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ココアは俺の1番にはなれないbyフジミヤ

自室でのんびりとゲームを遊んでいたら、突然ココアがリアル乱入して来た。

ココアは俺とクマ子の関係を疑ったのか荒れ狂ってしまい、俺の部屋はたちまち修羅場と化す。

何とかモニターは死守したが、果たしてここからどうなる事やら。


「フジミヤ!あんたは容姿端麗なあたしを差し置いて、あんなチビとヤリまくったワケ!?」


「落ち着けココア。

まずは落ち着くんだ。

落ち着けたらちゃんと説明してやるから」


兼ねてからココアは俺に対して馴れ馴れしいとは感じていたが、

向こうからすれば俺達は交際関係の域に達していたのか。

でなきゃここまでキレたりはしないだろう。


「説明?言い訳の間違いでしょうが!」


ココアは腕を組み、鼻息を荒くしている。


「あのなー……」


俺は目の前の床に落ちている、さっきココアが投げて来た棒付きキャンディに注目した。

ココアは甘党だから、改めてこれをくれてやれば少しは沈静化してくれるかも知れない。

俺はココアを刺激しないようにそっと動き、棒付きキャンディを拾う。


「何してんの?」


刺すようなココアの声にめげず、俺はキャンディを差し出した。


「いや、これクマ子がお前にあげたやつだろ?良かったら舐めろよ」


「あたしにはこっちでチビにはアッチなの?」


「だからあれはクマ子が勝手に!」


ココアはまだ怒ってこそいるが、俺が差し出したキャンディをむしり取ってはくれた。

これで何とかなりそうだ。


「否定はしないのね」


ココアは棒付きキャンディの包み紙を剥ぎ取ってものの見事にポイ捨てし、

キャンディを即口に突っ込んだ。


「動画撮られたからな……」


「ブッ!」


俺の発言で衝撃を受けたのか、

ココアは咥えたばっかりのキャンディをツバと共に吹き出してしまった。


「きたねっ!」


ケガはなんのそのだが汚いのは勘弁だ。

俺は両手で顔だけでもガードした。


「あんたハメ撮りされたの!?

バッカじゃない!?」


「まあ、そうなるな。

ただ俺は被害者だからさ、バッカじゃないってのは言い過ぎだと思うぞ……って、

それ食うのかよ」


ココアは自分が吹き出したキャンディを床から拾い上げ、

棒を持っクルクル回しながら観察している。


「ゴミとか付いてなきゃ大丈夫でしょ」


「とっくに3秒過ぎてんぞ。

全否定はしないが、せめて洗ってからにしろ」


「言われなくたってそうするわよ」


ココアが俺の部屋を出て行った。

やっぱり、甘い物が有るといくらか楽だな。

甘党も度が過ぎると精神的に健全とは言えないが、

ココアの場合それなりの闇を抱えてるから、無理なセーブはさせられない。

鈍感な俺なんかより、ココア本人がその事を良く分かってるはずだ。


しばらくするとドアが開いたが、現れたのはココアじゃなくてクマ子だった。

シンプルイズダークネスな内面を知ってるせいか、

こいつの垂れ目を見てるとイラっと来る。


「フジミヤぁー、あの子誰なのぉー。

セフレ?」


「セフレはお前……でもないっ!

ココアは俺の友達だ」


クマ子は軽く握った手を口元に当て、クスクスと笑っている。


「友達ぃー?

