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Itharia Chronicle  作者: 瀧宮 藤
第一章 再会を求める、不条理の幕開け
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7話 故人を偲ぶ、停滞の研究室

巨木の出たところすぐの水源で宝珠の固まった泥をナイフで削ぎながら落とし、夜空と彷彿させるような、深い青を湛える水晶玉が徐々に姿を表す。その中心には、小さくも凛と咲き誇る一輪のスノードロップが見え隠れしていた。……ふむ、スノードロップ、ねえ。花言葉はなんだったかな。

泥をどうにかして落として持ち帰り、極彩色に染まった宝珠を乾いた布で丁寧に拭き上げると、宝珠の澄んだ輝きが露わになる。


きりよく作業が終わった所で、朝日がどこからともなく現れる。


「おっはよ~!二人ともこんなところにいたんだ、探したよ~」


「おはよう、朝日。よくここを見つけて、登ってきたな」


「なんか上の方から気配がしたんだよね~。ふっふっふ、短時間なら自身を念動力で動かせれるのさ」


表情筋がないというのに豊かな表情を見せる朝日にはつくづく感心する。


(じゃあ、そろそろ儀式を始めましょうか。ほら、朝日くんも準備してください)


「え?儀式ってなーに?」



ここまでたどり着く経緯、


三口の盃に雪見苔の酒を注ぎ込み、机の上に咲く、スノードロップの花びらを拝借し、一枚ずつ落とし込む。先ほどのように、向かい合って座る。彼女は問う。


(汝ら、変わらぬ刻の中にありて、我が静寂なる停滞に、仕えることを誓うか?)


彼女は、自分の言葉でいいと言ってくれた。……そう言われると、尚更答えに困るが。


「……はい、我がゆく道があなたと違わぬ限り、時の奔流を共に抗い続けることを、ここに誓います」


 ああ、どうして僕はこういう言葉はすっと口から出てくるんだ。十四才の病が疼く。


「えーっと、うーんっと、病める時も、健やかなる時も、共に支え合うことを誓います?」


……神父さん?僕、これから結婚するの?


(認めよう、汝らの誓いを。この刻にて、我が信徒に迎え入れん。我が祝福のもと、永劫の境地に達するがよい)


 盃を小さく掲げ、誓いの言葉と共に飲み干す。清涼な息遣いが、体内に広がっていく。途端に、自分が七里との繋がりを感じ、どこかに力が宿ったような感覚がじんわりと湧き上がる。


 盃を置くと、彼女は両手を鳴らし、


(はい、終わり―。この儀式、堅苦しい上に準備もめんどくさいんですよね。だから中々信者も、増やせないんですよ)


「いや、情緒」


「ひっちゃんすごいねー!よくそんな言葉咄嗟に思いつくよ!かっこいいなー!」


 やめろ、蒸し返さないでくれ。その頭蓋を粉砕すればあるいは記憶喪失になってくれないか?


「逆に朝日は何を言ってんだよ、結婚式じゃないんだから」


「ともあれ、一先ずこれで、落ち着ける場所ができたが、これからはどうしようか。……とりあえず、聞きたいことは山ほどあるな。


「それで、ここは一体どういう場所ですか」


(ここがかつて”狂人”と呼ばれた、イリヤステリア・グラヴェリンが愛した研究室です)

懐かしむように、本棚を触れまわり、一冊の黒革の表紙の本をとりだした。


(……私の信者にして、最愛の友人でした)


 彼女はその本を机の上にそっと置いた。黒地の革製のシンプルな表紙。右下に「I.G.」とイニシヤルが銀色の糸で控えめに綴られている。中央には見たことのない紋章らしき意匠が施されておるが、殆ど擦り切れており、元々の全貌が判別できない。よく見ると、角や背表紙の端々には細かな傷が目立ち、永く使い込まれていたことを物語っている。ただ、保存状態がいいのか、紙は少し黄ばんでいるが、思ったほど脆くなく、余り17年も経っているようには見えなかった。


(彼女については、この日記を読めばある程度わかりますよ。ほら、ここに置いておきますから、読みなさい)


「……その日記は、僕たちなんかが見ていいの?」


 朝日も何かを察して、真面目モードに切り替えている。


(私が許します)


