ふりかえり 第一部の登場人物
作者の備忘録も兼ねて、あーこんなヤツいたなーという程度にどうぞ。
登場人物 ※プロフィールは第1部終了時点(2022年2月)のもの
小森太一
本作の語り手。横浜市金沢区在住。2010年5月生まれの小学5年生で、身長166cm体重95kg。
以前の人生では幼い頃から太りやすい体質を理由にいじめられてきた経験から、鬱屈した人生を送ってきた。成人後は140キロ超の肥満体となり、ある時勤務先の工場火災に巻き込まれ26歳で死亡する。
逆行してからは5歳で金沢ラグビースクールに所属し、高学年になってからはプロップとして定着。小学生離れした体格を活かし、パワーでねじ伏せるプレーを得意とする。
金沢ラグビースクールのメンバー
西川君
フルネームは西川俊介。太一と同じ5年生で、身長160cm体重53kg。
天才的な運動神経の持ち主で、前の人生では小学4年生から野球を始め、地元球団所属のプロ野球選手になった。
南さんに好意を抱いていたこと、太一に腕力では敵わないことから一方的に太一をライバル視していたものの、ラグビーを通してやがて和解する。
自分でトライを取ることに憧れ当初はウイングを務めていたが、途中からフルバックにポジションを変える。どのようなプレーもこなす万能選手だが、特にキックの精度はチーム随一。
鬼頭君
フルネームは鬼頭勲夫。太一よりひとつ上の6年生で、身長162cm体重74kg。
ポジションはフッカーで、フォワード陣のリーダーを務めていたところ、途中からキャプテンも任される。持ち前の腕力はさることながら器用なプレーも得意。
全国大会終了とともに12人制へのレギュレーションへ移り、ミニラグビーを卒業した。
浜崎君
フルネームは浜崎徹。5年生で身長164cm体重48kg。
ポジションはスタンドオフで、関東大会からスタメンに抜擢。ひょろっと背は高いが線が細い。一見気は弱そうだが芯が強いというのが周囲の評価。
司令塔としてバックスを引っ張ってきたことから、次期キャプテンに選ばれる。
学校の仲間たち
南亜希奈
太一と同じ学級の女子。身長150cm体重非公開。2つ年下の弟がいる。
3年生の時に太一によって通り魔の襲撃を免れたことから、太一を意識し始める。
現在は中学入試のため勉強中。中学ではラグビー部のマネージャーになりたいと考えている。
ハルキ
太一と同じ学級の男子で、年中半袖半ズボン。誰もが認める学級イチのお調子者。
自宅は中華料理屋であり、自分も頻繁に店の手伝いをしている。
『先生』
太一と同じ学年の男子。学校イチの物知り博士で、どんな質問にも的確に答える知恵袋的存在。
前の人生では東大に入学している。
太一の家族
太一の父
太一ほどでないが肥満体型。息子に影響されてラグビー観戦にのめり込んでいる。
太一の母
小森家のボス。
他スクールの選手
馬原君
フルネームは馬原和樹。
東京都代表の立川スクールに所属するウイング。6年生で身長167cm体重61kg。
小学生ながら100m走で12秒台を記録する俊足の持ち主。仏頂面だが意外とノリが良く、穏やかな性格。
石井君
フルネームは石井秀則。
大阪代表の天王寺ラグビースクールのフッカー。5年生だが身長170cm体重105kgの巨漢。
見た目通りのパワーの持ち主だが足先のテクニックにも秀で、さらに瞬間的な加速にも優れる。
冗談をよく言うムードメーカー的存在だが、揺ぎ無い自信と闘志を備えた熱血漢でもある。




