ふりかえり 第三部の登場人物
※登場人物のプロフィールは、第三部オークランド地区大会終了時点(2024年8月)のものです。
オークランドゼネラルハイスクールラグビー部員
小森太一
本作の語り手で、オークランドゼネラルハイスクールラグビークラスに通う1年生。176cm114kg。
横浜市出身で、中学1年の冬休みからニュージーランドへラグビー留学をしに来ている。
ラグビー部ではU-15チームの左プロップを務めている。
和久田秀明
ラグビー部の1年生でU-15スクラムハーフ。171cm75kgと日本人スクラムハーフとしては大柄。
北九州市出身で、父親は全国的なラグビー強豪校の指導者である。
鋭いパスとチーム随一の持久力が武器だが、性格は内気。
キム・シノ
ラグビー部の1年生でU-15フランカー。180cm84kg。
韓国ソウル出身。韓国ではマイナースポーツであるラグビーを母国でも広めたいと思っている。
強靱な身体の持ち主で、自分より体格が上の相手にも当たり負けしない。タックルの威力と足の速さに定評がある。
ニカウ
ラグビー部の1年生でU-15右プロップ。177cm118kg。
ニュージーランド先住民であるマオリ族の少年で、筋肉と脂肪をふんだんに蓄えた相撲取りのような体型。
太一以上の重量級であり、以前は『ヨコヅナ』というあだ名で呼ばれていた。
クリストファー・モリス
ラグビー部の2年生でU-15チームのキャプテンを務める。ポジションはナンバーエイト。183cm92kg。
チーム屈指の筋肉質な体型を誇り、タックルにキックにとあらゆるプレーを高いレベルでこなす。
いつもぬぼーっとした話し方で表情の変化に乏しいが、試合でも熱くならずに冷静に思考できるのが強み。
ジェイソン・リー
ラグビー部の2年生でU-15フルバック。181cm76kg。
カナダからラグビー留学に来た少年で、9歳まではサッカーに打ち込んでいた。
ラグビー選手としては細身ながらキック技術に優れている。
無類の女の子好きで軽口も多いので、ハミッシュからは「ものすごいアホ」と評されている。
フィアマル
ラグビー部の2年生でU-15左プロップ。184cm122kg。
サモア出身の先住民系の少年。予選リーグで怪我をしたため、チームから離脱してしまう。
ハミッシュ・マクラーセン
ラグビー部の3年生で学校代表ナンバーエイト。178cm84kg。
他の選手に比べると小柄ではあるが、将来は身体も大きくなり、ニュージーランド代表にも選ばれ世界的なスーパースターへと成長する。
面倒見の良い性格で、太一とは公園で早朝練習を行なっている。
ローレンス・リドリー
ラグビー部4年生で学校代表チームのキャプテン。201cm107kgでポジションは右ロック。
高身長を活かしてラインアウトでのボール奪取と、スクラム2列目を任されている。
他校のラグビー選手たち
エリオット・パルマー
セントラルチャーチ校U-15チームのウイングで、太一と同い年。172cm67kg。
卓越した俊足とステップ能力の持ち主で、太一とは地区大会決勝戦で対戦。
セオドア・オースティン
セントラルチャーチ校の学校代表チームのフランカーで、太一より2つ年上。
オースティン先生の息子である礼儀正しい少年。
アレクサンドル・ガブニア
ワイタケレインターナショナル校U―15チームのフッカーで、太一よりひとつ年上のジョージアからの留学生。177cm87kg。
がっしりとした体格に加え、器用な足の技術が持ち味。だが猛々しい外見に反して中身は繊細であり、タックルした相手を気遣っている。
その他
南亜希奈
太一の小学校からの幼馴染で私立中学に通う2年生。163cmですらっと細い体型が自慢。
ラグビー部のマネージャーを務めており、夏休み期間を利用してニュージーランドに遊びに来ている。
ホームステイ先父 オスカー・ウィリアムズ
太一のNZ留学でのホストファーザー。アングロサクソン系の白人男性。
オークランドに在住。ラグビーは好きだが、それ以上にサッカーが好き。
ホームステイ先母 マライア・ウィリアムズ
留学先のホストマザー。マオリ族の血を引いている。
学生時代は女子ラグビーをしていたという。
ホームステイ先娘 アイリーン・ウィリアムズ
留学先のホスト一家の一人娘。身長170㎝。
太一と同じオークランドゼネラルハイスクールの進学クラス3年生であり、ネットボール部に所属している。
火山学に興味があり、温泉文化に憧れている。なおボードゲームのセンスは絶望的である。
ラグビークラス担当教諭 オースティン先生
50手前の男性教諭。年齢を感じさせない筋肉に覆われた白人男性。
かつてオークランド州代表フランカーとして活躍したこともある。




