグマは虚ろな目でそう思わずにはいられなかった。


(……というか、このままこの方向に向かっていくなら)


 シグマは観察に徹していた視線を、さらに少し上へ上げる。


 そこには、この街のシンボルとも言えるような、巨大な建築物。


(あの城に辿りつくのか)


 シグマの感覚からしてみれば、中世ヨーロッパを連想させるような、古めかしくも威風堂々と聳え立つ洋風の城。このリューズビーリアと呼ばれる街のどこにおいても、その姿を確認することができるであろう高さを誇っている。


 目の前を歩く兵士たちは、わき目も振らずその城へ向かっていた。


(いや、むしろ兵士なら城へ行くのが当然か)


 シグマの知る限り、兵士とは国に仕えるもの。であれば、その役割や階級が何であれ、彼らの本拠地とは国の中枢機関ともいえる城塁となる。


 おそらく周囲の兵士は、シグマないしハウルを確保したことを報告しに行こうとしているのだろう。


 だが、それにしたってもう少し他の方法は無かったのか。シグマはもう一度、自分の両手を括りつけている麻縄を見て、重くため息を吐く。


「……ごめんね、シグマ。こんなことになっちゃって……」


 するとハウルが、すっかり気落ちした様子でそう言ってきた。ちなみに今の彼女はフードを深く被り、俯くようにして顔を見せないようにしている。もしかすると、彼女は人見知りが激しいのかもしれない。


 突然の謝罪に、思わずシグマは首を傾げる。


「なんで。ハウルが謝ることじゃないよ」


「だってこの人たち、私を追いかけてきたから……」


「え、どういうこと?」


 思わぬ事実にたまらずシグマは訊き返した。


「ほら、えっと……一昨日、シグマと逢った時、私追われていたでしょ? あの時に私、この人たちに追われていたんだ」


 そう言われ、シグマは過去の記憶を掘り返す。


 たしかにハウルと出逢ったとき、彼女は何者かに追われていた。その時はシグマが手助けをしたおかげで事なきを得たが……


「あれ、この人たちだったんだ」


 シグマはてっきり、追ってきているのはあのヅィーヴェンが率いる怪物どものことかと思っていたが違っていたらしい。


 そういえば老樹の根元に隠れた時に、なにか金属がぶつかり合う音が聴こえていた。どうもあれは、この兵士たちが装着している甲冑の擦れる音だったようだ。


「でもなんでハウルが追われたんだ? 何かしたわけじゃないんだろう」


「それは……うん。ただ、ちょうど転送された位置が兵士さんたちの真正面だったんだよね。私はそれで驚いて慌てて逃げたんだけど、そしたら兵士さんたちも追いかけてきて……」


 その当時はわりかし容易く想像できるのだが、なぜかギャグ調で再生されることをシグマは黙っておくことにした。


「にしても、転送って―――」


 いったい何があったんだ、と訊ねるつもりだった。だがその問いは、別の人物の声に遮られることになる。


「やぁやぁ、捜索隊の皆さんお疲れ様です」


 明るくはきはきとしていながら、どこか落ち着きを感じさせる声だった。


 声の方を見やれば、柔和な笑みを浮かべる男がこちらへ向かってきている。


 身体は他の兵士同様甲冑で覆われているが、頭部に関しては何も着けていない。そのため、風に揺れる金色の髪の隙間から生え出ているその『特徴』は、シグマの視線を釘付けにした。


 ヒトであれば本来耳が生えている位置に、なにか、同じく金色の毛で覆われた突起物が生えている。


(あれ……犬の耳?)


