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武士がいる  作者: 長埜 恵
2.武士がいる
224/679

 流石の私も、突然武士があいみょん歌い出したらびっくりします。

 どうもこんにちは、『武士がいる』の大家です。


「晒せ、我が魂」


 『裸の心』な。ウルフルズが歌ってそうなタイトルにするんじゃないよ。


「しかし、いつの時代も歌というのは良きものであるな。特にこの世界、もはやどんな場所へ行こうともひっきりなしに歌が流れておる」


 ああ、そうかもね。コンビニとかスーパーとかずっと有線で流れてるもん。

 そういう江戸時代にも歌はあったの?


「まああるにはあったがな。しかし琴や長唄は誰ぞに金を払って教えを乞うものだった為、どんな身分でも安易に手が出せるものではなかった」


 へぇ、そうなんだ。じゃあ今の日本はいい時代なのかね。みんな小学生の内から音楽を学べるもんなぁ。


「ほうー、男も女もか」


 そうそう。


「それは良きことであるな。金を出せば誰でも学べるとはいえ、やはり琴などは女の爪弾く者が多かったように思う。男女関係なく、あらゆる音に触れられるのは良いことだ」


 そだね。

 そういや武士も歌は好きだったよな。何? それも武士の嗜み的な感じで習ってたりしたの?


「うむ!」


 歌って歌ってぇ。


「任せるがよい! えへんっ!」


 わくわく。


「……ええ……金魚〜ぇい、金魚ぉ〜」


 棒手振りのやつ!!!!(※商品の入ったカゴをなどを前後に取り付けた天秤棒を振り担いで売り歩く江戸時代の商売形態のこと)(習うようなもんじゃねぇだろ石焼き芋的な歌じゃんそれ)

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