第1話:空から落ちてきた核弾頭
初作品です!まだ文章力が足りない私ですが暖かい目で見てください♪
「やっべ〜。すっかり遅くなっちまった!」
ただ今、バイトからの帰り道を全力で走っております!
今日中にDVDを返さないと延滞になっちまう。
え?何を借りたかって?
………それを聴いたらおしめぇよ〜、あんちゃん!
でもこんな時に限って残業させるなんて…。
……これはきっと陰謀だ!
俺は〈バイトくんだから別にこき使ってもいいよね〜〉という思想の人間の陰謀に填まってしまったのだ!
……はぁ…少し疲れたから歩こう。
「夜風が気持ちいい〜」
布団があれば寝ちまいそうだ。
ふと夜空を見上げる。
街灯が少ないから星達がより一層輝いて見えた。
その中の一つがピカピカ光っていた。
「何だぁ?UFOかぁ?」
あ、また光った。
さっきよりも大きい。
「なんか段々近づいているような気が…。ま、いっか」
俺はまた歩きだした。
家まであと角一つの所まで来た時、さっきの輝きが気になってまた顔を夜空に向けた。
輝きはまた一段と大きくなっていた。っていうか目視で分かるくらいに確実に近づいている。
「もしかしてこっちに近づいてきてる?」
そう気付いた時には既に
「ゴゴゴゴ…」
と飛行機の離陸の時みたいな轟音が鳴っていた。
「もしかしてマジ○ン!?マ○アンなのか!?」
それから俺は全力で逃げた!逃げに逃げた!自宅のアパートなんかもう通り過ぎてるよ!
「何なんだよ!今日は厄日か!?」
と俺は石に躓いてゴロゴロガッシャーンと派手に倒けてしまった。
「イテテ…。ちくしょ〜!こんな時に…。さっ、さっきの星は!?」
上空を見上げると既に目の前まで来ていた!
「ソロモンよ!私は帰ってきた!」
ゴスッ!
「ヌルォッ!」
俺は下腹部に核弾頭をぶち込まれ、薄れゆく意識の中で《骨董屋何かしてないのに…》と心の中で呟いた。