 ハウルで言えば、頭に付随した巻角のような。


 よくよく見れば、周りの兵士や民衆からも、獣のような耳が生えていることが確認できる。中には尾てい骨の辺りから尻尾を生やしている者すらもいる。


 どうやらこの街リューズビーリアは、半獣人とも言うべき存在が生活しているらしかった。


(……なんというか、いよいよ)


 本格的に異世界らしくなってきた、と浮かんだ感想を喉元で呑み込んだ。


 口にするのは憚られる。ここが異世界であるのはシグマだけであって、もともと住んでいる者にとっては普通の世界と何ら変わらない。あくまでも来訪者(いしつ)は彼の方なのだから、全体の意見として捉えられそうな感想は控えるべきだ。


「ん? おや、ではあれが件の……」


 すると、先ほどから前方の隊長と話し込んでいた金髪の男が、シグマへ視線を向けていた。それは好奇心という興味を隠そうともしないもので、シグマの全身をじっくりと観察しているのが目の動きでわかる。


「……あの、なんですか?」


 さすがに無言のままじろじろと見られるのは良い心地ではない。ましてや表情は柔和な微笑みを崩していないままなので、より一層気味悪く思える。


「ああ、これは失礼を。なにしろ別世界の人間というものを見たことがありませんでしたから、つい我々との差異に注目しておりました。気分を害されたのなら謝罪いたします」


 口ぶりは確かに申し訳なさそうであるが、その表情は一変していない。だが不思議と不快な気分にはならなかった。


 なんというかこの男、全身から温厚なオーラが滲み出ているせいで、怒りや憎しみといった感情が湧いてこない。つい一瞬前まで警戒心を抱いていたシグマも、その謝罪にいつの間にか毒気を抜かれてしまっていた。


 その間に、男は悠々とシグマの前へ近づいてきた。


 ここまで接近されて初めてシグマは気づいたが、男の身長はかなり大きい。シグマの身長が一七〇センチと少しであるのに対し、男の身長は一九〇を優に超えている。あるいは二〇〇にすら到達しているかもしれない。


 そして男は自身の胸に軽く左手を重ね、浅く一礼した。


「申し遅れました。私の名はレオンハルト・レフェル・パツィシリオ。親しいものからはレオンと呼ばれております。以後、お見知りおきを」


 会釈の後にレオンハルトと名乗った男がこちらに腕を伸ばしてくる。それが握手を求める行動だと、シグマはすぐに理解した。


「シグマです。……えっと……」


 礼儀として自分の名を答え、同じく握手を返そうと手を伸ばす。しかし彼の両手は固定されているため、握手を使用と腕を上げると必然的にその仕打ちをレオンハルトに見せつけるような格好となった。


 だが、シグマとしてはそれでもよかった。というか今すぐにでもこの仕打ちについて抗議したいところであった。


「あの、これ……」


「おや、これは素敵なオシャレですね。しかし両手を固定する装飾品とは、些か生活に不都合が出るのでは?」


「違いますよ⁉ 好き好んでしてるわけじゃないですからね⁉」


「そうなんですか。てっきりそういった性癖をお持ちなのかと」


「外せるなら今すぐにでも外したいですよ! ていうかなんで僕らはこんな扱いを受けているんですか⁉」


「ああ、それはですね、姫君……失礼、シグマさんの召喚主です。その方に命じられたんですよ。『捕まえたら絶対に逃がさないよう連れてきなさい』とね」


「……というと?」


「シグマさんが絶対に逃げられないよう、手綱を付けておこうかなと思いまして。ほら、よくペットを飼うときも手綱を付けて逃げないようにしてるじゃないですか」


「え、僕の立場、ペットと同じなんですか⁉」


「本当は絶対に逃げられないようにするために檻を用意したかったのですが……何分急なことでしたので、間に合いませんでした。申し訳ありません」


「もう動物園の動物と同じ扱いじゃないですか! あんまりだ!」


 レオンから飄々と告げられた残酷な真相に、シグマは両手を縛られたまま頭を抱えた。


 そういえばここは異世界だったと、不意に脳裏を一つの事実が駆け抜ける。


 今までは元の世界の常識で物事を判断していたが、それがこの世界でも通用するとは限らない。あるいはこのまま奴隷の身分に堕とされたとしても、それがこの国の慣習であるなら何の異論もなくまかり通ることだって十分にあり得る。