キミ、男女間に友情は成立しないって知らないのぉー?」


「知らねえよそんなの。

誰かさんの決めつけだろ」


「クマ子は健康優良児だからぁ、決めつけなんかしません」


「お前じゃなくて、その言葉を考えた奴が誰かさんだからな」


クマ子は「んんー?」とうなりながら、首どころか上半身ごと傾げてみせた。

天然でやってるのか、わざと大袈裟なリアクションを取っているのかは判断しかねる。


「チビ、邪魔よ」


「おわっ」


ドアを塞いでいるクマ子を押しのけ、ココアが部屋に戻って来た。

ココアの口からは、キャンディの棒がしっかりと突き出ている。

ここだけ見れば、

キャンディ大好きっ子のクマ子と超甘党のココアは仲良くなれそうなんだが。


ココアは俺の部屋の中心辺りまで歩き、その場にドカッと座り込んだ。


「おぉー、荒ぶってるねぇー」


「誰のせいだと思ってんだよクマ子……」


「フジミヤ、それはこっちの台詞よ。

あたしが納得するまでちゃあーんと説明してもらうからね」


「俺もそのつもりだ」


俺が頷くと、ココアは軽く振り向いて後ろのクマ子に目をやった。


「そこのチビはどっか行ってて」


「チビじゃなくてクマ子だぞぉー」


呼び名の訂正こそ求めたが、クマ子は大人しくドアの向こうへ。


「待ちなさいクマ子」


しかし、素直にはけようとするクマ子をココアが呼び止めた。

クマ子が半開きのドアから顔だけを出している。


「なぁにぃ?」


ココアは左手をクマ子に向けて差し出した。


「キャンディもう一本」


クマ子は即座に、「はいよぉー」と言ってドアの向こうから手を伸ばし、

棒付きキャンディをココアに渡した。

なんだ、やっぱ意気投合してんじゃん。


「ごゆっくりぃー」


「うっさい」


かくしてクマ子が完全にフェードアウトし、部屋には俺とココアのふたりだけとなった。


「さあココア、何から話そうか」


俺から切り出すと、ココアは大きめの黒ニットを被っている俺の頭を指差した。


「それ何?」


「別の質問にしてくれ」


「は!?」


ヨシトモの予知夢って程じゃないが、俺はこの後にどんな展開が待っているかを察知し、

両手で黒ニットを押さえた。


「これはココアにもクマ子にも一切関係無いだろ。

ただのファッションだ」


「何度もあたしを芝居下手って馬鹿にしといて、ショボい嘘つくんじゃないわよ。

なんでも包み隠さず話すって言ったじゃん」


ココアが立ち上がった。

ヤバい。


「言ってない!

他人の過去ログを捏造すんなよ」


「何隠してんのよ」


ココアが接近して来る。

ヤバい。


「ただのファッションだって!」


「良いから取って!」


遂にココアが黒ニットに手をかけた。

超ヤバい。


「ふざけんなぁ!」


俺は黒ニットを取られないよう必死で抵抗した。

だがちょっとめくれただけでも、ココアはその下の秘密に気付いてしまったようだ。


「あれっ?あんた……」


驚いたココアが黒ニットから手を離す。

でも、もう手遅れだな。

見られちまった。


「あんた……髪の毛どうしたのよ?」


「ああー!

だからやめろって言ったんだ!」


これ以上隠してても意味が無い。

自暴自棄になった俺は、自分から進んで黒ニットを脱ぎ去った。


「ほら!見ての通りつるっピカだよ!

笑え!笑えココア!」


そう、悲しい事に今の俺の頭は、1ミリの毛も無いつるっピカなのだ。


「あ……あんた……それ、何?」


ココアの表情が徐々に崩れていく。

右手で俺のハゲ頭を指差し。左手で腹を抱えている。


「後で説明するから、先に笑え」


俺が下したゴーサインでココアは床に背を預け、堰が切れたかのように笑い転げた。

今日もヒョウ柄か。


「あははははははっ!」


ココアは俺にヒョウ柄パンツが見えているのも構わず(あるいは気付いていないか)、

足をバタバタさせて笑っている。


「フッ、フジミヤがハゲてる……ふふ、あははは……ゲホッゲホッ」


「おい大丈夫か?」


「大丈夫じゃないのは、その頭でしょ……。

何?お坊さんにでもなる気?」


「なるか!

