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不思議な・ふしぎな・フシギナ

作者: 森

作者の森です

この作品に目を止めてくださりありがとうございます

初投稿ですので、優しい目でご覧ください

文脈がおかしかったり誤字脱字などございましたら、ご指摘のほど宜しくお願いします

ガタンガタン・・・ガタンガタン・・・

いつも聞いている電車の音・・・

いつもと変わらない平凡な日常

そんな私が体験した不思議な出来事






ーーーー

ーーーーーーー

ーーーーーーーーーー





「次は〜終電〜ーーー駅〜、ーーー駅〜」


しゅうでん?しゅうでん・・終電・・・


「終電!?」

そう、終電である


「え〜私寝ちゃってたのか!取り敢えず連絡を・・・って、え!?スマホの電池切れてる!今日結構使ったもんなぁモバイルバッテリーも持ってないし」


どうしよう

「寒い・・・」

そう、寒いのだ12月に入ってもうすぐクリスマスだ。

寒くないわけがない


「そういえばここ何駅なんだろ?」

あたりを見回しても駅の名前が書いてある

看板どころか駅員もいないような雰囲気だった。

「無人駅かなぁ、すみませーん

誰かいますかー」


「そこのお嬢さんどうかされましたか?」


「ぴぎゃぁ!!」

びっくりした!さっき通った所には誰もいなかったのに・・・


「ああ、ごめんね、急に驚かせてしまって・・・」


「いやっそんんなことないです!一人だと思って心細かったので少し驚いただけです。」


「そっか、ところでここで何を?」


「いやぁそれが・・・」

私はこれまでのことを男の人に伝えた


「そっかぁ、それは大変だったね協力してあげたいけど僕も持ってないんだよねー」


「そうですか・・・」


「力になってあげれなくてごめんね。」


「いやいや!謝らないで下さい。えっと・・」

「あぁ、僕の名前言ってなかったね僕は

ユウトって名前なんだ」


「ユウトさんって言うんですね。私は春華って言いますよろしくお願いします。」

自己紹介をしながら暖房の着いた

待合室に案内してもらった


「うん、よろしく」

ユウトさんとは色々なことを話した

部活のこと、勉強のこと、好きな人、

嫌いな人、楽しかったこと、辛かったこと


「は〜久しぶりにこんなに話したな〜。なんでか分からないですけどユウトさん話しやすいんですよね!」


「そうかな〜まっ他人だからって言うのもあると思うよ」


「他人だから・・ですか?」


「うん、友達じゃない他人だからことそ、話しやすかったりもするからね。」


「そう言うものですかね?」


「そう言うものだよ」


「あっそういえば」

「どうかした?」

「えっとユウトさんはこの駅の名前を知ってますか?」

そうこの駅には駅の名前が分かるものが無いのだ。

「う〜ん」

ユウトさんは少し考えた後

「そういえば知らないなぁ」


「えっ!知らないんですか!」


「うん、僕長いことこの辺にいるけど聞いたことなかったなぁ」


「そうですか・・・」

長く居た人でも知らない・・・

私は()()に来ちゃったんだろう

「あっ!」

「どうしましたユウトさん」


「これ、キミにあげるよ。」


「これは・・・」

ユウトさんが私にくれたのはブレスレットだった

「可愛いブレスレットですね。どうして私に?」

「ん〜キミが安全に帰れるようにお守りみたいなものかな?」


可愛いけどこんな高そうな物を

貰うわけにはいかない!と思い断ろうと

ユウトさんの顔を見たら・・


「えっと、ありがとうございます」

この一言しかいえなかった・・・


「どういたしまして」

ユウトさんの目が笑っていなかった

「ふわぁ〜何だか眠くなって来ました・・・」

何だか頭がふわふわしてきた・・・

なんだか誰かに呼ばれているような・・

「肩貸してあげるからいいよ、寝ちゃっても」

「すみません・・・肩お借りします」


「うん、いいよ。おやすみ」



ーーーー


ーーーーーーー


ーーーーーーーーーーー



「・・・!!」



ん?誰かに呼ばれてる・・・



「・・か!!」



声がどんどん大きく・・・



「春華!!」


「んぅ・・・あれ?・・ここは?」

少し眩しかったが目を開けると病院のベットの上だった


「春華!目が覚めたんだな!今先生とお母さん呼んでくるから!」


「お父さん・・・うん」


それから病院の先生から説明されて

駅の階段から落ちて打ちどころが悪く

なんと二週間昏睡状態に陥っており

一回心臓が止まったらしい・・・

お母さんに怒られて心配させてしまったことを深く反省した。

ふと手首に違和感があったので見てみると

ブレスレットをつけていた

「ブレスレットなんて付けてたっけ?まぁいいか」

とりあえずお父さんとお母さんに・・

「お父さん、お母さん心配かけてごめんなさい・・・」


「春華が元気でいてくれたらそれで良いわ


「そうだぞ春華」

って言ってくれて少し気持ちが楽になった

なぜか分からないけどとても長い夢を見ていた気がする。

まぁ今は傷の回復に専念するしかないか!!
















「ちゃんと帰れたみたいだね」

「ちゃんと帰れないと僕が怒られちゃうからね」

「たまにいるんだ、まだ寿命を迎えて無いのにこっちの世界(あの世)に来てしまう子が」

「だから僕が帰る手助けをしてあげてるんだ。」

「あっ、また誰か来たようだね」

「君たちも早くこっちの世界(あの世)に来ちゃダメだからね」

「それでは、さようなら」



どうでしたか?

ご感想やご指摘がございましたら

遠慮せず感想を下さい

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] タイトル通り、不思議なストーリーに引き込まれました。 [気になる点] 状況の説明が、セリフ寄りになってしまっているので、地の文での説明に変えると、より小説らしくなるように思います。 [一言…
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