拘泥自慢
2019 6 19
さて、自分は今、一枚の立ち絵を描くか否か悩んでいます。それはどんな立ち絵でしょうか? ミリオーン、スロット!
って、そんな超個人的な悩みを出題調で出されても答えられる人いる訳ありませんがな! 「僕のおばあちゃんはなんていう名前でしょう?」なんて問題を出す小学生かい! いや、つい最近自分もそんな問題を小学生に出されたけれども。
答えは「主人公に部下っぽい口調で返答するヒロイン」の、立ち絵。正解した人には賞金として百万円あげたくなるほどの推理力とホメてあげます。
この絵を描くか否か、ここ数日悩んでいるのである。他の絵で代用しようかとも思うがいいものがない。かといって描いたところでそんな絵は他に転用もできない。一回こっきりの出番なのである。
山場の立ち絵なら一回こっきりでも仕方ないし納得はできる。が、いま悩んでるのは序盤もいいとこの大して重要でもない、どうでもいいシーン、しかもワンフレーズのみに対応した立ち絵なのである。これ描く必要ある?
セカンドヒロインにもそういう立ち絵はないこともない。が、こっちはまだ好みのタイプなので描く気も起こる。しかし好みでないメインヒロインの絵なのでそこまで意欲は湧かない。大体、そんな立ち絵を入れたところで大して重要なシーンでもない上、ワンフレーズなので気付いてくれるプレイヤーさんもいるかどうか甚だ微妙。それ、描く必要ある?
いや、もう答えは出てる。現実的に判断してノー。拒否。却下。ありえない。自分が監督だったとしても原画家だったとしても、もしかするとシナリオでもそんな絵は描くことないって言う。合理的に判断すれば当然そうなる。そんな絵に労力かけるんならその分を他の部分にかけるとか、その間遊ぶとか、有効な時間の使い方はいくらでもある。
オール、ナッシング。オールオア、ナッシング。(←意味を分かっていない)
しかし、そんなんでいいのかい? なんて問いかけてくる、嫌なユーザーの代表格のような自分もまたいるのである。
描く気などないが、イメージはしやすい。部下っぽく答えてるんだから、きりりと締まった顔で敬礼してるポーズ。クオリティはともかく描くのもそう難しくはない。が、色を塗る手間とか考えてたらやっぱり普通に使いまわせる立ち絵とかと労力は変わんない。
アニメや漫画作品だったらキャラ絵など膨大に消費される。一枚の立ち絵ごときにガタガタぬかすなとか言われそうだ。しかしこっちは素人のゲーム作品なのである。そんな高い意識で作ってるわけじゃない。ヒッジョーに程度の低い悩みなんである。
別に無理してまで描く必要は、言ってしまえばない。製作者が満足できればそれでいい。素人制作のフリゲーなんだからそこまでこだわる必要はない。が、そこに合理性や現実的な判断を入れる必要ってあるのかい? 好きなこと、やりたいことをやれるのがフリゲー最大の武器であり、最低限の存在意義じゃないのかい?
それさえ必要ないなんて言ってたら、このゲームの存在すら必要ないんじゃない? なんて手厳しいことを言ってくるユーザーの自分がいるのである。
確かにどうってこともない悩みなんだけど、最近この悩みが頭から離れないでいる。この立ち絵を入れるのか、否か。もしかするとこのゲームの大きな分岐点ではないのかとさえ思ってしまう。とりあえずいま描いてる立ち絵が全部仕上がるまでこの問題は棚上げすることにしよう。




