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シキ  作者: 現野翔子
碧の章

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有栖秋人視点:調査

 慶司先輩と愛良にしっかりと口止めをして、後はラウラから良い報告が来るのを待つだけ。まずはどっちと親しくなるのだろう。ああ、待っている間に美織おばさんに話を聞きに行くんだった。




「久しぶり、美織おばさん。これ、夏海姉さんから手紙。」

「少し見ない間に大きくなったわね。……あらあら、また大変ね。とりあえず、こっちへいらっしゃい。」


 手紙に簡単に目を通した美織おばさんは苦笑し、応接間に案内してくれる。美織おばさんは父さんの弟の妻で、法務大臣もしている落葉伯爵だから、きっと知っていることも多い。


「上原隆って人について聞きたいんだ。」

「あんまり危ないことに首を突っ込んでは駄目よ。夏海さんたちは分かっているだろうけど、貴方は心配だわ。」

「大丈夫だよ、もう小さい子じゃないんだから。」


 その後の少し続いた余計なお小言を聞き流し、欲しい情報を聞き出していく。


「……で、知ってんの?」

「もう、仕方ないわね。上原隆は、仕事面では基本的に優秀よ。要求された方向で素早く法案をまとめ、提案の問題点をしっかり指摘できる人ね。だけど時折、自分の信仰するリージョン教の教えに基づいた案を提出してくるわ。そういったものは私の下に届く前に破棄されるのだけれど、たまに直接渡してくるの。」


 こういう案があったけど破棄した、ということだけが報告されて、長い文を確認する手間を省けるようになっているそうだ。

 業務上必要な行為でもないのに、平民が大臣の伯爵に手渡しというのは問題視され得る行為だ。俺が色々やっても大丈夫なのは、あくまで侯爵家の子どもだから。平民で同じことをすれば一回でも許されない。


「当然私も、その案は他の宗教との関係性や国家としての在り方にまで影響を与えるものだから私たちの権限で出して良いものではない、と言うのだけれど。一度だけ、なぜかそうやって弾いた法案が議会にかけられたのよ。」


 議会は皇帝、成人した皇族、各貴族家当主、宰相、各省大臣で構成される。常に全員が参加するわけではなく、その日の議題に関係する人が中心となっている。代理を立てることもできて、次期当主を出席させていることも多いらしい。俺の家も次期当主の光春兄さんがいつも参加している。


「誰が出したかって分かんねえの?」

「ええ。家同士や省同士の対立を判断に持ち込まないよう、法律として制定されるまでは、立案者などは隠されているの。内容まで全て決定されてから初めて、明らかにされるのよ。」


 通常は議会に出す前に法務省に持ってきて、ある程度形にしてしまう。だけどいきなり議会にかけることもできるそうだ。各領地で法律関係を扱う人はいるから、無理なことではない。


