第六章73 【1月3日/初等部4年生活動中】3/【内田 愛幸(うちだ あせち)】の準備3
【内田 愛幸】は【疑似運命の三女魔神】の【霞呼(過去)】、【依真(現在)】、【美蕾(未来)】と自分が新たにやった事の確認をする事になった。
【内田 愛幸】は、
『さぁ~みんな、復唱・・・言葉を繰り返してくださいね~』
と言った。
【霞呼】は、
『わかったよ、おじちゃん【霞呼】繰り返すよ』
と言い、【依真】も、
『うん。【依真】も繰り返す』
と言い、【美蕾】も、
『【美蕾】も【美蕾】もぉ~』
と言った。
【内田 愛幸】は、
『ではまず、【イマジネーション・バタフライ】を幼虫から蛹にしましたぁ~。
はい、どうぞ』
と言った。
するとそれにあわせて
『【いまじねーしょん・ばたふらい】をよーちゅーからさなぎにしましたぁ~』
『【いまじねーしょん・ばたふらい】をよーちゅーからさなぎにしましたぁ~』
『【いまじねーしょん・ばたふらい】をよーちゅーからさなぎにしましたぁ~』
と【三女魔神】が一柱ずつ繰り返す。
そして、
『ねーねーねー【いまじねーしょん・ばたふらい】ってなぁに?』
『ねーねーねー【いまじねーしょん・ばたふらい】ってなぁに?』
『ねーねーねー【いまじねーしょん・ばたふらい】ってなぁに?』
と同じ言葉を繰り返す。
この【三女魔神】にはまだ、【個性】がインプットされていない。
そのため、今はほぼ同じ思考を繰り返し、同じ様な言葉を繰り返すだけだ。
思考が【三女魔神】同士で一部リンクしており、どうしても一柱目の発言に二柱目と三柱目が引っ張られる形の思考となっている。
違いと言えばせいぜい、自分の名前を名乗る時の名前の違いくらいである。
後はバカのひと覚えの様に、【霞呼】が言った言葉を【依真】が繰り返し、それをさらに【美蕾】が繰り返すと言う事をしている。
彼女達はまだ産まれたばかりの純粋無垢な状態。
これから、【内田 愛幸】は【三女魔神】それぞれに【個性】をインプットして、特性を出していく。
それを運命の日である【2月29日】よりも前には完成させるつもりでいた。
今日の所は教育を兼ねて自分のやった事を復唱させると言う作業をとっていたのだった。
【内田 愛幸】は、
『【イマジネーション・バタフライ】というのはね、【チョウチョ】だよ。
ひらひらと舞って、目的の場所に着いたらあらかじめ想像した通りの形になる【おもちゃ】だよ。
君達もいずれ使える様にしてあげるからね。
きっと、おもしろいよ』
と言った。
【三女魔神】達は、
『おもしろそー』
『おもしろそー』
『おもしろそー』
と喜んだ。
繰り返すがまだ個性はない。
インプットされるのはこれからである。




