表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

少年漫画のヒロインな彼女と友人Aの私

作者: 桜あげは 

9/27 誤字をちょこっと修正しました

あとがきに、登場人物紹介を追加しました

「起きろー、起ーきーろー!」

「んー、もうちょっと」

「起きなさい! 遅刻するわよ!」

 一人の女子高生が男子高生の部屋に押し入り、布団越しに彼の体を跨いだ。


 女子高生の名前は須藤天音(すどうあまね)、男子高生の名は郷田武雄(ごうだたけお)という。この二人は保育園の頃からの幼なじみだ。

 聞く所によると、天音は高校に通い出してから毎朝武雄の家に押し入り、このような行為に及んでいるようである。

 それ以前は知らないが、おそらく天音は同じ様に毎朝此処へ押し掛けて来ていたのだろう。


 何故、私が須藤天音の行動を知っているかって?

 高校で同じクラスである天音に偶然捕まり、無理矢理引っ張ってこられたからである。

 私の家は彼女の近所なのだ。

 幼なじみ云々の話は天音本人に聞いた。

「あらぁ、優里(ゆうり)ちゃん。貴女も来てくれたの?」

「あ、お邪魔してます。こんな朝早くからすみません」


 武雄の母親が顔を出したので挨拶しておいた。

 ニコニコと微笑みを絶やさない武雄の母親は、朝っぱらから他人である天音が武雄の部屋に入り込み、布団の上に上がることについて何も思わないのだろうか。

 私は彼女を観察してみた。

 よく見ると専業主婦なのにばっちり化粧をしているし、服もきちんとしたシャツを身につけている。そして、口もとは笑っているが……その上にある目が笑っていなかった。

「毎日毎日天音ちゃんには頭が下がる思いだわぁ。朝早くから息子の部屋に上がり込んで、ああやって起こしてくれるのよお。もう、大助かりだわぁ」

 ……嫌味ですよね、それ。

 朝っぱらから大事な息子の部屋に入り浸って、非常識な行為に及ぶ天音への非難とも取れますが。

 武雄の母は食べ物にたかる蠅を見る様な目で、天音を見据えている。

 怖い……。さっさと退散したい。

「ね、ねえ天音。武雄君が用意できるまで家の外で待っていようよ……準備もあるだろうしさ」

「ええっ、何で? このまま武雄の家で待ってれば良いじゃん。私はいつもそうしてるよ?」

 その時、武雄が天音の前で着替えを始めた。寝間着を脱ぎ捨て、制服のシャツを手に取る。

 それを見た天音が金切り声を上げた。

「キャアアッ! 武雄ったら! 女の子の前で裸になるなんてサイテーっ!」


 ……何なのだこの女は。

 本の数秒前までは、ここに居座ると言っていたではないか。

 可哀想な武雄の頬には紅葉腫れが出来ている。

「まあまあ、折角ゆりちゃんも来てくれたんだし、武雄の準備ができるまでリビングでゆっくりしていてちょうだい。ジュースを出すわ」

 武雄君のお母様、顔に青筋が……。

 私は今すぐこの場を離れたいと動き出そうとする体を、必死で止め(とど)ていた。

 だが、天音はというと、全く動じない。

「わぁい、ジュースだって。やったぁ!」

 武雄の母から吹き出すブリザードに気が付かないなんて……ある意味羨ましすぎる性格だ。



 リビングで100パーセントオレンジジュースを飲んでいると、着替え終えた武雄が出て来た。

 私と天音が並んでいるテーブルの向かい側の席に、武雄の母が彼の分の朝食を用意している。武雄は早速朝食にがっついた。

 良い食べっぷりだなあ。

 その時、私の隣の席に座っている天音が立つ気配がした。

「もうっ、武雄ったら〜。襟が曲がっているわよ!」

 天音がテーブルの反対側に回り込み、武雄の世話を焼き始めた。

「ああ、後で直すよ」

「どうせ忘れるでしょ? 私が直してあげる」

 ああ、斜め前から突き刺す様な、武雄母の視線を感じる。

 朝からこんな、どこの新婚だよって光景を見せられたら仕方ない気がしないでもないけれど。

 私は顔を上げずに、オレンジジュースに集中した。



 よかった。無事に郷田家を出発できた。

 あのまま武雄母に凍らされずにすんで本当に良かった。

「武雄、今日の宿題やったの?」

「ああ? いいんだよあんなもん」

「もう、またアンタはぁ。しょうがないな、後で私のノート見せてあげる!」

 天音はプリプリと怒る素振りを見せているが、顔が綻んでいる……。

 これは、幼なじみ恋愛フラグなのだろうか。

「あっ」

 不意に、天音が声を上げた。同時に彼女の体が前方にパタンと倒れる。

「天音!」

 天音は石につまずいて、コンクリートの上に盛大に転んだ。転んだ拍子にスカートがめくれ上がってパンツが丸見えになっている。

 ……正直、高校生にもなって白地にデカいクマのプリント柄は無いと思うぞ?