……さいですか。日記の表紙を両手でめくる。




 振り返ってみると、私はついぞ小心者を辞めることができなかった。


 大きな声では言えないが、私が生まれたのは呪術の名門みたいだ。小さい頃から、基礎魔術から代々伝わる直伝の呪術まで、魔術大国の我が国で生きていくのが恥ずかしくないくらいには魔術や呪術を仕込まれていったが、幸運にも私は勉学や研究に耽るのはとても性に合っていたから、そちら方面ではとやかく両親に何かを言われることはなかった。しかし、不幸にも下に生まれた私の弟は事あるごとに、私が引き合いに出されて比べられるものだった。教育熱心な両親は叱るだけにとどまらなく、数えきれないほど手も上げていた。小心者の私は、弟を庇うなどの考えはよぎりもしなかった。両親に逆らった日には私も痛い目に合うとわかっていたから。だから、めそめそと泣く臆病な弟を、せめてものの慰めをしてやろうと、両親には内緒にして、飴を上げたり、外にこっそり連れ出したりはした。こんなことをしたところで私の後ろめたい気持ちが軽くなるだけで、見殺しにしているという事実に揺るぎはなく、ただの自己満足だとわかっていたのに。


 勉学そこそこな私を、両親はどうにか私を跡継ぎに仕立て上げようとしていたのは見え見えだった。勉学は好きだったが、両親との不和も含めて、家柄に関してはどうも好きになれなかった。大体、勉学は好きでも、私は人の上に立つ器などではないのだ。だから、いくら勉学が出来ても、私にはあの家に相応しくない人間だと、日々思っていたが、ついに我慢ができなくなった私は、弟を連れて逃げ出そうという計画を立てた。きっと、私がいなくなったことでしわ寄せが弟に行って、残された方も生き地獄が待っているんだろうと、連れ出そうとした。


 しかし、逃走計画の当日、事件が起きた。どうやら私の幼稚な計画なぞ、とっくのとうに見透かされたようで、両親に待ち伏せをされてしまった。こうなってしまってはもう勝てっこないと、潔く諦めようとしたら、弟が人生初めての両親への反抗をした。両親がそれに驚いているうちに弟は私を逃がした。相も変わらず、弟とは正反対で、小心者の私は少しも親に反抗して弟を助け出そうと、せめて一矢を報いようとも思わなかった。それでも、私は弟のことを忘れるほど、冷酷にはなれなかった。取り残された弟を見て、私は初めて、自分の無力さを呪った。後悔するも、あの場で反抗しても両親に敵うはずがないと、自分自身に言い訳がましく慰めの言葉をかける私はやはり小心者だと、つくづく思う。


 なぜ小賢しいことばかり考えている私は、生き地獄から逃げても、結局誰かにより深いそれを押し付けるだけだとわからなかったんだと、日々後悔が膨らんでいくばかりだった。だから、私はもう永くないとわかった時は愚かにも、ようやく終わるんだ、ようやく悩まずに済むんだと、安堵の気持ちが真っ先に来てしまった。そんな気持ちを感じる資格なんて、私にはないのに。


 最後の日まで、全てから逃げたあの日まで、結局私は私自身のことしか考えられなかったんだ。ただ、呪いにかかったとわかった時から、私はようやく、少しは穏やかになれる気がした。皮肉にも、私も変われそうだと思ったのは死の間際だった。もはや何もかもが遅い。


 最期に、七里へ。言いたいこと積もるほどあったはずだったが、ふふ、筆を手に取ったら殆ど忘れちゃったみたい。だから、要点を取っていうね。口封じのようなことしてごめんね。どうしても、ここで死ぬこと、誰にも、特に家族には知られたくなかったの。どうかわかってほしい。命からがらで逃げてきた私を、匿ってくれてありがとう。短い間だったけれど、あなたと過ごしたかけがえのない時間、私、死んでも忘れないよ。私は消えるけど、あなたはどうか、停滞しないで、前を向いて生きるのよ。大好きよ。


◇◇


「……」


 考えていたよりずっと重たい内容に思わず、閉口する。


(……馬鹿ね)


小さく呟かれるその言葉は、妙に僕の耳に残った。


 この遺書……と呼ぶべきか、読み解くと、彼女はオリ=オール王国でグラヴェリン家っていう呪術の名家出身で、逃げるように家を出た。本当は弟も連れて出る予定だったが、置いてけぼりになって、彼女はすごく後悔をしていたと。そのあと、彼女は何かしらの呪いにかかって亡くなった。……やるせないだろうな。


 沈黙をまず破ったのは朝日だった。


「ねえ、ななちゃん。ななちゃんもこれ、読むの初めて?」


(……)


 口を開かない七里を見て、朝日は首……の代わりに頭蓋骨を傾げる。……思い出した。


「七里、君は、イリヤさんと約束したんだね。彼女に関することを、何も話さないのを」


 七里はこっちに向く目をすっと閉じる。これはきっと、肯定の意だ。


「……でも、僕たちがこの部屋から情報を得る分には、勝手にしろといった所だね?」


 彼女はニヤリと笑う。


(ふふ、彼女は何も知られたくないと言ったけど、そうはいきませんよ、イリヤ)


 七里は少し顔を上げ、故人を偲ぶように、目を閉じる。


(あなたが私たちのような死に方をするなんて、許さないんだから)