 雲行きの怪しくなってきた未来を想像して、シグマは顔を青ざめさせた。


 すると、


「……くっ、ハハハハハハハハハ」


 突然、レオンがなにか堪えきれずに噴き出して、そのまま楽しそうに笑い出した。


 その笑顔の理由がまったくわからず呆けるシグマ。隣のハウルを見てみても、反応は同じようなものだった。


 やがてひとしきり笑い満足したか、レオンはふぅと息を整えて、改めてシグマの方へ向き直る。


「いや失敬、御見苦しいところをお見せしましたね。シグマさんの反応が一々面白くて、つい笑いを堪えきれませんでした」


「はぁ」


 シグマは意味が解らないまま、とりあえず相槌のような返事を返す。


 すると何を思ったか、レオンはいきなり腰に挿していた鞘から剣を引き抜いた。

 解放され外気に触れる、銀色に輝く鋭利な両刃を持った片手剣。それを見てシグマはぎょっとする。


 なにか、気に障るようなことをしてしまったか。


 虎の尾を踏んでしまったかもしれない絶望感に、思わず半歩後退する。


 しかし、対するレオンは、なぜか満足そうにニッコリと笑うと、


「ではシグマさん。―――()()()()


 そう言って、一瞬で剣を持った方の手首を翻し、剣もその動きに合わせて瞬いた。


 ビクリとたじろぐシグマ。しかし剣が瞬いた後も、彼はどこにも傷を負っていない。


 不思議に思い、慌てて自分の身体を調べようと手を動かして―――そこで初めて両手を縛っていた綱が切れていることに気がついた。


「え……?」


 事態の成り行きに付いてゆけず、シグマは疑問を呈する。


 たしかに両手を縛られていたことに対して抗議していたのは事実だが、それでもこうもアッサリ容認してくれるとは思わなかった。


「いやはや、大変申し訳ありません。本来であれば継承者様にこのような狼藉を働くことはしないのですが……今回は少々、不都合が発生しまして」


「不都合?」


「はい。我々の不手際により、シグマさんを上手く召喚することができなかったのです」


 それを聞いて、シグマはすぐにレオンの言いたいことを理解した。


「それってもしかして、僕の召喚位置がズレた事ですか」


 先に結論を言われ、僅かに目を剥くレオン。しかしそれも一瞬、すぐに元の表情に戻り、苦笑しながら頷いた。


「恥ずかしながらその通りです。シグマさんの素性に関しては召喚した際に訊ねようと考えていたのですが、そうもいかなくなりまして。我々もいかに継承者といえど素性不明な輩を姫君に謁見させるわけにはいかず、そのため恐れながら貴方の人間性を計らせてもらいました」


「人間性?」


「はい。まあ計ると言ってもシグマさんが危ない人かそうでないかを判断するだけの、簡単なものですけどね」


 シグマは先ほどの漫才のようなやり取りを思い出した。


 あれで自分の人間性を計られたことに、若干の屈辱を感じるのは気のせいか。


「じゃあここまで見せしめのように連行されたのも僕のことを計るためだったんですか?」


「あ、それに関しては私の個人的な計らいです。ええ、見つけ出すのに相当苦労させられましたから、その仕返しということで」


「完全に八つ当たりじゃないですか!」


 もうヤダこの人、とシグマはがっくりと項垂れる。


「まあまあ。しかし驚きました。どうやらシグマさんは、私が思っている以上にこの世界のことを理解しておられるようだ」


「……いえ、正直、今でもまだ現実だと受け入れ難いことの方が多いですけど……」


「それでも貴方は、すでにある程度順応している。少なくとも私と会話が成立していますし、そこまで落ち着けているのはかなり珍しいと思いますよ。過去の記録によれば、継承者は大抵、召喚時にはパニックを起こし意思疎通を図れる状態ではないことが、多々あったようですしね」