これはな、髪の毛が焼けちまったから仕方無く全剃りしたんだよ」


「焼けた?」


ココアは笑いも治ったみたいで、また部屋の中央に座った。

笑われるのは非常にムカつくが、これでいくらか機嫌良くなったろ。


「ああ。

昨日カラオケを出た後なんやかんや有って、クマ子の家に行ったんだ。

そこで火事が起きて、逃げ遅れた俺は髪の毛をやられた。

で、こうなった」


「あたしと言うものが有りながら、ロリコンの道に走ったせいでそうなったのよ」


「ひとまず全世界中の善良なロリコンに謝れ」


「へーへー。

あれ?でもフジミヤ、良く髪の毛だけで済んだわね。

超能力無効にされたってウララさんから聞いたんだけど」


「それなんだが、俺の不死身は無効になってなかったんだ」


ココアが眉を潜める。


「何それ?」


俺は「さぁ?」ってな感じで両手を上に向ける。


「俺が聞きてえよ。

アツシとカイリは無効にされたってのに、俺だけなんてなぁ……。

なんでだろうな」


ココアは棒付きキャンディを一旦口から出し、窓の外を見た。


「まあ、あんたは特に困るだろうし、無効になんなくて良かったじゃん。

アツシなんかショックでまだ引きこもってるらしいわよ」


「俺は別のショックで引きこもってたけどな……」


「フジミヤさぁ、髪の毛は不死身じゃなかったんだ」


俺はもう良いだろと、黒ニットを拾ってかぶり直した。


「髪の毛死すとも毛根死せず。

そのうちまた伸びて来るよ」


「何だっけそれ、ウエカキ?」


「ウエカキはヒヨドリボールな」


窓の外を見ていたココアが、俺の方に振り向いた。

いつの間にか、さっき出した付きキャンディをまた咥えている。


「そっちも分かんないんだけど」


「そう言う名前のお菓子が有るんだよ。

お袋の大好物なんだ」


「へえ。

それ頂戴?」


ココアが俺に手を伸ばす。

こいつはお菓子で釣られて危ないおじさんに連れてかれやしないかと、

俺はそろそろ心配になってきた。


「この家にはねえよ」


「じゃあ買っといて。

どんなお菓子なの?」


「実は俺も詳しくない。

知ってんのは名前だけだな」


なんか、俺が要らん冗談を言ったせいでどんどん話の方向が狂ってしまっている。

必ずしも真面目な会話が求められるワケではないが。

だがココアからの返しも来ない事だし、そろそろ本題に戻ってみよう。


「でさ、さっきクマ子の家が燃えたっつったろ?」


「言ったっけ」


「言った!

んでな、家が全焼したクマ子は泊まるとこが見つからなくって、

可哀想だから俺の家に上げてやったんだ。

だから今日ここにクマ子が居る。

これは分かったか?」


怒りを思い出したように、ココアが俺を軽く睨む。


「分かったけど分かんない。

家出少女を弱みに付け込んでヤっちゃうのと同じでしょ?」


「あのな、いつから俺がそんなエロいキャラになったんだよ」


「帰るとこが無い女の子なんて一杯居るじゃない。

片っ端からみんな泊めてあげるつもり?」


俺は黒ニットを掻き毟る。

ああ、まためんどくさくなっちまった。


「そんな事言ってねえって。

あいつも超能力者だから、色々と話してみたくてよ」


「何の超能力?」


「他の超能力者を無効にする奴だ」


「それっ……馬鹿!あたし達の敵じゃないの!」


ココアが俺に詰め寄った。

こいつ見た目は良いんだが、このネチッこい性格がちょっとな。


「だからこそだよ!