 僕も朝日も、目を閉じて黙祷する。


(……さーて、あなたたちにお願いがあります。彼女の研究資料を覗いていいですよ。代わりに、この遺書を彼女の古巣、オリ=オール王国のグラヴェリン家に届け……る前に、様子見てきてほしいですね、弟さん)


「……ふむ」


「ひーちゃん、どうする?届けに行く?」


「行くのはやぶさかではないが……オリ=オール王国がどこだか知らないし、そも、今の僕たちにそんな余裕はないと思うなあ。申し訳ないけど、やる気はあるが、暫く先になると思う」


(ええ、構いませんよ。あなたたちじゃまだまだ遠出は無理でしょうし。まずは自身を護る術を身に着けていきなさい)


「うん。そのために、イリヤさん、資料をお借りしますね……正直、あれだけの話聞いて、すごく億劫だが」


(いいんですよ。彼女はいつも”技術は生活を豊かにするや、人を護るためのもの”って言ってますからね)


「……さっきからべらべらと彼女の情報しゃべってるけど、それらは言っていいものなんだね」


(……あらま、本当。こういったことは契約に抵触しないみたいですね)



◇◇


 彼女の日記を読み進んで行くと、殆どはその日その日に起こった、他愛もないことが記されてるだけで、あまり重要ではないし、他人の日記を勝手に読むのは流石に憚られるから、ほどほどに切り上げた。床に散らばった資料を整理しつつ、彼女が幼い頃に使ったであろう、”ピピロでもわかる!はじめてのまじゅつ”と、両目が別々向いている、大変頭悪そうなビジュアルの鳥が本を持つようなイラストが描かれた、大変愉快そうなタイトルの本を見つける。


(それはイリヤが5歳の時に使った教科書だって言ってた気がしますね)


……とんだ英才教育だな。


「……まあ、このピピロとかいう生き物は何かは一旦置いとくとして。なんで魔術の本?彼女の家って呪術の名門じゃないの?」


(表向きは魔術の名門貴族ですよ。そもそも、魔術大国の名の知れた貴族なんだから、魔術は最低限の嗜みですよ)


……一理ある。そりゃごもっともだ。


「じゃあ、呪術使いだということを隠蔽しているってこと?そりゃまたどういうわけよ」


(……まあ、私も全部が全部知ってるわけじゃないですけど、オリ=オール王国では魔術以外の力は排斥しているはずですよ)


 へえ。外部の力を嫌う魔術大国で、”呪術の名家”が、それを隠して貴族にまで成り上がっていると。中々興味深い話だ。こりゃばれたらとんでもないことになるな。


 ともあれ、表紙をペラっと捲ると、子供にもよくわかるように、文章はひらがなで統一されていて、ところどころピピロとかいう鳥の挿絵が描かれている。最初の一行を読むと、


”まじゅつとは、まりょくをしょうひしてげんじつかいへんをおこすぎじゅつだよ!”


「こんなの5歳児にはわかるかい!」


 つい、突っ込みをいれてしまった。ご丁寧にも読めるようにひらがなで全部書かれているが、肝心の内容が一ミリも気を使われてない。


「へー、イリヤさんって本当に頭良かったんだね~」


(わ、私だって5歳のときはこのくらい……)


「いや、なんでそこで張り合うんだ。大体あんたいくつよ」


(セクハラで訴えますよ)


「はは、できるもんならな」




 朝日と一緒に読み進んでいくと、魔術の仕組み、発動方法までは大体理解できた。触媒を消費し、魔力を魔法陣に通すことで、現実改変現象を起こせるようになる。厳密にはもう少し細かく手順に分かれているらしいが、この本には書かれてないから一旦置いておく。


「で、七里さんよ。魔力とはなんぞや」


「あ、僕はわかるよ~、念動力で使ってる、気がするから!」


 なるほど、一度魔力を感じるとそれをもう意識できるようになるのか。


(ええい、手間の掛かる生徒ですね……ほら、私の手を取りなさい)


 そう言い、両の手のひらを差し出す。いやいや、あんたのその姿、幻影じゃないのかい。その手、半分透けてますけど。


(ここの空間だけなら実体化できますよ。そんなことより、ん、ほら、早く)


 促されて触るその手のひらはひんやりしてて、感触があることにびっくりする。指先に僕のちっちゃい手を乗せると、両方の手をそれぞれ日本の指でつままれる。すると、右手から何か冷たい、息吹のような、水のようなものが流れ込んくる。


(どうですか、これが魔力というものです。感じたでしょう?)