 この世界に召喚されるというのは、シグマたち地球人によって未知の現象である。


 理解の埒外にある現象を目の当たりにすれば、誰だって正常は保てない。ある程度の差異はあれ、驚愕や狼狽によって取り乱すことになる。


 実際シグマでさえ、森でオークとゴブリンを目撃したときには、自分の立ち位置が夢か現実か判断できなくなった。


 それはシグマがこの世界のことを何も知らなかったからだ。知識を有した今となっては、もう一度同じ状況に陥っても冷静に……とまではいかずとも、比較的落ち着いた判断は降せるだろう。


「シグマさんは、我々が捜索している間に気持ちの整理をつけたのでしょう。……おそらく、貴方の傍らにいるその方に、この世界のことを伝授してもらった上で」


 後半の声色に、なにか、暗い色を感じた。


 思わず顔を上げると、レオンの視線がシグマの後ろで萎縮しているハウルに向けられているのがわかった。


 表情は相変わらず柔和な笑みを浮かべたまま。


 それでもどことなく、警戒の気配を感じる。


「…………」


 レオンの視線に怯えるように、ハウルはさらにシグマの陰に身を隠す。


 しかしそれでも、レオンは気を悪くした様子は見せなかった。


「報告は受けています。貴女がシグマさんの同行者ですね?」


「え、えっと……そういうことに、なるのかな……?」


 ハウルの答えは緊張によって少し歯切れが悪かった。


 そこでシグマは、彼女の答えに補足を入れる。


「ハウルは僕を助けてくれた恩人です。絶対に悪人じゃありません」


 そのあまりにも真っ直ぐな物言いに、レオンは眼を丸くして驚いていた。しかしそれも一瞬、再び顔を綻ばせ、顎に手を当てて軽く頷く。


「なるほど、どうやらシグマさんは、心の底からハウルさんを信頼しているようだ。いやはや、仲睦まじいことで何よりです」


 その言葉の意味の捉え方はそれぞれ違ったようで、シグマはそんなの当然だろうといった風に堂々としており、逆にハウルは顔を真っ赤にしてフードを深く被りなおした。


 二者二様の反応にまたもレオンは笑いを堪えきれず、今度は口を抑えて笑っていた。しかしそれを二人に不思議そうな顔で見られていることに気づき、わざとらしく咳払いをして取り繕う。


「失礼しました。いやしかし、シグマさんからそこまで信頼を得ているのなら、たしかに危険人物とは考えにくいですね」


「考えにくいじゃなくて考えられないです」


「まだ断定するわけにはいかないんですよ。これでも我々は国を守護する役割に就いているわけですから、不確定な事柄については常に疑惑の念を持って動かなければならない。そうしなければいざ予想外の事態に陥った時、早急に対応することができませんからね」


 レオンの言っていることは至極真っ当だった。


 シグマがどれだけハウルのことを信用していようと、レオンたちはそれを鵜呑みにするわけにはいかない。もしも仮にハウルが善人を演じているスパイであれば、あるいは国の内側からの転覆や首領の暗殺を引き起こす可能性もある。


 それを阻止するのがレオンたち国の衛兵の役目。全うするためには常に行動できるようにしておく必要があるのだ。


「ですが、シグマさんを助けて頂いたのもまた事実。その点は我々も心からハウルさんに感謝しなければなりませんね。本当に有難う御座いました」


「あ、いぇ、そんあ……!」


 唐突に礼を言われ、ハウルはしどろもどろになりながら、なんとか噛み噛みの返事を返す。しかしレオンは穏やかな表情のまま、持っていた剣でシグマと同じように彼女の両手を縛っていた紐を切断した。


 疑いの眼差しは晴れていないが、それでも両手を固定しておくほどの脅威は無いと判断したのである。


「ハウルさんには後程謝礼を用意致します。ですがその前に、少しばかりお時間を頂きたい。もちろんシグマさんも同じくです」


 驚いて自身の両手を観察するハウルや傷が無いか心配そうにしているシグマへ、レオンは少しばかりまじめな口調で、本題を告げる。



「―――姫君が御待ちです。御二人には、我が国の最高責任者と謁見を交わして頂きたく存じます」



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