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1.両親の願い

二作目です!!

一作目に比べて、自分の好きな要素詰め込んでます!!

読者者<自分 感があるかもしれません…


どうか、1作目に続けて

こちらもご拝読お願いします!!


勇者になりたい者は多い。

勇者には全てある。

全ての悪を倒すことで得る『名声』

名声を得ることでよってくる『女』

名声を得ることで手に入る『金』



なにより、全ての希望(のぞみ)を叶える 圧倒的な"力"がある。



それが勇者という称号を得た者だから。



────────────────────





俺は勇者になりたい。

名声も富も女もいらない……

ただ不条理に抗える圧倒的な力が欲しい。



もともと勇者に憧れていた俺は、あの日を境に更に強くそう思うようになった。




─────────────────────





「おい悠魔(ゆうま)……お前は強い、その強さは大切な者をまもるために使うんだ……」

蚊の鳴くような声で親父は話す。

「お前は俺らの大切な息子だ……今は分からなくてもお前ならすぐ分かる………ゲホッ」

「親父もう喋るな!血吐いてんじゃねーか」

「争いは更なる…ゲホッ……争いを生むだけ……だ………」

そう言うと親父の目は閉じられた。

「おい!親父!目覚ませよ……クソッ………」



「最後の挨拶は終わったかい?悠魔君?」

「てめぇ……親父と一緒に人族と和平を結ぶとか言ってただろ!」

「ハハハハハハハハ」

「何がおかしい!!」

俺は手を握りしめる。

「やはり、バカの息子は親に似てバカに育つのだと思ってな」

「なん……だと?親父がバカだと?」

俺は更に力を込めた。

「そうであろう?魔族と人族は決して相容れない。隙を見せたら殺されるだけだ。」

俺は言い返せなかった。

「それに、なぜ勇者が存在する?魔王を殺すためだろ?つまりは、そういう訳なんだよ」

「それでも…それでも親父は平和のために頑張ってたんだ」

「だからバカだと言っている!努力は結果を出さないと意味がない!所詮は過程だ!」

(俺は……親父は………)

「さて、悠魔君。君には二つの選択肢がある。一つは、私の部下となること。もう一つは、死ぬか。だ」

「俺は、てめぇーの部下にはならねぇ」

「なら、死ね」

その言葉とともに魔法が放たれた。



起源魔法 (オリジンワード) 悪魔の火炎(デモンフレイム)



目の前に広がるのは "闇"

全てを滅ぼすとさせる火炎に焼かれていく…はずだった。



実際に広がったのは全てが白い世界

「ここは、1度経験したことがある空間だ」

『久しぶりね悠魔』

「やっぱり、母さんの精神魔法の空間か」

『ええ。積もる話もあるけれど時間がないわ。今からあなたを強制転移させるわ』

「いやだ。俺はあいつを殺す」

『無理だわ。あなたにはまだ早い。だから、人族として生活し、力をつけなさい』

「それでも!!」

『復讐に囚われてはダメよ。力は正しく使いなさい。悠魔、あなたなら出来るわ。時間よ…』

「か、母さん」

目の前が眩しく光、視界を覆う。




────────────────────





目を開けると知らない場所にいた。

「丘の上か……」

見渡すと街が小さく見える。

「街を目指してみるか」



ガシャン──



音のする方を向くと腰に剣があった。

その剣には見覚えがあった。

「親父の使ってた魔剣………確かレヴィアタン」

空間をねじ曲げることのできる魔剣だ。

それに、よく確かめると魔族特有の黒い肌ではく、白い肌になっていた。

俺はまさかと思い。レヴィアタンの刃で自分の目を確認した。

すると、そこには紫色の魔眼を宿す左目と緑色の右目はなく、どちらも黒の瞳となっていた。

おそらく、母さんのおかげだろう。

「母さん、ありがとう……これで人族の世界で生活できるよ。」




「おーい!あなたも冒険者?」

後ろから声がするので振り向いた。

そこには黒髪の人族の女の子がいた。

「あぁ。君は?」

魔族とはバレてはいけないと思い、口調を柔らかくして聞いた。

「私?私は陽夏(はるか)よ!あたなは?」

「俺は悠魔だ」

「じゃー悠魔くん、一緒に狩りに行かない?」

「いいぞ」

(俺は強くならなきゃいけない……)



