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神と契約した俺は最強となる  作者: 山本 華糸良
学園入学
3/3

三話  決闘

こうして入学生の俺たちは訓練場についた。

 「ではこれから君たちには決闘してもらう」

 「クレア先生なぜ決闘をするのでしょうか?実力なら試験の時にはかっていますよねなぜですか?」

 「うむ、だがそれは個人技での話だ対人間での能力は試験では、はかれていない。他の学園ではどうかわからないが四学園である学園は対人間での能力が求められている。理由は近年で悪魔や魔神と契約した集団イビルコントラクト通称イビルという者たちが活動を最近活発にしていてな中でも有能な学生をねらって連行されると言う事があってなので優秀な生徒が特に多い四学園の生徒は対人間戦も必要になっている。と言う事でクラス編成は今から行う決闘の実力順で決める!それと契約紋の使用は構わないからな!」と高らかに言う先生。

 「「えええ!!」」と叫びだす生徒たち

 目を輝かせながらこっちを見てくる妹

「はぁやはり大変なことになった」とため息をつく俺

三者三葉の反応をしながら決闘が始まるのだった


「よしもう質問はないな、では決闘を始める」

 では適当にペアを決めてと適当にペアを決められた、、、「最悪だ」まさかの俺のペアは先ほど入学者代表を務めていたレクシニア・ルナだった。

 「よろしくね」と笑顔で握手を求めてくるルナ「はぁ、やるしかないか」ときょう何回目かのため息をつきあちこちで始まりだした決闘から少し離れ決闘を始めた。

 

 決闘が始まってから少し時間がたち二人で見つめあう時間が続く

どう攻めるか、ルナからは一ミリの隙も油断もなかった「あなたがから来ないならこちらから行きますね」

そういうとものすごい勢いで詰め寄ってきて俺の前で止まり右手に左手をかざして

 「一座解放、、、降雹の妖精 アイスフェリアス」というと冷気を放つ白く長細いレイピアのような剣が現れた。

 「手加減なしで行きます」と斬りつけてきた最初から本気で来るようだ

 ならこちらも本気で行くかと腰に下げていた剣を引き抜き振り下ろされていた剣を防いだ。

くっ、なんて力だ振り下ろされた剣を防いだ方の手はしびれていた。だが彼女がそれを見逃すはずもなく凄まじい剣戟が俺を襲う

 俺は何とかその剣戟を防いで致命傷だけは避けたが全て防ぐことはできずいたるところに切り傷が出来ていた。

 くそ、このままだとじり貧だと大きく後ろに飛んだ。それにしても凄まじい剣さばきだ元々の剣の腕も素晴らしいのだろうがあの白い剣だあの剣から放たれる圧が凄まじい、、、負けるかもなと思っていると「すごい剣さばきだね私の剣を防ぐなんて」と言ってきた

「いや防げていないさ、あちこち切り傷が出来ている」

「いやそれでもすごいよ契約紋解放もせずに防ぐなんて、でも君は解放しないの?」と聞いてくる。う~んそこに触れられたくはなかったが仕方がない「すまないが俺は解放しないんじゃなく出来ないんだ俺は契約できていないからな」と答えるとすごく驚いた顔をしたそれもそうだ契約できていない奴なんて今まで聞いたこともないからだ。

「でも私は手加減しないからね」と言ってくれた

「あぁ大丈夫だ俺も負ける気はない」

そう言ってまた剣を構えた。そうだ俺は契約できていないが努力は人一倍してきたつもりだ「いくぞ!」

「えぇきて」そうしてまた戦いがはじまった。

「炎よわれの意思に従い敵を打て」そう言って右手を振りかざすと大きい火の玉が右手にでき彼女に向かっていった。

 契約紋を持っていて契約したものなら詠唱はほとんどいらず一言二言でいいのだが契約できていない俺は普通に詠唱して魔法を放った

「え!」と驚く彼女どうかしたのだろうか

だが彼女はすぐに真剣な顔に戻り剣を構え「氷剣!」と火の玉に氷でできた剣をぶつけた氷剣にぶつかった火の玉は大爆発し蒸発した。やはり火の玉程度では無理かと考えていると「何なの今の威力」と彼女は驚いている。

何なのといわれてなぁ普通の火の玉なのだが考えていても仕方ないので攻撃を続けることにした「まだまだいきますよ!」とすこしスピードのギアを上げて攻撃したが彼女も弱くないので上げたスピードにもついてくるが彼女にも太刀傷が増えていった。このまま行けるとさらにスピードをあげ彼女の後ろに回り込み「炎の嵐よ吹き荒れろ」魔法を放つと炎の竜巻が彼女を襲う「氷壁」と氷の壁を出しふせごうとするが「きぁあ」と今度は吹き飛ばされその隙を見逃すことなく吹き飛んだ彼女のもとに走り込み彼女が立ち上がろうとしたところに剣を突き付け「終わりです」と告げた。

「わ、私の負けよ」

 なんとか勝てた俺は彼女に手を差し伸べるとその手に掴み立ち上がった。だが一向に手を放す気配がない

「あ、あのーどうしました?」と聞いたら

「どうやったの?」

「はい??」どうやったとはどういう事だろうか?そう悩んでいると

「とぼけないで!あんな威力の火炎魔法、炎系統と契約しててもなかなか出せるものじゃないわ。ましてや契約してないのにあの威力どうやったの?」

なるほどそう言う事か「俺は契約できていないと先ほど言ったとをり契約は本当に出来ていませんですが契約が出来なかった日から今日まで必死に努力してきたからですかね」と答える全部事実だ才能がない俺が力をつけるためには努力しかない、そう努力しかないんだあいつを殺すためには、、、

「努力ね、まぁ分かったわ次は負けないから!」と人のいい笑みを向け去っていった。良い人そうだな


こうして決闘が終わると他の人達も終わったらしく集合していた。

「みな決闘は終わったなでは明日クラスの発表を行う。今日は疲れたことだし皆寮へ戻れ解散!」クレア先生はそう言うとまた颯爽とどっかへ行ってしまった、まったく慌ただしい人だ。

だが俺も疲れていたのでちょうどよかった。そうして寮へ帰ろうとすると「お兄様ー私勝ちましたよー一緒に寮へ帰りましょうー」と駆け寄ってきた

「何言ってる俺とミレイの部屋は違うだろ」そう言ってやるとミレイは固まった。一緒だと思っていたらしい仕方ないので部屋まで一緒に付いてやることにした道中なんでですか?と何回も聞いてきたがもう決まった事なので仕方がない半泣きになるミレイと部屋まで行き俺も自分の部屋に行くことにした


だがまだ俺は知らなかったこの後俺の方が泣きたい状況になるとは、、、

誤字脱字ありましたらご指摘よろしくお願いいたします

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