まったきひとつは、まったきひとつ
あくまでも聞きかじりの情報と偏見によって書いた疑問です。
なので特定宗教を悪く言う意図は有りません。
もしこれを読んでご気分を悪くさせてしまったのであれば、申し訳ありません。
とある一神教の話。
以前別の物で少し書きましたが、物足りなかったので更に少し掘り下げてみます。
なお、大前提ですが。
聞きかじりの情報と偏見で好き放題書いた内容なので、事実と異なる確率がかなり高いです。
なのでここでの話は、世迷言や戯言として受け取って頂けると幸いです。
とある一神教ですが、神の特性として【全き一つ】と言うのがあるそうで。
この全き一つとは、ありとあらゆる要素(概念含む)を持つ事を指すそうで。
つまり人であり動物であり物であり個体であり液体であり気体であり概念でもある。
全てを持って超越した存在。
凄いですよね。 そりゃあそんなのを感じてしまったら、人間ごときより上位の存在として崇目奉りたくなりますよね。
ところで少し話がズレますが、一神教って結構過激なんですよね。
汝隣人を愛せよと教えがある割には、その宗教の信仰者以外は悪魔と見る教えなので。
他には信者であろうとも、宗教の教えに反する行為をする者や反するよう誘惑する者も悪魔と定義付けされているようで。
だから悪魔からの声に耳を傾けるのは不信心者であり、宗教への反逆となる。
でも、でもですよ?
全き一つの神って全ての要素を含んでいるわけだから、その中には――――
悪魔も不信心者も反逆者も、宗教が定める大罪すらも含んでいるんですよね。
その神からの教えを信じ込むという事は、悪魔の言葉を受け入れ、悪魔の言葉の下で活動しているとも読める。
……かなり捻くれた考えですけどね。
なので、この全き一つってのは矛盾の塊なんですよ。
なお矛盾も全き一つに内包されている要素でしょうが、矛盾していないってのもまた全き一つに内包されている矛盾。
悪魔は神の敵だと言っといて、その神もまた悪魔であると。
そう言うのを踏み越えて、そんな矛盾があろうと、それを超越した存在が神だ!
…………って話なんですかね? よく分からん。
それととある宗派では、その宗教の天国へ入れる人数が制限されているそうで。
その数、14万4000人。
これ面白いんですよね。
その宗教が興って2000年近く経っていれば、その宗教の天国に相応しい信徒がそんな数ではとっくに満杯になっているであろう数ですね。
でもその宗派はまだそれを教えとして継続しているとか?
つまりまだ天国の定員に達してなくて、2000年近く経っても、まだそんな数すら迎えられない程度の宗教なのか? それだけの歴史があって、そんなに敬虔な信者がいないのか? とツッコミが入る。
一体、どんな意図で定員制と言ってしまったのか。
こんなガバガバ理論よ。
それに対して多神教の神々の人間臭さですよ。
神々も人間と倫理観とかの違いはあっても、感情とか行動とかは理解できる。
それぞれ司る概念が分かれているから、同じ宗教観なのに神と悪魔が混在するとかはほぼ無い。
まあ悪魔みたいな所業とか、邪神としか呼べない所業の神々も在るんですが。 それをひっくるめて神とする日本人の感性は……別の所で語ったのでパスします。
そして一神教最大の矛盾ですね。
この世界に一神教と多神教が混在している。
神、唯一神以外も在るじゃん!
これだけで世界に神は一柱だけではないと、答えが出てしまっている。
まあ一神教に言わせればその神々は、唯一神が見せた側面の一つであり、つまり神はやはり一柱だけ。
になるっぽいけど。
うーん、つまり各種多神教では神々は近親で子供を為す話も出てきますが、それを一神教にすると自力で、単体で子供を作って産んだ事に。
………………うーん、頭ウロボロスになって理解を拒んてしまう自分。
何度でも書きますが、これに特定宗教を悪く言う意図は全くございません。