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クロえもん  作者: アサカ
1/1

日常にスパイスを

夏休みが終わり、学校に慣れ始めた頃。俊太しゅんたは6人でお弁当を食べているグループの輪のすぐそばで、昼休みを過ごしていた。俊太は聞き耳を立て、お弁当を食いながら6人の会話に入る隙を伺っていた。「サーティワンで一番美味いのはオレンジでしょ」と彼らはサーティワンの話をしている。俊太はここだと思い口を開いた。「いや違うだろ大納言あずきだろ!」一瞬の間が空いた後、「何を言ってんの?」や「ちょっと俊太は黙ってて」などの少し冷ややかな言葉が俊太に浴びせられた。俊太は今のは面白く無かったなと思いながら、お弁当に入っていたカップの底におみくじがあるほうれん草炒めを一気にかきこんだ。見た結果は中吉。こういうのはもっと凶とかの悪い方のやつもいっぱい出した方が良いと思うけどなぁーなどと考えていると、「俊太ぁーちょっ来て」と教卓の前でサッカー部とたむろしている光輝こうきに呼ばれた。「どうした?」と言いながら行くと「小林、俊太とポッキーゲームね」とクラスのいじられキャラの小林に光輝が言った。小林は、俊太のほうをチラッと見て光輝に向かって「罰ゲーム過ぎるだろw」と言うと光輝はフハっと笑った。「じゃあ、どうすんだよ」と周りにいたサッカー部のやつが言う。「じゃあ鳥獣戯画でシコるわ」と小林が返す。周りにいた奴らは笑いながら「キモすぎるww」「お前手帳持ちだろwww」と盛り上がっている。俊太は、呼ばれてのこの扱いに少しイラッとしたが自分の席に戻った。

「はぁー疲れた」やっぱ家は落ち着くなと俊太は自分の部屋で寝転がりながら思っていた。ゲームをしようとバックから携帯を取ろうとした時、ふと頭の中から声がした。周りを見渡すと机の上にぼんやりと何かが立っていた。そいつは全身が目の白目の所以外は全部黒色で、二頭身の化け物(化け物と言うほど恐ろしくはないが)だった。まぁ一言で言うと黒いドラえもんだった。「俺はお前があまりにストレスを感じるもんだから出てきたんだ」化け物は続けて「俺は幻覚や幻聴のようなものだ

妙な期待はするな」と言った。俊太は訳が分からずとりあえず「名前は?」と聞いた。化け物は「クロえもん」と答えた。俊太は妙にしっくりときた。

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