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作品自慢



 2019 5 14


 念の為に確認しておくが、「立ち絵のキャラに演技させる」とはいっても、さすがにアニメで動きまくる、なんてことではない。そんな高度なスキル、自分は持ってない。

 演技させる、ってのは、「止め絵でもパターンを豊富に用意して、躍動的に見せる」と言うのが正しいかもしれない。

 この手法なら技術も資金力も乏しいメーカーでも、根性と愛社精神とサービス残業で何とかできる! アニメ制作会社にアニメシーンを発注せずとも対抗できるのである!(ただしブラックである)


 実はこれには前例がある。自分が今まで作ったバカゲーでもこれと似たことを僅かながらだが、やっているのだ。いや、正確にはこのシステムが漠然と頭にあったので、その手法を部分的に導入したと言うべきか。まあ、それがゲーム的に機能したかは自分ではよく分からないのだが。


 デビュー作では制作ソフトの機能をよく知らなかったのでキャラは10人までしか出せないと思い込んでたが、そんなことはない。一人のキャラにつき、10の差分を入れることが可能だと後に知ったので、やりようによっては100人のキャラを登場させることだって可能なんである!


 この事実を知った自分は2作目のバカゲーでそれを踏襲。キャラ数は少ないものの、豊富な立ち絵パターンを組み込むことができた。それでも空きはまだまだあった。これによって、「キャラに立ち絵で演技させる」悪魔システムへの、確かな手応えを掴んだのである。


 確かな手応えを掴んだ自分は早速、かねてからの夢でもあったエロゲー制作に取りかかったのである。だってストーリーは昔考えたものがあるから制作には困らない。今までにない画期的な悪魔システムをいよいよ世に送り出すこともできるし、バカゲーを2本作った経験値もあるから作業効率もかなり良くなってる。さらにこのゲームを完成、発表して、どこぞのゲームメーカーがこのシステムをパクってくれれば一石二鳥である。


 とはいえ、昔の自分が妄想した、ヒロインが5〜6人も登場する複数分岐ストーリーなんて高度でゴージャスなゲームはさすがに無理だ。大手サークル制作の恋愛ADVだって、そこまで本格的なものなどフリーではまずお目にかからない。が、一本道ノベルでヒロイン2人程度なら自分でもできる。

 なにしろ100枚のキャラ絵が表示できるんだからヒロインが5〜6人いたとしても、充分、対応できるはずである。


 が、一番肝心な部分を見落としてるのに気付いてなかった。

 キャラ絵100枚が入れられる、ってことは、キャラ絵を100枚用意できる、ってことなんだよなあ。それ、誰が描くと思ってんの。(自分以外の誰かだと昔は当然のように考えていた)

 いやまあ、自分も絵は描くとは言っても所詮は読者コーナー中堅常連レベルの素人絵なんだからそんなに時間をかける必要はない。ノベルはシナリオメインなのだから素人絵でも一向に構わない。いいに越したことはないが。でも、エロゲーならヒロインはできるだけ魅力的に描きたい。最近GIFアニメって技術も知って、キャラにまばたきさせるくらいの簡単なアニメなら誰でも作れる。根性と根気さえあれば立ち絵をヌルヌル動かすことだってできる。


 自分もこの技術を早速2作目に実装。まばたきひとつでも完成度が全然違うんである。大して労力かけてなくても、ものすごく贅沢なゲームな気がするのだから対費用効果は高いと言える。いや、費用なんかそもそもかけてないのだが(笑)。

 できればこれもエロゲに導入したい。が、それは一枚の立ち絵でわざわざまばたきの差分を余計につくる必要に迫られることになる。さすがに全ての立ち絵にそれをやる必要もあるまいが、メインの絵だけでも手間が増えることになる。


 ……もう、立ち絵なんかなくてもいんじゃね?


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