「じゃあ、制定しないと判断された場合は?」

「誰が議会にかけたか伏せられたままね。調整後、再び審議することもあるからよ。」

「調整とかいう問題じゃなくて駄目、ってなった場合も?」

「ええ。一律で開示しないことになっているの。」


 開示しない。だけど、議会で話し合うなら誰かが話し始めないといけない。その誰かは本当は誰が出したか知っているんじゃないか。


「その議会にかけた人って誰?美織おばさんは知らない?」

「知らないわ。」

「誰が知ってる?」

「気になるのなら皇子殿下に聞いてみると良いわ。できるのならね。」


 いきなり教えてくれと言っても無駄だろう。お土産を持っていくか何かしないと。それだけでも難しいだろうから、他の方法も考えないと。


「じゃあ、その上原隆が親しい貴族の人とかは?」

「さあ。部下の交友関係なんていちいち把握していないわ。犯罪者との繋がりがないか程度ね。」


 他に聞けそうなことなんてなさそうだから、後は皇子殿下に会う方法が必要だ。いきなり行っても門前払いだろうから。


「美織おばさんも皇子殿下に会ったことあるんだよな。」

「ええ。でも紹介できるほど親しくないわ。自分の力で頑張ってみなさい、たまにはね。」


 光春兄さんとかに頼るな、ってことか。過激派が入り込んでいるって話はあまり広めてはいけないから、迂闊に他の人にも話せない。

 貴族の家の当主や大臣を務めている人なら、皇子殿下にも会ったことがあるはず。一番頼みやすいのは父さんだけど。


「なあ、なんで光春兄さんとか父さんに言ったら駄目なんだ?」

「夏海さんが貴方に任せた理由と同じよ。普段出さない皇子殿下への手紙を有栖侯爵が出すのは不審に思われてしまうもの。」


 密かに遣ったとしても、知られる危険性はある。見つかれば、皇族に取り入ろうとしているとか、何か企んでいるとか、色々言われてしまう。


「ならその皇子殿下とは誰が親しい?」

「出身国を伏せた留学生、光陽学園研究部のね。分かるかしら。」


 留学生も通常、出身国は明らかにしている。宣伝はしなくても、聞けば答えてくれる。だけど、それを隠している人。俺の知り合いだと、出身国を知らない留学生は一人だけ。




「ラウラ、エリスさんに会いたいんだけど。」

「行ってみる?いるかどうか分かんないけど。」


 放課後の女子寮。夕方はまだ戻っていなかったため、夜が更けてからなら確実だと言われ、もう一度訪ねる。


「ラウラとご友人か。」

「ああ、聞きたいことがあって。あまり他の人には聞かせたくないんだ。」

「寮の部屋では、問題かな。こっちへ来ると良い。ラウラ、君は友人を選ぶことだな。」


 なんだ、それ。俺が悪い友人みたいに。機嫌を損ねたくないから黙って、二人で寮から少し離れた木々の中に入る。


「エリスさんはどこの国の出身なんだ?」

「君は私に興味があるのか。」

「違う!」


 確かに綺麗で、女性らしい体つきをしているけれど、俺が聞きたいのはそういうことじゃない。


「そうか。それならまず、君のことから教えてくれるか。私は君から名乗られた覚えがなく、私も名乗った覚えがないのだが。」


 〔琥珀の君〕誘拐事件の時に会って話してはいる。お仕置きもされた。だけど名乗ってなかったっけ。これもばれたら怒られる類のものだ。しかも今、既にエリスさんから圧を感じる。少なくとも俺より上の身分、ってことかな。


「……失礼しました。有栖侯爵家第四子、秋人です。」

「まあ良いだろう。エリス・スコットだ。大陸から来ている。」


 俺の身分を聞いても態度を変えない上に、爵位などを明かさない。公爵家以上、もしかしたら王族かもしれなけど、大陸の王侯貴族なんて知らないから詳しくは分からない。言わないということは、細かい礼儀作法に気を付けなくても良いということでもあるよな。


「大陸のどこから来たんだ?」

「女性の秘密を探ろうとは、なかなか度胸があるな。」


 はぐさかされた。つまりは隠している、ということだから、やっぱり美織おばさんの言っていた人だ。皇子殿下と知り合いか聞いても良いかな。ラウラはエリスさんを信頼しているようだけど、俺は酷くやられただけだから、エリスさんからの信頼も何もない。前に会った時、既に俺のことを知っていたみたいだったから、試してみるくらいは平気かな。


「皇子殿下とは知り合い?」

「君は人の話を聞いていないのか。」


 聞いているけど。度胸があると言われただけで、聞くなとは言われてないんだから。今のところ、俺の質問には答えてもらえていない。


「なあ、エリスさんはなんで色んなことを隠してんの?」

「皇子との伝手を求めるほうが不審だが。」


 ラウラの友達ってことで見逃してくれないかな。もう疑われているし、難しいか。何か言い訳が要るけど、馬鹿だと思われているのなら、単純な答えでもきっと良い。


「えーと、ほら。皇子殿下って格好良いだろ?だから、一度話してみたいな、って。」

「格好良い、か。それは否定しないが、わざわざ私を頼る理由はなんだ。君なら御父上が無理をしてくれるだろう。」


 確かに父さんなら多少融通を利かせてくれるだろうけど、調査のために怪しまれるような行動はできないから。家としての繋がり以外で、俺自身の知り合いから皇子殿下まで辿り着かないと。

 エリスさんにはどこまで話そう。調査のことを話せば、皇子殿下にも伝わる。だけどそれは国のためになることだから、協力してくれるかもしれない。一方で皇子殿下以外にも伝える可能性もある。


「迷惑はかけたくないんだよ。」

「ほう、良い心掛けだ。裏目に出ないと良いな。」


 脅すように言いことはやめてほしい。だけど、ここで引いたりはできない。


「皇子殿下に会わせてほしい。」

「もう少し礼儀作法を学んで来るのだな。」


 エリスさんだって身分を明かしてないのに。


「会わせて、ください。」

「ふ。その程度で改善したつもりか、面白い。一度会ってみると良い。御父上にも伝えてあげよう。」


 父さんはそんなに怒らないから言われても平気。それよりエリスさんが父さんとも親しかったことに驚く。


「いつ会いに行けますか。」

「再来週以降だ。皇子の都合もあるからな。授業を休んでもらう可能性もあるが、構わないな。」

「はい!」


 これで皇子殿下に聞ける。そう少しだけ安堵していると、ひょこりと木の影から姿を現す少女が一人。


「えと、ね。盗み聞きみたいなことして、ごめんなさい。でも、大事な話してるみたいだったから、邪魔しちゃダメかなって。」

「愛良!?」


 なんでこんな暗い時間に、こんな場所に。一人で寮に戻れそうにないのに。


「あ、初めまして。神野愛良です。」


 呑気にぺこりと頭を下げるが、どこから聞いていたのか。愛良なら俺が皇子に会おうとしていたことも黙っていてもらえるか。エリスさんもぴょこぴょこ動く愛良には微笑みを向けていて、お叱りは期待できそうにない。


