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さっそく仲間が増えました~って神様と女神様!?~

 私は城を出た(追い出されたともいう)後、城下の街に行きました。魔王を倒す。なら、いろいろと旅をしたり魔物とかを倒さないといけない。ということで、武器とか防具とか食糧とかを買いに行きました。・・・そうはいってもどこへ行けばいいのか全くわかりません。どうしよう。そう悩んでいたら、長い白髪に燃えるような紅い瞳をしたきれいなお姉さんが話しかけてきました。


「あなたが神谷伊予さんね?」


「はい。そうですけど、なんで?」


 この人は何故私の事を知っているんでしょう。


「とにかく、私に着いて来てくれますか?」


 良くわかりませんがとりあえずついて行くことにしました。




 謎のお姉さんに着いて行くと、古びた鍛冶屋みたいなところに着きました。


「みたいな、ではなく鍛冶屋よ。」


「ソラ、お帰り。お使いご苦労さん。」


 中から声がして誰か出てきました。その青年はなんていうか・・・


「神様!?」


 あの真っ白な空間にいた神様でした。






「いやーあの後お前をずっと見てたんだが、かわいそうになってきたというかなんていうか・・・」


「あのーそちらの方は?」


「ん?ああ、女神だ。ていうか俺の嫁」


「ソランザムです。よろしくお願いします、伊予さん。」


「よろしく。・・・ところで神様が私に何の用ですか?」


「ちょっとお前を見ているとかわいそうになってきたんで、俺らも魔王を倒す旅に着いて行こうかと。

一人旅はさびしいだろ?あまり世界に干渉はしないがサポートぐらいはできるから。」


 なんていうか・・・この神様いい人だ!!


「あの」


「なんだ?」


「ありがとうございます!!」


「いや、別にいいって。もとはといえばあのコソ神が悪いんだし。」


「とりあえず武器を造ってあげるから~ってそういえばあげた能力、もう使ってみた?」


「いえ、まだです。使い時がなくて・・・。」


「そりゃそうだろうな(笑)・・・じゃあ武器作ろうか。どんなのがいい?」


「日本刀って作れますか?」


 こう見えても私は剣道少女だったのである。ちなみに初段。


「作れるよ。君より未来の人だし。俺。」


「それってどういう・・・?」


 この世界を造った神様なら私よりも年とってるんじゃあ・・・


「すべての時空が時間通りになっているわけじゃないさ。」


 よくわかんないや・・・。


「う~ん・・・。よし、決めた!!二刀流ってできるよね?」


「はい、できますけど・・・なんでしってるんですか?」


 誰にも言わずに練習してたのに・・・


「神様だから。ふんっ!!」


 神様の手が光りだしました。そして光がおさまると・・・二振りの美しい日本刀がありました。


「できた・・・。名前をつけてあげて。そしたら君のものになるから。」


 とてもきれいです。どんな名前にしよう・・・。そうだっ!!


「では・・・長いほうを美斬、短いほうを美鈴のします。」


 由来は美斬は美しく斬る、美鈴は鈴のように美しくという感じ。この子達の持ち主としてふさわしくならなきゃ。


「じゃあ店の外に出て。」


「わかりました。」


 店の外に出るとそこは入ってきたときと違い何もない荒地でした。


「ここで修行しようか。じゃあソラよろしく」


「わかりました。シンヤさん。では、修行をしましょう。」



こうしてソラさんとの修行が始まった。

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