アツシだって最初はココアを追いかけ回してきたろ?だが今は知り合いだ!」


「で、枕営業したのね。

なるほどなるほど、フジミヤってばお利口さんねぇー」


ココアのおちょくった声色に、流石の俺もカチンと来てしまった。


「ココア!」


俺が吠えるとは思わなかったのか、ココアは俺からササッと遠ざかる。


「な、何よフジミヤ」


「さっきから何度もからかいやがって。

第一俺が女子と何かしたとして、それがココアとどう関係すんだよ。

俺が何しようが俺の勝手だろうが!」


「ちょっと……」


「これまで何度も危ないとこを助けてやってんのに、

俺のやる事なす事文句つけやがって」


「悪かったわよ……」


気が付けば、俺はココアを窓際へと追い詰めていた。

ココアは後退を続け、窓ガラスに背中を打ち付ける。

もう下がれないと知り、体を縮こめている。

一方の俺は興奮がやや収まり沈黙。

深く息を吸い、乱れた呼吸を整える。


「なあココア。

お前、俺に用が有るって言ってたよな。

あれ何なんだよ。

俺もお前もいくらか落ち着いたろ?さっさと言えよ」


「えっ……」


「えっ、じゃない。

ちゃんと言え」


ココアは俺から目を逸らした。


「なんだ?まだ俺が怒ってるように見えるのか?」


怒ってはいないが多少の威圧感を与えていると思い、

俺はココアからの少し離れ、

さっきまでココアがそうしていたように部屋の中央へ腰を下ろした。


「そうじゃないけど……」


俺が黙って見ていると、ココアはゴクリとツバを飲み込んだ。


「あのね、フジミヤ。

こんな時になんだけどさ、あたし……あたしね?」


ココアは繰り返し何度も、俺と目を合わせたり離したりした。


「あたし、フジミヤがね、好き……なのよ。

うん」


「そうか」


予想はしてた。

ココアが俺を異性として見てると。

曖昧だったが、半ば交際してるかのように振舞っていた。

だから意外ではなく、むしろそれを直接口にする事こそが俺には意外だ。


「あんたは……どうなのよ?」


「何がだ?」


「あたしの事よ。

その、異性としてさ、あたしってどう見えてる?」


「結構魅力的だと思ってるぞ。

性格はやや難有りだか、まあそれも慣れれば可愛いもんだ」


うつむくココアの耳や頬が、少しばかり赤くなってると今気付いた。

いつからそうだったのかは分からないが。


「そう……。

じゃあさ、あたしと……あたしで良かったらさ、

性格悪いかもだけどさ、付き合ってみない?」


「良いぞ」


ココアが反射的に顔を上げ、まっすぐ俺を見る。

まるで誰かに助けを求めているみたいな、必死さを感じる儚い表情だ。


「えっ?」


「付き合っても良い」


俺が明言すると、ココアの表情にパアッと明かりが灯り、口角が徐々に上がっていく。


「だがひとつだけ言っておく。

俺の心の中には、今もヨリコ……昔の彼女が居る。

多分、ココアは俺の1番にはなれない」


ココアの顔の変化が止まり、そのまま凍り付いた。


「何それ。

なんでこのタイミングでそんな事言うのよ」


「言っとかなきゃいけないと思った」


「それじゃあ何?

これからあたし達が仲良くしてても、どれだけあたしがあんたにくっ付いてても、

何をしててもあんたの頭の中で元カノが微笑んでるってワケ?」


ココアの顔がジワジワと歪んでいく。


「否定はしない」


「あんた、そのヨリコって子に取り憑かれてるんじゃないの?」


「さあな。

ウララにでも見てもらうか?」


短い距離だが、ココアが突然走って来て俺に掴みかかる。

俺は後ろに倒れ、ココアが俺の上を取った、


「何だよ?」


ココアは俺の問いに答えず、代わりに唇を重ねる。

ほんのりと、フルーティなキャンディの味がした。

10秒以上も舌を絡めてきたクマ子と違い、ココアはすぐに顔を離す。

だがマウントポジションからは動かない。


「あんたも可哀想よね。

元カノの死を引きずっててさ、まあまあモテてんのに身が入らなくってさ。

あたしが忘れさせたげるよ、そのヨリコの事」


無理だ、と言おうとしたが、俺の発言は封じられた。

ココアは完全に俺へ体重を預ける。

お菓子のカロリーで育ったであろう胸が、俺の胸の上で潰れている。

更にココアは俺の手に指を絡ませてきた。

俺はココアを、


「……何すんのよ」


両手で押して突き放した。


「付き合ってくれるんでしょ?これくらい良いじゃん。

気が変わったとか言わないでよね」


大袈裟に尻餅をついてみせたココアに対し、

俺は体を起こしながら答えた。


「違う。

別にこういうのが駄目ってんじゃないんだよ。

ただ、やっぱりヨリコを忘れられそうになくてさ」


「何それ。

生きて血の通ってるあたしが、幽霊として残ってるかさえ怪しい女に負けてんの?」


「勝ち負けなんかじゃない。

忘れられないんだ。

ヨリコの事が」


俺はココアをまっすぐ見つめた。

ココアも同じ。


「忘れてよ」


「無理だ」


「ふざけないで!

幽霊なんかじゃなくてあたしをちゃんと見てよ!」


ココアは立ち上がり、大の字気味に手足を広げている。


「見えてるよ」


「ヨリコがでしょ?

お願い、そっちを見ないで。

あたしを……ココアを見てよ」


「見てる」


「じゃあ、ヨリコなんて過去の人忘れよ。

あたしと一緒に今を生きてよ。

ねえ、フジミヤ」


ココアは徐々に俺へ歩み寄り、近くに来ると両手で俺の右手を包み込んだ。

やけに暖かいココアの手の体温が伝わって来る。


「それは……」

「無理なの?」


俺はうつむいた。

分からない。

分からないんだ。

ヨリコへの未練、俺は振り切れるのか。

このままじゃ良くないだろう。

でも、でも。


「ココア……」


「もう良い」


ココアは俺から手を離し、スッと直立した。


「ココア?」


「もう良いわよ。

要はあたしよりそのヨリコってのが大事なんでしょ?

良いじゃないそれで。

一生墓参りでもしてなさいよ」


ココアは早歩きで部屋を出ようとした。


「待てよ」


俺はココアの手を取ろうとしたが、ココアはそれを振り払った。


「もう良いって。

あたしは幽霊に負けたのよ」


「そんなつもりじゃ……」


俺はそれ以上ココアの発言を否定したり、

追いかけたり引きとめようとしたりは出来なかった。

俺だって忘れたいのに。

「さよなら」の一言の後、俺の家の玄関でドアがバタンと閉められる。

ドアと一緒に、俺とココアを繋ぐ道も閉ざされた気がした。


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