ふりかえり 第七部の登場人物
登場人物(身長体重などは2031年11月時点)
日本代表選手
小森太一
この小説の主人公で語り手。184cm137kg。
横浜市出身の21歳で、ポジションは左プロップ。スーパーラグビーのユニオンズに所属。
プロップでありながらキックパスにも優れ、唯一無二の戦力となっている。
和久田秀明
太一と付き合いの長い同い年のスクラムハーフ。179cm86kg。
現在は福岡シューティングスターズ所属で、素早いパスと無限のスタミナで攻撃の起点を務める。
石井秀則
太一と同い年の大阪出身のフッカーで、現在は神戸ミリオンダラーズに所属。182cm120kg。
体格もさることながら、パスやキックもこなすなど器用さも兼ね備えている。
秦進太郎
大阪ファイアボールズでフランカーを務める。太一より3学年年上で189cm100kg。
豪快な性格、鬼瓦のような顔のおかげで女性人気は欠片も無い。
なお記者の山倉さんにぞっこんである。
秦亮二
太一と同い年のセンターで、京都バーミリオンズに所属。182cm86kg。
端正な顔立ちで細身の筋肉質な身体と言うこともあり、モデルの依頼も殺到する。女性人気も絶大で、兄とは様々な面で真逆。
立ちはだかる相手を抜き去るステップが最大の武器だが、ワールドカップではキックパスの腕も向上させた。
中尾仁
太一より3つ年上のロックで、静岡マウンテンズ所属。199cm114kgの日本人離れした長身が持ち味。
ジェローン・ファン・ダイク
29歳の日本代表キャプテンのナンバーエイト。オランダ系の南アフリカ国籍で191cm107kg。
10年以上日本でプレーを続けており、現在は横浜グレイトシップスに所属。2031年ワールドカップ終了と同時に代表引退を発表した。
テビタ・カペリ
26歳のトンガ出身の右プロップ。185cm141kgの巨漢で現在は東京ギャラクシィズ所属。
ジェローンとは付き合いが長く、非常に理解し合っている。
ケイン・アルバート
日本代表ヘッドコーチ。ニュージーランド出身。
ニュージーランド代表選手
ハミッシュ・マクラーセン
太一より2つ年上のニュージーランド代表ナンバーエイト。196cm110kg。
世界にその名をとどろかせるスーパースターであり、オールブラックスの中においても実力人気ともにダントツである。
ローレンス・リドリー
太一より3つ年上のオールブラックスのロック。205cm120kg。
同じポジションの中尾仁とはオタ友達である。
ニカウ
太一と同い年の右プロップ。189cm146kgの超巨漢。
マオリ族の特徴を色濃く残す容姿。
エリオット・パルマー
太一と同い年のウイング。178cm81kgとサイズは大きくないものの、俊足とステップでトライを量産する。
その他の代表選手
リカルド・カルバハル
太一と同い年のアルゼンチン代表フルバックでドロップゴールの鬼。187cm92kg。
以前より性格もだいぶ丸くなった。
ナレディ
世界最速と呼ばれる南アフリカ代表ウイング。195㎝95kgとウイングとは思えぬ体格。
対戦した選手からは、ウサイン・ボルトがラグビーボールを持って走っているようだと評される。
ヘルハルト・クルーガー
南アフリカ代表ロック。世界最長身ラグビー選手と評される210㎝の大男。
ティエリー・ダマルタン
太一よりひとつ年上のフランス代表のスクラムハーフ。168cm74kgとラグビー選手としてはかなり小柄だが、変幻自在のパスとその小さな身体を活かしたプレーで相手を翻弄する。
シャンパンラグビーの後継者とも呼ばれる。
スティーブン・ニルソン
太一と同い年のオーストラリア代表センター。186cm93kg。
いかなるプレーも高いレベルでこなす。明朗で気の良い性格のムードメーカー的存在でもあり、実力もさることながらチームの和を気遣っている。
フィリップ・ヒューズ
ウェールズ代表のキャプテンで、ポジションはスタンドオフ。33歳のベテラン。
2031年ワールドカップでは、前回大会優勝チームとして優勝杯を返還している。