「初めまして、愛良。エリス・スコットだ。」

「ねえ、皇子様って格好良いの?会いたくなっちゃうくらい?」


 まずい部分が聞かれている。愛良も会いたいと言い出したらどうしよう。礼儀作法も何もない愛良は会わせられないだろうから。


「ああ、だがお忙しい方だ。」

「でも秋人には会ってくれるんだよね。なんで?」

「貴族で、私が興味を持つように紹介するからだ。それでも会ってもらえないかもしれないがな。」

「そっかー。」


 がっかりした表情になった。諦めてくれたみたいだ。身分の話を出せば、どうしようもないから諦めるしかないよな。上手い言い訳があって良かった。




 後日、連れられた王宮内の一室で待っていると、すぐに漆黒の髪と瞳の男性がやって来た。これが皇子殿下だ。


「光輝殿下、お時間を取っていただき、感謝する。」

「エリスさんが直々に紹介したいという人に興味があってね。珍しいこともあるものだね、紹介したいのが、それも虹彩の子なんて。」


 膝をついて、俯いたままでも感じる、値踏みするような視線。こういうのが貴族社会は嫌いなんだよ。


「ご存じかもしれないとは思ったのだが。有栖侯爵家の第四子、秋人だ。未熟だが、面白い子ではある。秋人、こちらは虹彩皇国第二皇子、光輝殿。」

「お初にお目にかかります、有栖秋人と申します。」


 紹介されて初めて、言葉を発することができる。その時にちらりと確認できた、刺すような目つきが恐ろしい。こんな人に聞いてもらえるのか疑問だ。


「光輝と呼んでくれ。それで、有栖侯爵家の子が、わざわざ何のために会いに来たのかな。」

「光輝殿下に、お伺いしたいことがありまして。」


 まだ頭を上げる許可が得らえていない。非公式な場だけど、皇族相手だ。かなり気を遣わないと。聞いても良さそうかちらりと視線だけで光輝殿下を伺っても、そのお顔は厳しいままだ。今、睨まれた?


「エリスさん、どのあたりを面白いと?」

「宗教省の任務に横やりをいれたとか、私の身分を推測しながら態度を改めないあたりだな。ああ、それと、〔聖女〕の妹やあの姫とも親しい。」


 なぜか知られている。宗教省のほうはまだ分かるけど、推測した話なんてしてないのに。あの姫、というのも誰なのか。


「なるほど。頭を上げてくれ。それで、聞きたいことは?」


 威圧感がある人だ。体が大きいわけじゃないのに、やたら存在感もある。声が震えそうだけど、意識してしっかりと声を出す。


「リージョン教の教義に基づいた法案のことです。」

「法案のことなら君の叔母で十分だろう?」

「その法案を議会に提出したのが誰か、お聞かせくださいませんか。」


 尋ねた途端、眉間に皺が寄り、怒気まで感じられる。殿下を怒らせるのはまずいとエリスさんに助けを求めても、彼女は涼しい顔でお茶を飲んでいる。


「誰の指示だ?有栖侯爵家の者ではないな。そんな馬鹿げたこと、誰が君にさせている。」


 息が苦しいくらい、部屋の空気が重くなる。皇子に聞けと言ったのは美織おばさん、だけどこの件を調べるように言ったのは夏海姉さん。どっちと答えるべきか。光輝殿下はなぜか夏海姉さんの可能性を否定しているし、美織おばさんも有栖侯爵家に近しい者だ。答えても信じてもらえるか怪しいのなら、どちらも答えてしまおう。


「え、と。夏海、姉さんが、」

「へえ、夏海さんが?立法されなかった法案の提出者を探って来い、と?」


 空気に押し潰されそうだ。冷や汗も流れてくる。鋭い目を真っ直ぐに見られない。涙まで出てきそう。だって怖いんだよ、雰囲気も表情も。


「いえ、そうでは、なくて、ですね……」

「聞き方を変えよう。君は、なぜ、その法案の探ろうとした?」


 法案を考えたのが上原隆で、その法案は一度美織おばさんが捨てさせている。それなのに、何者かによって議会にかけられた。議会に提出する権限があるのは議会の構成員。つまり、どこかの家の当主か、どこかの省の大臣。

