明日せかいが終わるなら
もし、明日世界が滅亡するとしたら。
創作の中で、哲学の中で、頑是ない子どもたちの会話の中で、幾度となく繰り返されてきた問いである。事実それは明日にも迫っているかもしれないし、反対に向こう1000年は平気な顔して暮らしているかもしれない。
けれど、いつかは訪れると決定づけられた破滅ではあるのだ。地球はもちろん、宇宙にすら終わりはある。
なあ武士、お前明日世界が終わるとしたらどうする?
「はんばーぐを食べる!」
そんなわけで、夕飯はハンバーグでした。ここで私、みんなに言いたいことがあります。特に料理にこだわりがなかったらでいいんだけど、ぜひスーパーとかで売られてる生ハンバーグを買って家で焼いて食べてみてほしい。
とんでもなく、美味しいから。
ソースとかはもう、焼肉のタレあたりをハンバーグの肉汁に絡めて煮るぐらいで全然こと足りる。なんせ肉が美味い。家で自分で作るのよりも断然美味しい。しっかり焦げ目を作ればもう店のハンバーグの味してる。
ありがとう……スーパー。
「うまし! うまし!」
武士も大喜びでご飯とかっこみます。幸せそうですね。何よりです。
「これで心残りはない!」
なんとも潔いものです。
「だがもう一日セカイノオワリを延ばしてくれるというのなら、明日はむじるしのばすたー食べたい!」
無印良品のパスタソース、美味しいよね。5種のチーズのやつとかはドリアにしても最高だ。
バスターにはツッコミません。明日世界が終わるかもしれないのに、そんなことしてる余裕はないからです。
 




