イントロダクション
投稿が遅れてすみません!
2019年9月28日
1.『窓』計画の概要
私たち37A(ミン37号線協会)は1984年から掘削ドライブの開発研究を行っていました。
掘削ドライブ(掘削推進)とは次世代の宇宙船の推進方法です。原理としては宇宙空間の曲率を極限まで捻じ曲げワームホールを生成、そこを宇宙船が通り抜け、はるか遠くの宇宙に到達するというものです。
掘削推進の実現にあたって重要になるのは『ステル』と呼ばれる物質で、ステルの研究だけで私たちは24年もの時間を費やしてしまいました。
掘削推進の本格的な研究が開始されたのは2010年からで試行錯誤を繰り返しながらも2018年8月には本格的な掘削ドライブの実験装置が作成されました。
2.拡張計画の概要
実験は2018年の10月から始められ計35回の実験が行われました。転換点となったのは19年5月に行われた実験で、このときステルの異常な活性化が起き意図せずワームホールが生成されました。
この予期せぬ事態に混乱しながらも我々はワームホールの先にあるものの調査を開始、結果としてワームホールの先に広がる未知の空間が発見されました。
この異次元空間はグラウンド(大地)と呼ばれます。
現在までの調査によりグラウンドには大気、水があり人間が生存するのに適した環境であることが判明しています。
拡張計画はグラウンドの環境に着目しグラウンドへの人々の移住を行う計画です。グラウンドの広さは未知なのでどれくらいの人々を移住させられるのかはまだはっきりとは言えませんが地球かそれに近い大きさを持っていると推測されているので数億〜数十億人の移住は恐らく可能でしょう。
私たちは拡張計画が人口増加問題や天然資源の不足に対してのよい解決策になると考えます。
お読みいただきありがとうございます。