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疑念

名前変えたらpv爆下がり・・・・・・自業自得だけど傷つく

神器 


それはこの世界に15本のみ存在する、理を揺るがす神の力を宿した武器


神の名を(かん)し、所持者に絶対の力を授ける武器  


神器。それは──────”神王“にして魔王。ペオニア・フォース・クローバーの最高傑作達である


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「”神器“─────だと、んな、バカな・・・・・・・」


脳が理解を拒絶する。だが、震える足と、目の前の剣から放たれる圧迫感が、どう考えても自分に向けられている剣が”神器“だと物語る


『氷像』が”神器“使いという話、まさか本当だったとは・・・・・・・・


「ふふ、どうだ恐ろしいだろう? その顔が見たかった・・・・・・・《氷風(アイス・ウィンド)》」


「──────!! 《収束光撃キャノン・レーザー》!!」


神器という圧倒的不確定を持っている以上、先程は牽制位にしかならなかった氷の風にも最大限警戒をする、そしてそれは正しかった


「見間違いじゃなかった──────マジで()()()()()やがる」


目線の先では、ただの光る棒と化し、凍りついた《収束光撃キャノン・レーザー》が落ちている───────光という非物質すら凍結させる、これがこの“神器”の能力


はっきり言ってすさまじく相性が悪い。俺の遠距離攻撃手段は光魔法しかない上に、近距離なら一瞬で凍らされる


「ヤバいな・・・・・隙のスの字もねぇじゃねえか」


こうなるとテルスを行かしてしまったことがくやまれる。彼女の重力魔法ならこの男にも一撃を加えられた可能性が───────


「・・・・・・いや、ちげぇよな。それは」


アイツはラテュロスを助けにいきたがっていた。その気持ちを踏みにじることは、俺が理想とするリーダー像からはかけはなれている


「せめて・・・・・・最後はかっこよく」


「──────────このお馬鹿!!」


「ぐえぇ!!」


力なく弱音を吐きこぼしたとき、鎧すら貫通するほどの勢いで後頭部をぶん殴られる


「なっなにすんだよパノ・・・・・・・」


「なにするかじゃないよ、なんかアイツ生きてると思ったらなんか諦めて弱音吐いてるから気合い入れ直してあげたのよ!!」


まあそりゃ驚くか、あれ(狼ビンタ)ふつうの人間ならミンチになってるだろうし


「それだけじゃねぇ、アイツの手のレイピア。ありゃ"神器"らしくてな・・・・・・俺の《収束光撃(キャノン・レーザー)》をあっさり凍らされちまっ────────」


「知ってる!! さっきまで木陰で見てたし」


その言葉と同時に再度腹に一撃を加えると、パノプリアは一転して、とても柔らかな表情を向ける


()()()私を守るっていう言葉は、嘘だったの」


「────────!! そんなことは・・・・・・」


「ならやるよ・・・・・・・私らはこんなところで止まれないんだから」


「──────ああ、そうだな、そう、だったな・・・・・・じゃあ力を貸してくれ、考えるのは任せる」


「いっそ清々しいな・・・・そういうところも、()()()全然変わってない」


そう、変わらない。仲間を助けたいこの気持ちも、目の前の強敵(理不尽)を打ち破りたいという信念も─────────昔から何一つ


「さあ─────神話越えといこうぜ、パノ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「───────なっ血迷ったか!?」


クタヴァーがそういうのも無理はないだろう、何せアスピダは、あれほどいやがっていた接近戦を自ら仕掛けにいったのだ


「OoE《多重発動型》《聖盾(ホーリー・プロテクト)》!!」


「なに!?」


先ほどと同じように、触れたもの全てを等しく凍結させる絶対の氷風を─────アスピダは一瞬()()()ように見えた後、大盾でクタヴァーにタックルをかました


「やっぱりな───────その”凍結“は、あくまでもどんなものでも凍らせられるってだけで、それ以外は普通の氷属性魔法と変わらないみたいだな」


そう、つまりは《聖盾(ホーリー・プロテクト)》を何重にも、かつ隙間を空けて纏うことで凍結が生身にまで及ぶことを防いだわけだ


というかそもそもアスピダは難しく考えすぎていたのだ


"神器"や"二つ名"のネームバリューに踊ろらされていたせいで気づかなかったようだが、普通ならあの“神器”の攻撃が特殊な能力以外はただの魔法と変わらないということに気づけたはずだ


というかそれ以前に、光を凍らせたクタヴァーの息は乱れ、顔は真っ青だ


おそらく"神器"はあの『氷像』のクタヴァーすら振り回すとんでもないじゃじゃ馬ということだろう


「全くホント詰めが甘い」


まあその分、ペースに乗ればめちゃくちゃ強いが


「───────ハァ・・・・・クァぁ、何故だ、何故ここまで魔法を連発して力尽きぬぅ!!」


それは、アスピダの固有能力(ユニークスキル)逆境強化(クランチ・タイム)の影響だろう


アスピダにかかるすべての()()を特殊なエネルギーに変換できる。それがアスピダの強さの秘密だ


この特別なエネルギーというのがみそで、このエネルギーを発動した魔法に流し込むと、その威力、効果が()()する。


しかも倍率は一律ではなく込めたエネルギーに比例するというおまけ付きだ


これによりアスピダは普通では考えられない継戦能力と魔法出力を得るわけで


「ハァ・・・・・・・ハァ・・・・」


燃費の悪い相手かつ、攻撃を防ぎきれる相手には絶対に負けない


だが──────おかしい 


「わかってるよな、アスピダ」


「ああ・・・・・・・おい、『氷像』─────いや、その影武者」


「・・・・・・・・・・は?」


「とぼけなくていいぞ、質問に答えろ。本物の、『氷像』のクタヴァー・アロガンスはどこだ?」


戦いの最中に抱いた違和感・・・・・・二つ名持ちにしては()()()()目の前の男に、アスピダは剣を突き立て問いかけるのだった





いやー渾身の煽りですねぇ


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