少し歩き森に入った。

「悠魔君!後ろ」

陽夏が叫んだのでとっさに振り向くとヴァンプサーベルがいた。

「ザコのくせに」

俺はレヴィアタンを力任せに横に振った。



Guooooo──



ヴァンプサーベルはレヴィアタンに横殴りされ、木に当たった。

そのまま、起き上がることはない

(レヴィアタンで切れなかった……)

「す、すごい!悠魔君強いね!!」

悩む俺とは裏腹に陽夏ははしゃいでいる。


(どうして、レヴィアタンが使えないんだ…)

そう思っていると、頭に声が流れ込んできた。



『キサマの覚悟が足りないからだ。お主の望みはなんじゃ?』



声は、女のものだった。

しかも、冷たく殺意のこもった声だ。



「おい!お前は誰だ!!」

「ど、どうしたの……悠魔君?」

「っな!陽夏には聞こえなかったか?」

「な、なにが?」


(この声は俺だけにしか聞こえてないのか…)



『私だよ悠魔。レヴィアタンさ』



その声に反応するように口を開こうとしたが遮られた。




『口に出すな。考えるだけでいい。そうでないと、そこの女子(おなご)に怪しまれるぞ?』


『こ、こうか?これで聞こえるか』


『聞こえておるぞ』


『それで、覚悟ってのはなんだ?』


『そのままの意味じゃよ。お主は何のために戦うのじゃ?何のために力を欲すのじゃ?』


『不条理にあらがうため。父を殺した偽の魔王を殺すためだ』


『復讐が目的か』


『違う!不条理をこの世から無くすためだ』


『わしは魔剣じゃぞ?そんなことに力を貸すとでも?』


『魔剣だから俺の目的の手助けになる』


『ふむ』


『俺に力を貸せ』


『良かろう。暇つぶし程度に付き合ってやろう』




そのやり取りは3分程だった。


「ゆ、悠魔君?どうかしたの?」

「すまん。少し考え事をな…」

「そっか、何かあったら相談してね」

「お前は優しいな。あまり人を信用しすぎるなよ」

「大丈夫!少なくとも悠魔君は悪い人ではないわ」

「なんで、そうと言いきれる?」

「勘かな!」

「馬鹿か?ちゃんと内面を見ろ」

「あ、ひどい!これでもこれでも私の勘は当たるのよ?それに、忠告をしてくれてる時点で、あなたはいい人よ」

俺は陽夏の言葉に暖かさを覚えた。

「ほんとお前は素直なやつだな…嫌いじゃない」

「そう?ありがとう!私も悠魔君は嫌いじゃないわ」




─────────────────────





(す、すごい!ヴァンプサーベルを一振りで)

私は目の前の光景に息を呑むことしか出来なかった。


「す、凄い!悠魔君強いね!!」

私とは裏腹に悠魔君はなにか悩んでいるようだった。


「おい!お前は誰だ!!」

急に悠魔君が叫んだ。

「ど、どうしたの……悠魔君?」

「っな!陽夏には聞こえなかったか?」

「な、なにが?」


その問への返事は返ってこなかった。

(どうしたんだろう?)

悠魔が目を瞑ったのに対してそう思った。


しばらくすると悠魔君は目を開けた。


「ゆ、悠魔君?どうかしたの?」

「すまん。少し考え事をな…」

「そっか、何かあったら相談してね」

「お前は優しいな。あまり人を信用しすぎるなよ」


(どうしたんだろう?)

悠魔君の目には寂しさが映っている気がする。


「大丈夫!少なくとも悠魔君は悪い人ではないわ」

「なんで、そうと言いきれる?」

「勘かな!」

「馬鹿か?ちゃんと内面を見ろ」

「あ、ひどい!これでもこれでも私の勘は当たるのよ?それに、忠告をしてくれてる時点で、あなたはいい人よ」


私は思ったことを言った。


「ほんとお前は素直なやつだな…嫌いじゃない」

「そう?ありがとう!私も悠魔君は嫌いじゃないわ」


私は少し恥ずかしかったが、同時に嬉しさもあった。

(あれ?なんだろう鼓動が早く……まさか?)

そんなことを思ったが、出会ったばかりだと思い否定した。



そして、私たちは街へ向かって歩き出した。


「いざ!王都へ!!」

「なんか、子供みたいだな」

そのとき、悠魔君は確かに微笑んだように見えた。


どうでしたでしょうか?

こちらは、不定期更新になりそうです……

それでも、週一では書くつもりです!!


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