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チート主人公が異世界きちゃいました  作者: ライヤ
場所は魔界へ
16/80

実妹!

最近バイト始めまして投稿遅れました

これからは頑張っても2日もしくは3日に1話になるかと…


あと!ブックマーク増えてて作者とても嬉しいです!

これからもよろしくお願いします<(_ _)>

「はぁ?魔王?」

酒場で酒(アルコールは無いので酔わない。ジュースみたいなもの)を飲んでいた皇覇はアイスの噂話を盗み聞きして聞き返した

「あれ?皇覇さん知らないんですか?」

「結構有名な話です皇覇様…」

「曰く魔界で無敗。曰く誰もかなわない。曰く不死身である。とか色々なことが言われてるんだぜ皇覇兄ちゃん」

「い、いっかい戦ってみたいですぅ」

女子陣に次々に返された


「ほう」


女子の意見(主に狼華)を聞いて瞳の奥を光らせた皇覇


「じゃ、次の目的地変更。魔界に行く」


皇覇達は帝都行きを中止して魔界に向かった



「で?魔界ってどこ?」

「「「………」」」

女子一同が唖然とする中

「まぁ、誰かに聞けば…おっ、あいつでいいか」

皇覇は道を通りかかった一人の男に話し掛ける


「なぁ、あんた。魔界まではどうやっていくんだ?」

話し掛けた相手は近くの村の住民だった

「あんた魔界へ行くのかい?」

「あぁ」

「止めときなされ。あんた等死ぬぞ」

「へぇ。コレを見てもそう言えるか?」

そう言うと

「白恋。受けてくれないか?」

「御意に…」

すぐさま位置に着く

「行くぞー」

皇覇は拳を構え、放つ

凄まじい衝撃と共に周りの木々がなぎ倒される

「はっ!」

その拳を何とか受けきる白恋

「ふぅぅぅ…」

「よし」

構えを解き白恋の頭をなでる

「よく頑張ったな」

「ありがたき幸せ…///」

その様子を見ていた村人は

「あ、あんた等何者だね……」

そう質問された皇覇は


「ん~まぁ、人類の希望と言ってみる」

ニヤニヤしながらそう返答した


村人は引きつったような笑顔で

「魔界はこの先を右に曲がり直進50kmそこを左に曲がりまた直進50kmだよ」


じゃあなという村人に手を振り皇覇達は進む


「なぁ、他の噂も聞かせてくれないか?」

皇覇は暇だったので近くに(腕にくっついている)白恋に聞いてみた

「勿論で御座います。ではまず強さから」

説明を始める白恋


「新たな魔王は古い魔王から力を受け継いだらしいです。主な攻撃は拳。戦闘スタイルは皇覇様と同じようなものですね。近接戦闘中心。補助で魔法使用も確認されてます。魔力はほぼ無限。まぁ、我々もですが」

そこで一旦区切りお茶を飲む

そして

「性格は自由奔放。見た目は少女。名を馳せたのはつい最近。数週間前ですね。そして毎日お兄ちゃん会いたいお兄ちゃん会いたいと言ってるみたいです。そしてこれは夢だから~とか訳が分からないことも言っているそうです」

そこまでの説明を聞き皇覇は

「なぁ、そいつってさ俺みたいにこっちに飛ばされてきた奴じゃね?」


「………」


白恋が黙った

「白恋?」

「確かにそれならば…いやしかし…」

何か呟く白恋に

「おーい。どうした?大丈夫か?」

「はっ!」

我に返る白恋

「失礼いたしました。皇覇様の意見が正しいのではという結論に至りました」

「お、おう、そうか」

ポンっ

「無理すんなよ?」

「は、はい…」

(こういうのはズルいです……///)

心配そうに頭を言う皇覇とその行動に照れる白恋

そしてその様子を見ているアイス達

「何だか妬けてしまいますね」

そういうアイスの周りは炎で焼けていた

「ちょ!アイス姉ちゃん!燃える!焦げる!」

その被害を受けたのは狼華だった



そんなこんなで魔界に到着しました

そしてさっそく

「てめぇら魔王様の元へ連行する!!!」

店で乱闘した挙げ句憲兵に連れて行かれる皇覇達であった

しかもその乱闘の発端は皇覇の服に酒をかけてきた魔族に白恋が切りかかったことだった




「だから止めとけって言ったのに」

「反省しています…」

「「「何で私達まで!?」」」

そう言いながらも抵抗せずに連行される一行であった




魔王城


「おい!お前等静かに出来んのか!?一応魔王城だそ!」

怒鳴る憲兵に対し

「暇暇暇暇暇暇~!!!」

「皇覇様気を確かに!」

「狼華ちゃん此処から逃げ出すのに何秒かかりそうですか?」

「今からなら十秒くらいだと思うよ」

「わ、私は二十秒かかるかもぉ。狼華ちゃん強くなったんだねぇ」

と自由な皇覇パーティだった


そこへ


「魔王様の登場らしいな」

空気が変わったことに皇覇達は気づきワクワクしていた


「魔王の降臨だ~!!!」

「この人族に制裁を!!!」

悪魔達が次々に叫ぶ


そして登場したのが


「あ~っはっは!私が魔王様だ!」

皇覇の見知った人物だったことは言うまでもない


そして皇覇は

「お前か、時雨…」

呆れたともがっかりともとれる反応をした


「あれ!?お兄ちゃんだ!わーい!やっと会えたね!」

笑顔で手を振る新魔王、樋笠時雨はとても嬉しそうにしている


「「「「「「「え?」」」」」」」


皇覇と時雨以外は状況が掴めず呆気にとられるのであった


「いや~夢なのになかなか時間かかったなぁ~」

皇覇達は魔王城で丁重にもてなされた

「夢じゃないぞ?」

皇覇はそう言いながら時雨の頬を引っ張ろうとしたが

「貴様!無礼だぞ!」

その手を側近に切り落とされる

その瞬間

「私のお兄ちゃんに何してるの?」

時雨から魔力が発せられてその側近は跡形もなく消えた


「へぇ」

皇覇は時雨の能力に感嘆していた

(なかなか楽しめそうだな)


そして腕を治す


「え!?お兄ちゃんなんで腕治せるの!?」

驚く時雨

「ま、余裕だな」

そんなのは当たり前だという感じで皇覇はさっきの続きで頬を引っ張る


「痛い!いひゃいよお兄ひゃん!」

「痛いか?それは此処が現実だからだぞ」

「へぇー。え?じゃあ夢じゃないの?」

「おう」

「じゃあ私本当に魔王?」

「そうだな」

ガタンと席をたつ時雨


「ならお兄ちゃん!決闘しよう!」


「は?」

次話は今日もしくは明日になると思います

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