武器は自分で!
ある日皇覇が
「俺、鍛冶してみるわ」
といった
「それはいいと思いますけど、何故いきなり?」
「俺らさ、Lv上がったのに装備変わって無いじゃん?しかもこの街には強い武器がないし」
「それもそうですね」
「てわけで工房を探してるんだが」
「あぁ、それなら心当たりがあるわよ?」
「おぉカレン、お帰り」
買い物に出ていたカレンが帰ってきた
「知り合いに鍛冶屋がいるし結構大きい工房をもってるわ」
「そうか、紹介してくれ」
皇覇達はすぐに向かった
その鍛冶屋はスラム街の奥にあった
「カレンはスラム出身だったのか」
「そうよ。何かいいたいの?」
「いや?そういやスラムの奴らの方が国の一般兵士より強いよな」
「それだけ苦労してるのよ」
しばらく歩いた所で
「ここよ」
「へぇ、確かにでけぇな」
案内された工房は貴族の城くらいの大きさだった
「中へ」
皇覇達は工房へと足を踏み入れた
「らっしゃい。おうカレン久々だな」
「こんにちはラゴスさん」
厳つい顔をしたラゴスと呼ばれた男がこの工房の持ち主らしい
「ラゴスさん。今日はお願いがあってきました」
「カレンの頼みなら聞いてやってもいいが、何だ?」
「こちらの皇覇さんに工房を貸してほしいのです」
「それなら断る」
「理由をきこうか?」
皇覇が話に割り込む
「素人に貸すわけにはいかねぇ。まして鍛冶スキルも完全習得してねぇような奴にはな」
「誰が完全習得してないっていった?」
「何だと?」
皇覇はステータスカードを見せる
そこには 鍛冶スキル:完全習得 と書かれていた
「お前....いや…なら使わせてやらねーこともない」
「条件を聞こう」
「話がはぇな。魔鉱を知っているか?」
「勿論だ」
「では神鉱は?」
「知ってる」
「ほぅ。では神鉱と神鉱を掛け合わせて出来る鉱石を作れるか?」
「材料があれば」
言い切った皇覇にラゴスは笑う
「はっはっは!そうかそうか!」
「で?それをやったら貸してくれんのか?」
「おうよ!材料は...しまった神鉱が足りねぇ」
「この神鉱でもいいか?」
皇覇は袋から一つ神鉱取り出した
「いいとも。所でそいつぁどうやって取ってきた?」
「作った」
当然だろ?とでもいいたげに答える
「そうか。じゃあやってくれ」
そういいつつ内心とても驚いている
(ただの人間が神鉱なんて作れるか!)
皇覇はもうこの異世界で神に等しいほどの力を手に入れていた
「じゃ、さっさと作るか」
皇覇は魔力(MP)を練り上げ材料を全て溶かし、固める
「ふぅ。終わった」
「おぉ、これが神核.....!」
「じゃ、工房借りるな」
「おう!ありがとな!」
手を挙げて答え、工房へと向かった
「さて、取りあえず剣かな」
(事前に作っていた)神核を並べてどれを使うか悩む
「う~ん。よし!これだ!」
皇覇が選んだのは火、氷、闇の神鉱を混ぜた神核だった
神核を溶かし、叩き、鍛える
イメージは刀(この世界には存在していなかった)
数時間後
「ふう。完成!」
試作品が完成した
「どれどれ?」
鑑定を発動
《絶剣・鋼虫》
伝説級武器
装備可能レベル 75
効果 攻撃力+25000
防御力+25000
敏捷力+10000
特殊スキル 【絶氷】 【死への導き】
「まぁ、魔力そんなに込めてないからこんなもんか」
皇覇はそういっているがこの世界でこの剣を上回る効果があるのは多分幻想級武器のみだろう
その後も皇覇は色々作り
銃、魔法の杖、短剣、鎧
必要な物は全て作り終えた
「最後に全力で一個作るか」
そういうと皇覇は作業に取りかかった
完成したものがこれだ...
《絶剣・烈》
神魔級武器
装備可能レベル 250
効果 攻撃力+99999999
防御力+99999999
敏捷力+99999999
回避+999999999
特殊スキル 【死への導き】 【神殺し】 【破壊者】
この世界で唯一の神魔級武器の誕生であった
説明
武器は、店売り、魔剣、伝説級武器、幻想級武器、神魔級武器の順でランク付けされています。
世界のほとんどの武器が店売りで詳細には書かれません
魔剣などは詳細に記入されます
【絶氷】
氷属性付与で炎でもマグマでも凍らせる
【死への導き】
少しでも切った相手を一撃で殺す
【神殺し】
神を殺すほどの強さを得られる
全ステータスに+補正(+99999999)
【破壊者】
一振りで全てを破壊する事が出来る
ステータスに補正(+10000000)
こんな感じでしょうか!
いやぁ!強くなってきましたよ!
感想、指摘など募集してます!