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スーパーステップ  作者: もしうさ
4/8

滝上 結

ドアが開かれ、その先にいたのは…


「ただいま、祐。久しぶり。」

その先に、いたのは、僕が知っている結より、少し大人びた滝上 結その人だった。


「ただいまとか、言うな。ここ家じゃねーよ。」

「違うよ、国にだよ!」


…とか。

そんな奇妙な、挨拶を、してみたり。…


「で?結は、なんでこの国に、いないんだ?」

「分からないの。」


??

「わからない?」

「うん。」

「わからないって…」

「気づいた時には、戦っていたの。」

「それは、あの日結がいなくなったことと、関係があるのか?」

「わからないの!」


彼女は吐き捨てるようにそう言い放ち、走りさってしまった。


「ああ、めんどくさいことになった。」

…?

「あれ?あいつどこ行く気だ!」

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