お守り
わたしはあなたを守ることが
できるのか
そんなことばかり考えていました
あなたに守られているとも
知らずに
守るなんて義務のように
固く構えて
それじゃ弁慶の立ち往生で
終わってしまいます
変幻自在に
あなたを守る傘にも
包み込む毛布にも
心休める憩いにもなって
あなたに守ってもらないがら
あなたを守らせてもらって
そのうちあなたに
うざったいと言われてしまう
かしら?
あなたを心のベールで包むくらいは
許してほしいのです
携帯電話より
防犯ブザーより強力なお守りになります