「うわっ!」

 武雄は真っ赤になって目を逸らした。

「み、見たのね! 武雄のエッチ!」

 本日二度目のビンタが炸裂した。武雄の反対側の頬にも紅葉腫れが出来ている。おお。シンメトリー!


 須藤天音は、黒髪ツインテールの美少女だ。

 くりくりとした大きな黒目にほっそりした長い手足、健康的な肌が魅力的な元気な女子でバレー部のエースである。 

 対する郷田武雄は、ツンツンと立てた黒髪にきりりとした目、たくましい体つきのサッカー部のエースである。イケメンではないが、明るくハッキリした人好きのする目鼻立ちをしている。

 ……ちなみに私、相模優里(さがみゆうり)は茶髪の一般的な女子高生で、先月この高校に転校して来た。顔は中の上で色白、髪はボブカット。部活はまだ決めていない。

 今のところ、転校したての私にたまたま声を掛けてくれた天音と一緒に行動をしている。彼女は少々ぶっ飛んだ行動力の持ち主ではあるが、正直者で根は優しいのだ……たぶん。


 クラスの中でも、この二人の幼なじみは仲が良かった。クラスメイトにヒューヒューと冷やかされるくらいだ。

 天音の方はその美少女ぶりから男子生徒達に大変良くモテる。武雄の方は女子生徒から見てモテモテという訳ではなかったが、面白い人と人気であった。私から見ても武雄は熱い性格でいい奴だと思う。猪突猛進型の天音にも親切だし。

「天音、さっき言っていたノート見せろよ」

「もうっ、今回だけよ?」

 と言いつつ、天音が毎回武雄のためにせっせとノートを取ったり、真面目に宿題を解いているのを私は知っている。

 武雄は屈託の無い笑顔で礼を言い、天音のノートを書き写した。

 此処で補足だが、実は天音は勉強が苦手だ。よって、彼女の宿題の答えも限りなく正答率が低い。

 毎回仲良く同じ問題を間違えている彼等に、教師達は生暖かい視線を送っている。

 ……頑張れ、武雄。



 その日の放課後、天音が一緒に帰ろうと声を掛けて来た。彼女のクラブ活動の無い日は、家が同じ方向にある私達は一緒に帰る事が多い。

「うん、帰ろう」

「あのね、私、面白い話を聞いたんだ」

 天音が得意げに面白い話とやらを始めた。どこかで聞きかじって来たらしい情報を得意げに披露してくれる。

「高校の裏手にある無人の館、最近人の声が聞こえるらしいよ?」

 天音の言う無人の館とは、高校の裏山にある古い洋館の事だ。今は誰も住んでおらず、庭は荒れ果てて建物には蔦が這っている。

「? 誰かが住み出したんじゃないの」

「ちがうわよ! 転校したての優里は知らないかもしれないけれど、あそこは何年も前から空き家なの」

「じゃあ、取り壊しの業者の人じゃない?」

「ちっがーう! 異名な叫び声と、壁を這う不思議な人影を見たって子が居るのよ!」

 なんだそれは。そんな業者が居たらびっくりだ。

 というか、それ、もはや人間じゃないだろう!

「……その噂って、新手の怪談か何かなの?」

「そう!」

 そうなんだ……。高校生になっても、天音はこういう話題に興奮するらしい。

「ねえ、私達で正体を突き止めましょうよ!」

「えっ?」

「あの館に侵入するの!」

 冗談じゃない! もう日も暮れて来ているのに今から女子高生二人であの洋館に入るってか? 


「駄目だって天音、そんなことに首を突っ込んだら危険だよ」

「大丈夫だって、ちょっと調べるだけだから……気になるのよ」

「行かない方が良いよ。その人影、危ない奴かもしれないし」

 しかし、天音は私の言うことを聞いてくれない。

 ついには自分一人で見に行くと言い出す始末だ。

 仕方が無い、彼女が一人で行かない様に私も同行して、危険そうなら無理矢理にでも引っ張って帰ろう。

 私は天音について行く事にした。



 荒れ果てた庭は近くで見ると、異様な雰囲気だった。刺の生えた植物が伸び放題。朽ちた入り口もボロボロで開きっぱなしになっている。

「天音、止めよう。これ以上は行かない方が良いよ」

 古すぎる建物内は、床が抜けたり、壁が崩れる危険もありそうだ。

「だって、もし何か問題があるのなら突き止めないと! このままにしていて良い訳が無いわ」

「私達が行っても何も出来ないよ。然るべき人に調査してもらった方が良いって」

「もうっ、優里は恐がりね! 大丈夫よ、私が居るわ!」

 いや、天音がいても何の役にも立ちそうも無いし、何の解決にもならないって!