 右手から体の中心に、そして全身に広がる、体の芯から凍えると錯覚するほどの凍てつく奔流。体中を巡って、左手から、七里の方へ流れて出る。


(うーん、あなたの魔力、なんか嫌に粘っこいですね……)


 はあ、さいですか。


「そういうあなたは、嫌に冷たかったですね)


(そんな怒らないでください。単なる感想ですよ、それ以上でもそれ以下でもないです)


「実際、この魔力の質?というものは、魔術などの行使には影響する?」


(多少は、魔術の発現には魔力の性質は出るものですし、魔術との相性で得意分野などにも関わりますが、まあ、大きく影響するものでもないです)


 へえ。細かいものだなと感心する。


「ねえねえ、ななちゃん僕にも魔力通してみてよ、僕も自分がどんな魔力なのか気になる~」


(うふふ、朝日くんはかわいいですね。勿論いいですよ、こっちにおいで)


 両手を差し出すと、朝日はちょこんと頭蓋骨を乗せる。……なんか、僕の時とは随分と態度が違くないか?


(あら、朝日くん、すごく純粋な魔力してますね。純粋な魔力というのはどんな魔術にも適応しやすいので、他の人よりも少し幅広く魔術の習得はしやすいですよ」


「わーいやったー!でもこれって必ずしもいいことではないよね。つまり、得意分野ができにくいってことだから」


(うふふ、鋭いですね。でも、さっきも言ったけど、魔力の性質が与える影響ってそこまで大きくないから、気にしすぎはよくないですよ)


 なるほどな。まだ先触れ程度なのに、奥深い世界だなとひしひしと感じた。


(こほん、とにかく、魔力がどういうものかわかったでしょう?それをまず循環するように動かしてみてください。ほら、これを持って)


 渡されたのは一枚の乾燥した花びら。これに魔力を通せってことか……?


「こ、こう……?」


 次の瞬間、手のひらの花びらが淡い光を放ち、涼し気な気流が体を包み込むのを感じた。魔力が体内から外に流れ出て、だがその感覚もほんの一瞬だった。光が消え、花びらは枯れ、砕け散っていく。


「あれ……?失敗した?」


 七里は小さく首を振る。


(成功はしていますよ。ただ効果が小さすぎましたね、あなたの技量がまだ未熟で。……今のは巫術と呼ばれるものです。あなた方が信ずる神に力を希う術です。あなた方が触媒を持って祈り、それを聞き届けて私が力を授ける、というわけです。……はあ、何が悲しくて私自身の口で説明しないといけないんですか、全くもう)


 ふむ。どういう触媒を使うのか……と聞くのは無粋か。供物みたいなもんだろうな。


「あんたが説明してくれないと、何もわかりませんよ。……して、今何か力を借り受けたというわけか」


(そうですよ。微々たるものですが、あなたに対する悪意が少し鈍くなってます。厄除けみたいなものです)


「なるほど。とにかく、巫術も魔術も、何でもかんでも魔力を魔力を要求するのは理解したけど、魔術も巫術と同じようなものという認識でいいのか?」


(魔力こそ同じように消費すれど、その発現過程は大きく異なりますよ。魔術は触媒を消費して、魔力を魔法陣を通すことでようやく発現できます)


「えー?じゃあ僕の念動力は魔術じゃないってこと?」


(そうですよ。それは魔法と呼ばれています)


「魔術と魔法はまた違うもんなんだ。僕、わかんなくなってきちゃったかも」


(ふふ、魔法については今度教えてあげますからね。魔術の話に戻しますが、まあ、これも一度見せた方が早いですかね)


 そう言うと、彼女はまた、先ほどと同じような、乾燥された一枚の白い花びらを取り出す。


(これもさっきと同じもので、乾燥したスノードロップの花びらです)


 彼女は神と羽ペンを取り出し、インクを付け、手早く魔法陣を書いた。魔法陣の中央に花びらを乗せて、手を当て魔力を流し込むと、気温が下がるのを感じ、魔法陣の上では徐々に氷が出来て大きくなっていき、気が付くとスノードロップを模した氷像となった。


(ま、こんなものでしょう。今使ったのが、氷の魔術よ)


「わ、すごい!僕も覚えたい!」


「へえ、器用なものだなあ。それは誰でもできるようになるのか?」


(努力さえすればね。しっかりと魔法陣学、魔術言語学を勉強してくださいね)


 うげえ、ゲームでも勉強をせなあかんのな。まあ、小細工に頼るしかない何事もそううまくできていないってことだ。


……うん、やっぱりどう考えても、こんな体じゃ武術も期待できないし、やはり魔術やら巫術やら、自分の身を守りにはこういった小細工を頼るしかない。きっと朝日もそうだろうな。腹を括ろう。それに実は、それほど勉強が嫌いなわけではなく、むしろ勉強という陳腐無味な単語に、わくわくする自分がいる。


 振り返ると、朝日も同じような顔をしていた。


「朝日、一緒に頑張ろうな」


「うん!楽しいに違いないよ!」

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