表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/55

女優自慢

 2019 5 25


 以前にもちょっとここで愚痴ったが、セカンドヒロインの方が好みのタイプである。メインヒロインは……まあ、ショートカットで好みのタイプではあるけども、性格設定とか子供っぽい容姿がストライクゾーンから外れる。

 自分が作ってるゲームなんだからヒロインこそ自分の理想的なタイプにできそうなもん、ってのは制作したことがない人の発想だろう。自分もかつてはそうだった。


 いざ、自分が作るとなると理想のタイプなんてまず作品には登場させらんない。他の人はどうかは知らないが。

 だって作品に理想的なタイプなんか入れてたら性癖をプロファイリングされてしまうじゃないか! そんな恥ずかしいマネなどできない。

 また、娯楽作品にリアルな女性のタイプを入れるというのもいかがなものか。例えば人格を100パーセント再現できるアンドロイドが開発されたとしたら、それって楽しい?

 まず楽しくない。それならリアルの女性に相手してもらった方がずっといい。容姿はともかくとして。娯楽であるならそこは都合よく改変する必要がある。


 普通の女性ならキレてヒステリー起こすようなことでも笑って許してくれる。キモがられそうなお願いしても笑顔で応じてくれる。言ってしまえば男にとって都合のいい女性である。娯楽作品のヒロインは当然のようにそういう属性を与えられる。だってその方が楽しいし気持ちいいんだもん。


 が、これが行き過ぎると嘘くさくなる。それを嘘と気付かせないのがテクニックなのだろうが、素人にそんな高等テク、あるわけない。結果、嘘くさくて実に都合のいいメインヒロインが出来上がる。これは素人制作のエロゲに限る話でもあるまい。


 自分はよく知らないのだが、セーラー服で戦う美少女戦士なんかでも一番人気があったのが水星。次いで天王星。三番手に火星、土星、金星が並び、やや例外的に木星推し、といった具合だ(この類型はおしなべてアンチ水星派である)。自分的にも1位と2位の順逆はあるもののまあ妥当だと思う。冥王星、海王星は登場が遅いので公正を期すために除外する場合が多い。んで、ダントツで人気なかったのがツインテールの主人公。これもナットクである。あ、これはあくまで、おっきなフレンドの話ね。純粋な少女のランキングなぞ知らん。


 つまり、あのテの作品ではメインヒロインはテンプレな設定にならざるを得ない。前向きで、リーダーシップがあって、欠点らしい欠点がなくて、ついでにちゃっかり彼氏がいたりする、女が嫌いな女アンケートでトップスリー入りを果たせる要素を全て持っている。(早い話が妬まれる)

 男の子向けアニメなんかでもこの傾向はあるし、エロゲーにも当然ある。そうならざるを得ない事情ってのはどうしたってつきまとう。


 なので、自分の作ってるエロゲの場合なんかだと性格設定の自由度の高いセカンドが必然的に好みのタイプになってしまう。普通の恋愛ADVでは3番手か4番手ヒロインっぽいけどね。


 そこで思うのが、クリエイターが好みのタイプを3番手か4番手に入れ込むのなら、そのコにメインを張らせた方が新しいものができるんじゃない? 話題性もあるんじゃない? ってこと。だってメインヒロインは大体ストレートのロングヘアで絵に描いたような理想的な女性。いや、実際絵に描いてるんだけども。それよりもちょっと癖のある、意外性のある女性の方が魅力的なんである。作品として気持ちいいかは別として。


 いや、でも、そんなマネ、なかなか出来るもんでもあるまい。できるんなら自分だってやってるわい。セーラー戦士だって影の薄い不動の主人公がいるからこそ、その他のヒロインが輝けるのであって。

「月は太陽の光を受けて輝けるのだそうです」と、前田利久っぽくシメてみました。(出典 花の◯次−雲のかなたに−)って、違うか!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