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変更自慢


 2019 6 23


 毎日単調な色塗りをそこそこ真面目にやってるうちにトンでもないアイデアが降りてきた。もしかして俺って天才じゃない? と思わずにはいられないグッドでナイスでワンダフルなアイデアである。

 それは、ここまで仕上がった真面目なエロゲーを(という言い方も妙だが)中盤から急遽路線変更してバカゲーにしてしまうんである。俺天才!


 序盤はありがちな王道系学園恋愛ゲーと思わせておいてからの中盤から狂った内容にシフトチェンジ。これはプレイヤーも度肝を抜かれるだろうし、自分のモチベーションも上がって一石二鳥!


 ストーリーもすぐ浮かんだ。序盤で登場した二人の美少女ヒロインとさあ、これから関係構築いたしましょ、ってな段階で何の脈絡もなく宇宙人が攻めてきて謎の光線銃を浴びたヒロインたちはなぜかむさ苦しいおっさんにメタモルフォーゼ。これは以前作ったバカゲーのキャラ絵でいくらでも代用が効く。


 で、ヒロインたちは精神にも変調をきたしいきなり発情。それまでは恋愛的な微妙な距離感だった彼女たちはおっさんになった途端に激しく主人公を求め始める。

 これはイケる! 自分的にすごく面白い! もう今から笑いが止まらない!


 んで、ヒロインたちにカマ掘られそうになった主人公はたまらず逃走。が、外に出ると宇宙人におっさんの姿にされた女性たちが主人公見て一目ボレ。ちょっとバイオハザードっぽくしてみました。これはコピペで対応。仕方ないので校舎に逃げ戻るとやはりヒロインもといおっさん二人に追い詰められ絶体絶命。が、ここで主人公のカマをめぐってヒロイン対立。ガチの殺し合いを始める。

 ワハハハハハ! 自分的によく理解できないヤンデレをパロりました! しかも殺し合ってるのはおっさんなのでヤンデレ好きは嫌な気分にしかなるまい!


 その隙をついて主人公逃走。するとたまたまどういうわけか校庭にUFOが着陸しているではあ〜りませんか。種を明かすとたまたま近くを通りかかった別の宇宙人がATMからカネ引き出すために立ち寄っただけ。間に「♪ラララむ◯んくん」とか歌ってる宇宙人出せばイイ感じ。

 やけくそになった主人公はUFO強奪。ドロボーとか言って駆け寄るグレイ共を行き掛けの駄賃とばかりに轢殺してもいいかもしれない。


 そして主人公は「みんな、みんな死んじまえ」と続・猿の惑星のオマージュいれつつ敵母艦に特攻。このあたり他の宇宙人侵攻モノとかにもありそうでグッド。

 特攻食らった葉巻型母艦は炎上しながら地上に墜落。これはもうアニメ、機動戦士ガンダムのコロニー落としのシーンをパクるしかないでしょ!

 んでもって地球は消滅。宇宙をバックにジ・エンド。ちょっとセカイ系もパクってみました。


 ああ、面白い。こんなゲーム自分がプレイしたら製作者に嫉妬してしまうほど面白い。では、早速実行だ!


 ……なんてね。確かに面白いんだけど、そんな路線変更いきなりやられたら、なにも知らないプレイヤーはポカンとするだけで面白くもあるまい。大体そんないきなりな変更やったら製作者は途中で精神に異常をきたしたんじゃないかと本気で心配されそうだ。それは避けたい事態である。いや、それくらいならまだいい。ストーリーがまとめられなくてバカゲーにして逃げたと思われるだけだろう。それは全然面白くない。


 それにシナリオは最後まで入れ込んでんだから、それをまた書き直すのは面倒でしかない。作業自体はめんどいんだから楽しくってもやっぱりそれはやりたくない。結局、いまの路線のまま作りきった方が楽なんである。

 でも、そういう無駄な妄想も結構楽しかったし、今後そういうバカゲー作るのもいいかもしれない。一つストックができたってことでよしとしよう。

 さ、真面目に作業、作業。

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