番外編:国力比較
復帰しました。
さて、ここで世界各国の国力・戦力を比較してみよう。
1938年の世界各国の購買力平価GDPは、
1位:米国8,002.95億ドル
2位:日本6,986.55億ドル(朝鮮・台湾・インドネシアなど含む)
3位:英国5,827.83億ドル(カナダ・オーストラリア・インド・エジプト・南アフリカなど含む)
4位:ソ連4,052.20億ドル
5位:中国3,996.27億ドル
6位:ドイツ2,203.59億ドル
7位:フランス1,856.33億ドル
8位:イタリア1,408.33億ドル
9位:フィリピン663.02億ドル
10位:アルゼンチン558.83億ドル
となり、アメリカを100とすると、『日本87、英国73、ソ連51、中国50、ドイツ28、フランス23、イタリア18、フィリピン8、アルゼンチン7』となる。
1938年の工業生産比は、全世界を100として、内訳は『アメリカ25.1%、日本20.2%、イギリス(インド含む)10.5%、ドイツ10.2%、ソ連7.2%、フランス3.5%、中国2.5%、イタリア2.2%、その他18.6%』となる。
1939年の陸軍の人数は、日本は78個師団約119万人、ドイツは約318万人、アメリカは約40万人、ソ連は約150万人だった。
1941年の日本海軍の艦船数は、戦艦12隻・空母25隻・巡洋艦47隻・駆逐艦174隻・潜水艦190隻・海防艦172隻・その他17隻だ。
1941年の戦闘機は、日本は艦載機として零式艦上戦闘機二一型(A6M2b)が、陸上機としては一式戦闘機「隼」(キ43)があり、さらに艦載機としても陸上機としても使える烈風一一型(A7M2)が開発中であった。
アメリカはF4F「ワイルドキャット」やP-38「ライトニング」、P-40「ウォーホーク」があったが、日本軍にはやや劣っていた。
イギリスはスーパーマリン・スピットファイアやホーカー・ハリケーンを使い、バトル・オブ・ブリテンを切り抜けた。
ドイツはBf109やFw190が主力で、ソ連はMiG-3とLaGG-3が主力だった。