咎人の意地
感想がついたぁぁぁぁぁぁ!!
ありがとうございますぅぅぅぅ!!
「後悔してる暇はない───────何せお前の選択肢は二つしかなのだからな」
そうすると、人外美人は、まるで死刑執行を伝える処刑人のように、感情の抑揚を感じさせない声で語りはじめる
「ひとつは、このまま死ぬこと。 まあ論外だよな」
「決めつけるなよ・・・・・・・・まあ実際死ぬ気はないんだが」
「だよな、ならばお前にはこの選択肢。 ワシの組織に加入し、その身を粉にして働くことを推奨しよう」
組織?
「驚いた、何処かの頭でも張ってるのか?」
「まあな、ギルドっつうところのな」
ギルド、か・・・・・・・・・
「どこだ? 王様の命令にケチつけられるってことは、かなり上位のギルドだろ?」
ギルドが複数の種類があることは知っている。 俺を雇うということは戦闘系であることはわかるが
「まあ、そこはおいおい───────で、どうする」
「はは・・・・・・・・しっかりミオンの情報はくれよ?」
「それはお前の功績次第」
この日。盗賊会総頭ノース・アスノーヴァは
人外美人───────笹百合椿を総帥とする、総合ギルドの一人として、その身を粉にして働くこととなった
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あの日から、もう一年・・・・・・・・ついに、あの人外美人から出された、ミオン会うための条件の達成、その最初の一歩まで来た
その条件は────────── 1級にまで、その地位をあげること
最初は、簡単だと思った。己の実力に自信を持っていた
だが、本物の強者に、偶然とは言え出会ったとき、その自信は音を立てて崩れ落ちた
でも、それでも諦められないのだ。ミオンを諦めたら、俺は俺じゃなくなる。そのためならあの化け物どもだって越えてみせる
だから、だから────────────
「・・・・・・・・・負けられねぇんだよ、俺は」
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・・・・・・・・・・・・あぁ、夢か
数秒、いや一瞬、気絶していたかもしれない
体感時間で一秒ほどたった頃、少し周りや己の状況が、おぼろげだが思い出せてきた
内臓にまで達し、致命的なまでに身体を破壊した銃弾、そして、おそらくそれを手引きした目の前の獣人
甘かった。そう認めざるをえないだろう
負けられない、負けたらミオンに会えない。その事を失念し、手を抜いていた自分のミスだ
だから、使うおうと思う。この忌むべき、刻まれた咎の力を
刻咎者の魂に刻まれた『咎人の呪い』には、二つの効果が存在する
ひとつは、特定の才能の封印。もうひとつは、自然とこの呪いが解けることは絶対にないということ
だが───────────こと適合者に限って、この呪いの効果は変質する
封印は解けない、だが、魂に刻まれた呪いの印が体にまで回りるとき、呪いはひとつの能力授ける
それは、自らが求めたチカラへと変質する。
いつからか封印していた、いや、必要ないと切り捨てていたこのチカラ、今こそ使おう。もう出し惜しみはしない
チカラへと意識を向けた瞬間、体が音を立てて変質し始める。銃弾は外部へと放出され、すぐさま傷は塞がっていく
「悪いな────────こちとら普通じゃねぇんだわ」
もう、迷いはない。あるのはただ純粋な殺意
「──────────誰だ?」
その妙に間抜けな声だけが、どこかハッキリ聞こえた気がした
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「──────────誰だ?」
オプロの弾丸は確かに着弾した、なのに、倒れるどころか、異常なまでの煙を発したあと、いきなり姿が変わった。その見た目は大きく変わっている
まず、小さくなった
身長は据え置きだが、体を覆っていた鎧のような筋肉はなりを潜めている
特徴的だったドレッドヘアーもほどけ、顔に至っては見る影もないほどの美丈夫に変化している
そして───────────発せられる気配の濃密さも、まるで別人だ
冷や汗が滝のように吹き出し、気を強く保たなければ足が震えてしまう
「・・・・・・・・面白そうな宴会芸だな」
「あぁ────────────それで、遺言はすんだか」
「チッ、『禁庫』!!」
瞬間放たれた殺気に、とっさに『禁庫』から五枚ほど盾を取り出す
これで相手のアクションに耐えて、その隙に魔法の威力で潰す
今のアイツはヤバい、直感だがとにかくヤバい。何かされる前に潰さなきゃこっちが殺される
「《火炎大砲》!!」
私が使える技の中でも、瞬間最大威力なら最高の魔法だ。
「どうだこのやろ─────────ろっ!?」
こいつ、まだ生きて・・・・・・・!!
地面の一部が融解するほどの火炎地獄のなかから、ノースがまるで弾丸のような勢いで拳を振り上げている
盾を操り、ノースとの間に差し込むことができた
何とか間に合っ・・・・・・・・・
瞬間、ビスケットのように砕かれた盾のなかから飛び出した拳が、私の体を貫いた
「・・・・・・・・・・・・・いや、無理だろ」
書き方が安定せず申し訳ありません




