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武士がいる  作者: 長埜 恵
2.武士がいる
393/682

お久しぶりです

 ご無沙汰しております。一カ月ほど自分の身の回りのことで精一杯になっていました。いやなんかもうほんと色々……ありまして……。事実は小説より奇なりってほんとだなって……。

 人間ってなんで一人しかいないんだろうね!! もう五人ぐらいいていいよ!!!!


 ともあれ、またちまちま続けていこうと思います。


「大家殿、今朝はことさら清々しい顔をしておるな」


 おう、車でゴミ出しに行かなきゃならないのにストゼロカチ飲む夢見たよ。


「なんぞその救い難き夢は……」


 私にもわからん。誰か夢占いしてくれ。


「ぬ、見た夢によって占いができるのか?」


 うん。自分でも気づいていない望みとかストレスとかが、夢の中で姿を変えて出てくるとか何とか。


「ほほう」


 武士はなんか夢見た?


「どら焼きをたらふく食う夢を見たぞ」


 お前はドラちゃんか?


「だが一口目を食べようとした瞬間、大家殿に起こされてな。大急ぎで振り払い、夢に帰ったのだ」


 だから今朝のお前は寝汚かったのか……。


「早速占ってくれ」


 いろんな資料漁るまでもなく、まごうことなき食いしん坊だよ、お前は……。

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