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命名自慢


 2019 6 17


 前回ちょっと触れたが、作ってるゲームの主人公には名前がある。主人公キャラはあくまでもプレイヤーの行動を代行するアバターなのだから極論すれば名前なんかなくてもいいのだが、ないとシナリオ制作はなかなか厄介である。

 名前がないとヒロインが主人公を指して呼ぶときに問題が出てくる。これがキミとかアナタとか、肩書であれば問題ないのだが……現在作ってるゲームは学園モノなうえ、メインヒロインは幼なじみという王道設定のためこのテが使えない。したがって主人公の名前を設定せざるを得なかった。


 これは自分的にもかなり悩んだポイントではある。本音を言えば名前なんか出したくない。プレイヤーの感情移入を促すなら名前で呼ばない方がいいに決まってる。

 これはストーリー性重視か、ゲーム性重視かで判断が分かれると思う。


 ストーリー重視なら主人公がキャラ立ちしてても、姿が見えて名前があっても問題はない。プレイヤーは第三者の視点でゲームを楽しむ仕様になる。

 ゲーム性重視ならプレイヤーは主人公になりきり、ゲーム内のヒロインとのやりとりを楽しむだけなので名前も容姿も見えない方がいい。


 今回作ってるゲームに関してはストーリー重視という体裁は取ってるものの、やはりエロゲーなので後者が基本コンセプトになる。そもそもそこまで高いストーリー性はこの作品にはない。


 なので、主人公の名前を出すのは不本意なのである。制作ソフトには名前入力の機能もあるっぽいが、自分にはよく分からなかった。そもそもそこまで苦労して名前入力機能を使ったところでプレイヤーが名前を入れてくれるかは甚だ微妙だ。人によってはストレスでしかないかもしれない。

 そういう理由も勘案し、本作の主人公は名前を設定した。せっかく名前を設定したのだからオマケモードに登場させようなんて無駄な野心も湧いたわけだ。

 が、ひとつ問題があり、自分は名前を考えるのが結構苦手。主人公の名前も散々考えたけどいいものが浮かばず、ありふれた憶えやすい名前に落ちついた。まあ、ゲームなんだし、そこまで気にする必要もあるまい。ボイスなんて豪華なもんもないんだし。むしろありふれた名前の方が感情移入もしやすかろう。


 主人公はいいとしてもヒロインは問題である。こちらは少々手こずった。いや、今でもこれでいいのか、よく分からない。

 メイン、セカンド共にまず現実にはありえないような名前。いや、最近はキラキラネームなんか珍しくないのでいるかもしれないが、憶えにくい名前ではある。


 これも仕方のない事情があり、商業エロゲでも珍妙な名前の女の子がこれでもかというほど登場しまくる。実在の女優やアイドル、またはコンシューマーゲームのキャラと名前がかぶると要らぬ問題になる可能性があるからだ。こちらはまだいい。

 エロゲーという特性上、ヒロインの名前がユーザーの身内、言ってしまえば母親とかとかぶってしまうともう最悪である。自分も一度経験あるから痛いほど分かるが、どんなに魅力的なヒロインでも母親と名前がかぶってるだけでとんでもなくテンション下がるのである。自分好みの、大人っぽい巨乳くのいちではあったが、名前の設定見た瞬間にそのページを開くのも嫌になってしまった。それほどの破壊力なのである。できればそれは避けたい事態だ。


 ま、パソコン持ってなかったのでエロゲー買うこともなかったんだけどね。以上のような理由からエロゲー、AV女優さんなんかはまず現実にはありえないような名前が付けられる。それでも昨今のキラキラネーム流行りには制作者は頭が痛かろう。実際、自分もそうだし。

 現実にありえないような名前であり、魅力的かつ憶えやすくなくてはならない。結果、迷走しまくって全然魅力的でない名前になりがちになる。どっかで聞いた名前になったりもする。


 これがバカゲーなら名前なんか適当で済むんだけどなあ。

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