 尚も私が止めると、天音はとうとう怒り出してしまった。

「もういいわ! 優里が行かないのなら私一人でも行ってやるわ!」

 私はすっかり恐がり認定されてしまったようである。否定はしないけれどね。

 石橋は叩きまくって渡る主義なのだ、私は。


「あ! 駄目だよ天音!」

 私が掴んだ手を振り払い、天音は館に向かって駆け出した。

「待って! 天音!」

 一人で行かせるわけにはいかないので、慌てて後を追う。館に入ろうとした所で、後ろから声をかけられた。

「おい! 優里! どこへ行くつもりだ!」

 振り返ると、何故か武雄が立っていた。

「武雄君、どうしてこんな所に居るの?」

「それはこっちの台詞だ! この場所で良くない噂が立っているのを知らないのか?」

「今日天音から聞いたよ。それどころじゃないんだ武雄君、天音が噂の正体を突きつけると言って館の中に入っちゃったんだ! 直ぐに追いかけないと……」

「何っ? それは本当か? ……あのバカがっ!」

 武雄が動揺した様子を見せた。

 本当も何も、言い出しっぺは天音だし率先して館へ入って行ったのも天音だ。


「優里は此処で待っていろ、いいな。館の中へは入るんじゃないぞ?」

 こんな暗闇で一人で待っていろというあたり、武雄も鬼畜だな……。仕方ないか、彼の頭の中は天音で一杯なのだろう。

「……分かったよ」

 そう言って、私が門の方向へ立ち去ろうとした時、館の中から悲鳴が上がった。

 天音のものに違いない。

「天音!」

 武雄は叫ぶと同時に、館の中へと駆け出した。



 私はハラハラしながらその場を離れた。そうだ、警察を呼ぼう。

 携帯を出して110当番通報をしようとしたのだが……圏外だった。

「あれ? さっきまで電波のマークが立っていたのに……」

 仕方ない、急いで電波が入る位置まで移動しよう。私は館から離れることにした。

 庭の門を出ようとした所で、ガシャーンと館の窓ガラスが割れる音が聞こえた。

「な、何?」

 館の方を向いた私の目に、信じられない光景が飛び込んで来た。

 窓ガラスから天音らしきスカートの少女を抱えた大柄な人間が飛び降りている。

 その後を追って、武雄らしき影も飛び降りた。


「嫌ーっ、離しなさいよ!」

 天音が喚いている声が聞こえる! これは本格的にヤバい、ダッシュで人を呼ばなければ!

「天音を離せぇぇぇっ!」

 武雄が叫んだ。

 と、同時に彼の体が光り輝く。文字通……暗闇で発光している。彼の周りが異様に明るい。

「えっ……武雄?」

 武雄は、いつの間にやら、赤い鎧の様なものを纏っている。何だあれは!

 その武雄の光で大柄な人間の正体が、私からもはっきりと見えた。

「……何あれ」

 大柄な人間の正体は、男だ。だが普通の男ではない。

 三メートルはあるだろう長身はもちろん普通ではないのだが、それ以上に無視できないものがあった。

「触覚……」

 そう、男の頭にはゆらゆらと揺れる二本の長い触覚があったのだ。あのカサカサ動く生き物に似ている。触覚男は天音を抱えてどこかへ去ろうとしていた。

 それを見た武雄が、両手を上に上げた。何をするつもりなのだろうか。

「ええっ……武雄?」

 武雄の手のひらから真っ赤な炎が吹き出ている。

「大変だ! 武雄の手が!」

 触覚男に捕えられている天音が叫ぶ。

 だが、武雄は特に火傷で苦しむ様子も見せず、炎を触覚男に向かって投げつけた。

 触覚男は炎を顔面に受けて苦しんでいる。


「天音!」

 触覚男の手から天音が解放された。

「武雄っ」

「天音、下がってろ」

「うん……」

 天音が武雄の後ろ側、私の居る方へ走って来る。

「天音、大丈夫だった? 怪我は?」

「大丈夫、それよりも武雄が……どうしよう!」

 私に聞かれても、どうする事も出来ない。

「人を呼んでもいいのかなあ?」

 何か、武雄の体に鎧みたいなのが付いているし、手からも炎出しちゃってるし……。この状況で警察に通報して良いものか躊躇してしまう。

「やっぱり、私、武雄を放っておけないわ!」

 天音は再び武雄の元へと向かおうとした。私は必死で彼女を止める。

 邪魔にしかならないという事に、どうして天音は気が付かないのだろう。今しがた、あの触覚に捕まったばかりでしょーが!


