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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

結婚。。。幸せの法則

作者: Love 。kana

離婚をした人の小説を読んだ。


気の毒と思ったけど


それだけだった。


相手への不満と離婚の大変なことは、なんとなく伝わったけど


結婚。。。私の場合変な話し性格も悪いし直ぐに離婚するつもりでした。


三十路になり一応。。。両親も心配してましたし


子供は欲しかった。


出産適齢期もある。


親族も何組かは離婚していたし其なりに幸せにだから離婚に対して罪悪感はなかった。

そんな訳で形だけで良かったのです。



しかし結婚だけはしたかったのは事実です。

極端にいえば誰でも良かったのかも知れません。


それで会社でも「結婚したい。結婚したい」と宣伝していました。


その功もあり見合い話し


相手は私より七つ上


容姿は悪くない


家柄も超有名な血筋の落ちぶれた家系


悪くはない。


相手自身も気が弱そうだから。。。言いなりになりそう。


生意気なことをいえば離婚したら良い。


軽いノリで話しを進めた。


相手にも直ぐに離婚かもなんて感じで話しはしてた。


相手からは反応はなかったから勝手に言いなりOKと思った。


それなら早い方が良かった。半年以内に結婚を目標に歩き始めた。


しかし歩みは止まった。


相手の給料だった。


固給二十万。。。ボーナスゼロ


有り得なかった。


生活が出来ない。


相手に話した「二十代なら未だしも。何とかならないの」


相手は無理だと言った。


話しは終わった。


次を捜そう。


でも未練が残った。


マル。バツを着けてみる。


バツはない。


優しく包んでくれる。


ニジュウマル。


両親に相談してみた。

「田舎の年寄りでも二十万では。。。辞めた方が。。。任せるけど」


離婚した叔母にも相談してみた。


怒られた。


「優しくて。思い遣りがあって、働いてくれて、温かく包んでくれる。。。暴力も振るわないの?。。。貴女を好いてくれてるの?それで?給料が少ない?。。。馬鹿か?。。。あんたが働いて養えばいいだけでしょ。。。。そんな人なら私に頂戴」


嫌だと思った。


渡したくないと思った。


彼は家業をついでいる。


零細企業だから社員ファースト。自分がラスト


「二十万だって厳しいけど何とか確保する」と言った。


彼に連絡した。

次の日曜日に会いたいと


私は「一生添い遂げる気持ち」と伝え


「素敵なプロポーズをして」と言った。


彼は「大きな幸せは無理だけど小さな幸せを沢山集めて小さな幸せを一緒に育てようと」そして初めてkissをした。



一概には言えないけれど


彼の○が50で×が2


私の×がかなり減って30に○が2


プラス20


こんな幸せな奴はいない。


あれから16年。。。一度も喧嘩もしていない。


居心地もよい。


確かに経済的にはキツいけれど


彼は嘘つきではなかった。



幾ら考えても私は幸せです。

少しでも参考になれば嬉しいのですが

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