一章 4話 高橋樹
俺たちが向かったのは日複市の北町にある集合住宅だった。
エレベーターを待ってる間俺は気になったことを聞いた「なぁ莉乃、本当に仲間はここにいるのか?」すごく不思議だった、だってMHT本部に行くもんだと思ってたからだ、「あー、佐久君は知らないか、高橋樹君、面白い子だよ、クセ強めの子だから気をつけて」エレベーターが到着し彼女は5階のボタンを押した、そういやオートロックのパスワードも知ってたな、そんな事を思っていると5階についた、一番奥の部屋に着くとインターフォンを鳴らした、1人の女子が出てくる、「莉乃ーおひさ、隣の人はだれ?」不思議な顔をする女子に彼女は言った「弥生佐久君、新人、佐久、この人が高橋桜さん、樹君のお姉さん」中2、いや1か?どっちだ?そんなことを思ってると「私は高橋桜、年は小6よろしく」小学生だと言うことに驚きながら「弥生佐久、中1、よろしく」と軽く自己紹介をした、「ねぇ桜、樹君起きてる?」彼女が早速本題を切り出した「あー多分起きてる、部屋勝手に入っていいよ、寝てたら特殊警棒で叩き起こしてもらって結構だから」「いやいや、特殊警棒なんて使ったら一生起きないでしょ、いつも通り拳銃の空砲でいくねぇ」とやべぇ会話をしながら2人で家の中に入っていく、俺もとりあえず入ることにした、「桜、部屋何処だっけ?久しぶりすぎて忘れちゃった」「忘れないでよぉ、廊下の右側の手前の部屋、一応昨日掃除はした」莉乃は表情を変えて言った「じゃ仕事お願いしてくる」仕事モードだ、そう思いながら莉乃についてく、莉乃が部屋を開けた、「樹くーんおきてる?」そう聞くと、「起きてるぅ、ええで入って」と帰ってきた、「樹くん、この人が新人の弥生佐久君」と俺のことを紹介した。「あー初めましてぇ、高橋樹ですぅ」と関西弁で喋ってきた、なまってるそれが第一印象だった、「ほんで、今日はなんの用や」莉乃の方を眠そうに見つめた、「今日は映像解析、数時間前起きたコンビニ強盗の防犯カメラ映像を解析してほしい」そう言いながらUSBの入った袋(パケと言うらしい)を渡した彼は機材をパソコンに繋げて「ほなとりあえず見るわ、12時46分でええか?」すると莉乃は「いや、12時43分から、犯人が入店したのが43分からだから」そう言われると彼は「あーオケオケ、10分で終わらせるから待っとって」莉乃は「じゃあ桜さんと話してくるねぇ」と言い出ていった・・・俺は何をすればそう思っていると「お前、佐久って言うたか?」と聞かれた。いきなりだったので、「え、あ、はい」と反射的に答えた「佐久、暇なら俺のノーパソ取ってくれへん?」俺は「わかりました」と言いノートパソコンを渡すと「ん、アンガと」と言いパソコンを起動そこから色々してたが分からなくなたので放置、とりあえず邪魔しないようにしよと思ってたら、「おー終わったわ、莉乃はん呼んできて」と言われた、読んでくると「莉乃はんここ見てみぃ、1人顔が写っとる、ほんで近くにあるライブカメラの記録探ったらおったわ、事件後マンションに入っとる、多分ここなら張り込めるで」そう言ってノートパソコンの地図を出してきた、容疑者たちが入って行ったマンション所有の立体駐車場を出してきた、十分でここまでしたのはすごいと思った、だが、「容疑者たちはこの後ここから出てないの?」莉乃も同じところが気になったらしい、だが「ライブカメラの記録を顔認証つきで四倍速で見たが出てきとらへんで」四倍速で見たなら見落としもあるんじゃ、と思ったが莉乃は言った「ありがとう、最後に写真の印刷をもらえる?」樹はもうしてあるといいしゃしんを出してきた「こんだけやらせたんや、報酬は多いんやろな」そういう彼に彼女は言った「容疑者が犯人でこれが証拠になれば十万円、証拠にならなかったら5万円ね、あとライブカメラに容疑者映り込んだら電話してねぇ」彼女はそう言って部屋から出てった、これから張り込みだなそう思いながら彼女の後を追った
二週間休みをいただいたことを謝らせてください、すみませんでした
投稿頻度上げていくつもりなのでどうか許してください
今回も読んでくださりありがとうございました。
風邪ひいて寝込んで投稿どころか書き貯めすら出来ませんでした
皆も気を付けるんやで