 武雄は触覚とバトル中だ。次々に手から炎を生み出しては、触覚に投げつけている。

「これで最後だぁぁぁぁっ!」

 そう叫ぶ武雄の手には、今までの比ではないくらい、とびきりデカい炎の塊があった。

「あ……ェン……波!」

「○▽※△$◇♯□○%@◎キェエエエーーーッ!!」

 武雄は何か呪文の様な言葉を唱えているのだが、触覚が意味不明な言葉を叫び出したので、結局聞き取る事が出来なかった。

 巨大な炎が触覚を取り囲む。触覚は炎の中で黒い影となって消え失せた。


「何だったのアレ?」

 私と天音は、その光景を唖然とした表情で見つめていた。

「天音!」

 赤い鎧を纏った武雄が、こちらに駆け寄って来た。彼も怪我はしていないようだ。

「どういう事よ、武雄!」

 すかさず、天音が武雄にずかずかと詰め寄る。

 いや、まずそこはお礼言おうよ……助けてもらったんだしさ。武雄の鎧が気になるのは分かるけれど。

「武雄ったら! そんな格好して、何か危ない事をやっているんじゃないでしょうね?」

 危ないのはお前だ!

 身を守る術も持たずに、好奇心だけで危険な場所へ踏み込んで。挙げ句、ゴキブリ触覚男に誘拐されそうになっている。


「優里も……大丈夫そうだな」

「ええ、おかげさまで。あの後も何も無かったよ。天音を助けてくれて、ありがとう」

「間に合って良かった。そもそも何でお前ら、こんな場所にいたんだ?」

「噂を聞いたのよ! その正体を突き止めに来たの!」

 天音は全く悪びれない。

「はぁ……」

 溜息とともに、武雄の鎧が淡い光に包まれて消えた。

「武雄……その鎧、何なのよ! あの炎も!」

「そのことだけど……」

 武雄は何やら困った表情だ。

 私はそれだけで、彼が言いたい事を察した。


「大丈夫、今日見た事は誰にも言わないよ。武雄君は知られたくないんでしょう?」

 私が問うと、彼は大きく頷いた。天音にも黙っている様に約束させる。

 彼女の場合は、いつまで保つか分からないけれど……。


 帰り道で、天音がまた盛大に転んだ。

 またクマ柄のパンツが全開になる。毎度毎度、よく器用にパンツを見せられるな。

 特殊な転び方でもあるのだろうか。

 それを見た武雄は、やはり真っ赤っかになっている。クマパンツだけでそこまで悶えられる武雄もすごい。



「起きなさいよー!」

 昨日あんな事件があったにもかかわらず、天音は朝から元気だ。

 武雄の寝穢さ、武雄母のブリザードの健在である。

 そして、私も……また天音に捕まって武雄宅まで同行させられている。

「あーもう! 天音、うっさい!」

「こら! そんな事言うと、もう宿題のノート見せてあげないわよ?」

「そ、それは困る!」

 いや、困らないだろ。あんな間違いだらけの回答……。

「だったら、早く起きる……って、キャアアア! だから、女の子の前で裸にならないでよーっ!」

 今日も武雄の頬に天音のビンタが炸裂した。


END

某映画で、何回も攫われちゃう学習能力の無いヒロインを見て思いつきました。

もう、動き回って攫われるくらいなら、じっとしていようよ……と(笑)



<登場人物紹介>


相模優里さがみゆうり

高校生、二ヶ月前に転校して来た。

天音に引っ張り回される事が多い主人公。


須藤天音すどうあまね

高校生、武雄に対してだけお節介な少女。バレー部。

何にでも直ぐに首を突っ込みたがる。すぐ転んでパンツを丸出しにする。

よく攫われる。中学まで空手を習っていたそうだ。


郷田武雄ごうだたけお

高校生、なかなか熱い性格。サッカー部。

実はヒーローとして日々コッソリと街の平和を守っている。

変身後の彼は、炎を操る事が出来る。

(彼に指令を出しているマスコット的な奴とか、仲間の青いのとか黄色いのとか黒とかピンクとかも居る予定)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