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武士がいる  作者: 長埜 恵
2.武士がいる
149/679

高熱

 ここしばらく更新が無かったのには、理由がありましてですね。


 まあシンプルに、私の体調が悪かったんですよ。


「長き休みに体を壊すとは、つくづく大家殿はついておらんな」


 うるせー。おかゆ作ってくれ。


 しかし久しぶりにこんな熱出たな。みんな知ってる? 三十八度以上熱があったらお風呂のお湯がぬるく感じるんだよ。

 やっぱあれって温度差で熱さ寒さを感じてるんだね。そういや雪山で体温が低くなった人は、周りの気温との温度差が小さくなるせいで暑くなったと錯覚して服を脱ぎ出すとかなんとか……。


「焼きそばができたぞ!」


 だからおかゆだっつってんだろ!

 お前ほんとレトルト以外も作れるようになってくれよ!

 一平ちゃんおいしいよね。


 しかし最近は、おかゆにもレトルトがあるので大丈夫である。こんな時期だというのに半纏を着込み、私は武士に温めてもらったおかゆをすすった。


 ……あー……。


 食べてるって感じする。


 梅干しも乗せちゃえ。梅干しは許される。梅干しは体にいいからね。


「大家殿、マヨネーズを取ってくれぬか」


 お前、病人に鞭打つねー?

 マヨネーズなんか知ったことかよ、自分で取れ。

 え、何? 足が痺れたの? ますます知るかよ自分で取れ。


 ひょこひょこと冷蔵庫に向かう武士を眺めつつ、またおかゆを食べる。口を動かさなくていいので、ありがたい。楽。


 それでもまあ、だいぶ熱も下がったので、明日からは少しずつ動けるようにはなるだろう。


 しかしどこから風邪をもらってきたのやら。皆様もお大事に。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 体調大丈夫ですか!? 無理をしないでくださいね。 [一言] 更新はゆっくりでかまいませんので、大事をとって休んでください。 いつまでも待っています。
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