 その上原隆はリージョン教過激派だけど、単独でできるはずがないから、協力している貴族を明らかにするのが、夏海姉さんの目的。過激派にとって知られたくない事実を暴くことで、動きにくくするのがラウラの目的。どちらにせよ、法案の提出者が分かることはその貴族が明らかになることだから、その伝手をなくした過激派はできることが大幅に減るだろう。


「政府内部にいる、リージョン教過激派を支援する、貴族を見つけるため、です。」

「なら、夏海さんには何を指示された?」

「上原隆など過激派の背後にいる貴族を明らかにするため、まず落葉伯爵に話を聞くように、と言われました。」


 余計な動き一つ許されない、張り詰めた空気。物音はエリスさんが優雅にお茶をしている音くらいだ。この状況で寛げるなんて信じられない。その上、カチャリとカップを置き、光輝殿下にゆったりと話しかける。


「光輝殿。国内の話なら、私は席を外したほうがよろしいか。」

「お気遣い感謝するよ。しかし、宗教は国境を超える。国外のエリスさんだからこそできることもあるだろう。ご協力いただけないだろうか。」

「では、まず情報共有というこうか。私は政府内部にリージョン教の過激派が入り込んでいることも、今初めて知った。その辺り、教えていただきたい。」


 エリスさんは光輝殿下を見たが、光輝殿下はそれを受けて俺のほうを見た。まさか俺が説明するのか。この皇族と、それと対等に話すエリスさんの前で。


「秋人君。私は君がどこまで知っているのかも把握したい。」

「は、はい。では、まず……」


 自分が知っている限りのことを話していく。大した量じゃない。夏海姉さんが知っていても、俺には伝えていない情報もあるはずだから。


「……そうか。夏海さんは国を憂いて、そのようなことを君に指示した、と言うわけだ。落葉伯爵の提案は、まあ、不可能と思ってのことだろう。」


 それならそうと言ってくれよ、美織おばさん。言ってくれたらこんな状況にはならなかったのに。だけど、おかげでラウラの紹介を待つ必要はないかも。

 光輝殿下が再びこちらを値踏みするような目を向けてくる。皇族だったらそういうことをしても良いのかよ。


「法案の提出者を聞き出して、君はどうするつもりだった。」

「夏海姉さんに伝えます。」


 それが目的だから。伝えれば、俺の役割はおしまい。後はそれを夏海姉さんが上手く使って、その貴族を追い落とす、とか。

 新たに知った事実たちを咀嚼していたエリスさんが、冷静に発言する。


「その貴族の弱みを、有栖侯爵家が握れるわけだ。皇国としては悪いことだけではないが、光輝殿はその報告を聞いているか。」

「父上が受け取ったと。法の範囲なら多少怪しい動きをしていても見逃すよう指示を受けている。だから、法案の提出者は教えられない。」


 だから、なんだ。仕方ないから、大人しくラウラの成果を待つか、何とか協力させてもらうか。夏海姉さんの話を参考にすれば、説得できるかな。


「ですが、過激派が内部にいる状態が長く続くのは、国にとって良いことではありません。それを排除するのは、共通の目的ではありませんか。」

「君が協力できる、と。」

「はい。」

「では、頑張ってくれ。法の範囲で。」


 え、教えてくれないの。まじまじと光輝殿下を見つめてしまう。隣で楽しそうな声を上げるエリスさんが不思議だ。


「ふふ、光輝殿もなかなか手厳しい。では、邪魔したな。私が勝手に動くのは、構わないか。」

「頼まれてくれるのなら。」

「期待はしないでくれ。行くぞ、秋人。」

「へっ?あ、はい。失礼します、光輝殿下。」


 一礼してエリスさんの後に続く。部屋を出ると一気に緊張が解けて、肩の力も抜ける。


「はあ~。エリスさん、よくあんなに平然と話せるよな。なんだ、あの人。何もしてないのに、すげえ怖えの。」

「君もよくこんな所でそんなことが言えるな。不敬罪で訴えられても知らんぞ。」


 近衛兵の視線が痛い。次に下手なことを言えば、拘束されそうなくらい。口を噤んで、余計な発言は慎もう。外に出るまでは。


「皇帝にも会いに行くか?」

「もう結構です。」


 楽しそうにエリスさんが聞いてくるけど、一日であんな人に二回も会いたくない。皇子であれなら、皇帝はもっと怖いだろう。嫌だっていうのがはっきり分かるように答えたのに、エリスさんは余計に笑う。人が嫌がっているのを見て喜ぶなんて、かなり性格が悪い人だ。会わせてほしいって頼んだのは俺だけど。

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