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開発自慢


 2019 5 3


 が、当初の予定は大幅にずれ、製作途中だった真面目ノベルの方はもう手さえ付けてない。新しいパソコンで気分一新をはかり、と言えば聞こえはいいが、もういい加減飽きてたのでそちらの方はライフワークとしてしまい込み、2作目はデビュー作と大差ないバカゲーに落ち着いたのが実に自分らしいというか。だってしょうがないじゃん、そもそも作ってる奴が不真面目なんだもん。

 真面目なゲームを作れる力量があるなら最初からマジメにゲーム作ってるっちゅうねん。


 そこいくとバカゲーはいいやね〜 大して難しいこと考えなくてもとりあえず完成は出来るんだから。シナリオも半日あれば大方できるし。素人がゲーム作るならバカゲーがオススメである。いや、決してバカゲーをバカにしたいわけではないんだけどネ……

 

 とはいえ、いくらおバカなゲームとはいえ、制作までさすがにバカでいいというわけにはいかない。最近の制作ツールはインターフェースが高度に進化してるのでバカでも作れることは作れるのだが、作品として完成させるにはやっぱり地道な作業が必要になる。いまさら言うことでもないが。


 これがもうホントに地味な単純作業の積み重ね。世のゲームメーカーのクリエイターさんがどれほどの苦行を積んで作品を作り上げてたのか想像すらできない。まあ、商業作品なら1人で作ることはまずないだろうけど、その分作業は複雑になるし、お仕事となれば売り上げも出さんといかんし、納期も守んなきゃなんないし、かかるストレスは個人制作のフリゲーなんかとは比べるべくもないのはそれなりに想像がつく。自分は気楽にできる素人で本当に良かった。もちろん、個人のフリーゲーム製作者でもとんでもなくハイレベルな作品作ってる人は沢山いるんですけどね。


 そんなマネ、不真面目な自分にはそりゃできませんて。じゃあ真面目に取り組めばできるのかというと、そういうものでもないわけで、やっぱり完成までこぎつけようかと思ったら自分の好きなものを作ってる、くらいのモチベーションでもなければ難しいのではないかと思われる。

 そうかと思えば鬱系の作品も結構あったりして、これ作った人たちは作ってる途中でよく鬱になって逃げ出さなかったと感心せずにはいられない。


 ゲーム制作だけでもそれなりに労力かかるうえ確認のために何度もプレイさせられる羽目になる。つまり、鬱なストーリーを延々と繰り返す作業に迫られるわけである。自分だったら耐えられそうにない。おバカなゲームでも繰り返しの作業はさすがにツラいものがある。普通のユーザーなら一回プレイしてオチを見ればもう充分、てな作品でも自分で作るとなればそれなりに丁寧な確認作業は必要になる。

 これが鬱系作品だったりしたらもうどんだけなんだ。それは自身が制作し、途中で断念した真面目ノベルゲーで嫌というほど体感済みである。余程のマゾなのか? 不真面目な底辺制作者には理解しがたい創作意欲である。


 そのあたりの事情を考えるとバカゲーで妥協する自身の賢明さに惚れ惚れしてしまう。バカゲーばかり作ってるからといって、制作者までバカというわけではないのである!


 んで、そんなおバカでお気楽な自分がなんで制作に行き詰まったのかというと、こらもうフツーのノベルゲーだからである。


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